“ 生き物の幸せ ” という概念に関する私の今の考え(2020/9/14)

こんばんは。(くもり、時々小雨)レモンパイです。今日も涼しげな一日となりました。ここ数日は頭がスッキリしていてスラスラと様々な作業に取り掛かれたものの、今日は眼精疲労による頭痛を感じています。体のどこかが、常におかしいこの頃です。(汗) 今夜は料理をする時間がなかったので、久々にモスバーガーを食べました。初めてグリーンバーガーを頼みましたが、バンズがやや硬い感じがして本来出せるはずの美味しさをかき消しているような気がしました。

今日は、俳優の芦名星さんの訃報がありました。初めて拝見した出演作品が何だったのかは憶えていないものの、昔からコンスタントに活躍されているイメージがあって、最近だと「相棒」シリーズでの週刊フォトスの記者役の演技が良かったなと思います。来月に始まる新シリーズでもご登場の予定があったみたいで、個人的に楽しみにしていました。

 

以前も似たようなことをこの場で発信したかもしれませんが、世の中をより多くの人が生きやすい社会迷い悩んでも踏みとどまることの出来る社会にするには、亡くなっていった方々の “ 心の声 ” を掬えるようにならないといけないと思います。ご本人がいったい何と闘っていたのか。死を悼むことはもちろん大切だけど、これまで通り「悼むだけで本当にいいのかな?」と思ったりするんです。

 

「じゃあどうすればいいの?」と問われると困るのですが、根本的な有り様としては、誰もが誰かに対して優しくなることが必要に思います。人を救えるのは、 “ 優しさの連鎖 ” ではないのかなと。

 

それでは、本題に入ります。今回もメダカ飼育に関するネタが降りてこなかったので何を書こうか悩みました。その結果、 “ 生き物の幸せ ” に関する私の考えを述べることにしました!

 

たまに聞く表現である、 “ 生き物の幸せ ”“ ペットの幸せ ” といった言葉。私自身も深く考えずに使うことのある言葉ではあるものの、人間の「幸せ」という概念を、人間以外の生き物に当てはめて考えることに疑問を抱いています。なぜなら、生き物は人間のように高度な社会を形成したり、生きること以外に何かを考えることがないと思うからです。その点で、人間と他の生き物の間には明確な線引きがなされます。

( チンバンジーやゴリラのレベルなら、人間の幸せの概念を当てはめることに不自然さはあまり感じないかなと思います。 )

そもそも、他の生き物たちは “ 幸せに生きる ” ことがこの世に生を受けた意味ではなく、単に子孫を残し命のバトンタッチに成功することしか意味を持たないように思います。だから、例えば人間側がペットとして飼うメダカをどんなに “ 可愛がったつもり ” でも、 “ 最高の飼育環境を用意してあげたつもり ” であっても、そのメダカが子孫を残すことが何よりの生きる目的なのだという仮定に立つと、メダカのことを思っていろいろやることの大半は、 “ 飼育者の独善 ” に過ぎないのではないでしょうか? 

 

別に、生き物やペットの幸せを考えることが、無意味だと言いたいわけではありません。命あるものに対し尊敬の念を抱くことや、大切に扱おうとすることは本当に重要なことだと思っています。でも、当たり前のように人間世界の概念である “ 幸せ ” を、生き物たちに当てはめて

「あのインコは長生き出来たのだから幸せだ」
「あの金魚は過密で展示されているから不幸だ」

といったようにあれこれ論じるのは、置いてけ堀にしている視点や論点があって個人的に引っ掛かるのです。

 

例えば、今日は私にとって大切な大切なインコである、レモンちゃんの通院に行ってきました。彼女は10歳超えのおばあちゃんでして、現在は糖尿病患者でもあります。彼女は昔からいろんな物を食べることが大好きだったのに、糖尿病が発覚してからは私の厳しい食事管理によって、ほぼ同じご飯しか私からは与えられなくなりました。

 

私の願いは、彼女に少しでも健康で長生きしてもらうことです。健康&長寿こそが【幸せ】かもしれない。でも、レモンちゃんの欲求を考えれば、寿命が縮んでも最期まで好きなご飯を好きなだけ食べられた方が【幸せ】なのかもしれない。ただ、上述したような子孫を残す観点でみると、いずれにせよ今まで卵を産んだ経験のないレモンちゃんはどのみち【幸せ】にはなり得ないのかもしれない。はたまた別の観点で、糖尿病というインコにとって不治の病を患ってしまったのだから、苦しむ前に一刻も早く命を終えられた方が【幸せ】なのかもしれない。

・・・【幸せ】にもいろんな視点がありますよね。そして、生き物に仮に幸せの概念があったとしても、我々人間が対象の生き物が幸せなのかどうかについて、意思の疎通を図って確認することは出来ないのです。

 

本日の写真

パレット(仮)メダカ ①

写真は、かなり久々の登場となるメダカかもしれません。2020年生まれの自宅オリジナル系統でして、パレット(仮)メダカになります。何で「パレット」という仮称で呼んでいるのかについては、残念ながら失念しました。(汗) 自宅の古参系統である錦メダカ F4 のオスと、今年にお迎えした夜桜メダカのメスとの異種交配により作出しました。

パレット(仮)メダカ ②

パレット(仮)メダカ ③

パレットメダカ達を見て驚いたのが、見た目がほぼ錦メダカなことです。母親は全員1匹の夜桜メダカなのに、その夜桜の要素を見せる個体がほとんど見当たりません。面白いですね。(^^)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!