ミックス親魚流木事件

こんにちは。(くもり)レモンパイです。

 

当ブログや旧ブログ、そしてツイッターにて、「どこまで私のプライベートな情報を書くのか?」については、よく迷うことではあります。当初は、出来るだけメダカのことしか書き込まない予定でしたが、堅い人に徹してしまうと親近感が湧きにくいということで、少しずつ緩く考えるようにはなりました。

 

緩くしてきたとはいえ、それでもまだまだフォロワーの方々には、ミステリアスな人だと思われていると思います。(笑) 実際の私もおそらくミステリアスに思われているはずですし、プライベートな情報を曝け出すことには抵抗感が強いです。

 

でも、ツイッター上で「質問箱」をやるつもりはないですが、何かお聞きになりたいことがありましたら、リプ経由でもDM経由でもコンタクトを取って頂ければと思います。内容によっては、プライベートな情報でもお答え出来ると思います!

 

ミックス親魚流木事件

それでは、本題に入ります。今回は、2日前の 2018/2/2 に自宅で起きたある事件( 事故 )について書いてみることにしました。事件が起きてしまった原因などについて、考えをまとめてみました。

 

( 今回の記事を機に、事件/事故というカテゴリーを創立しました。過去に起きた事件としては、直射日光ボイル事件もカウントしています。 )

 

2018/2/2 の出来事

2日前は午前に雪が降り、午後になって止んでもずっと寒く感じた一日でした。その日の午後は、「どうせ室外メダカ方面ではやることはないかな~」と思いながら、いつものように室外の全水槽を対象とした上見による軽い観察をしました。

 

すると、「2017年の繁殖シーズン前半戦( に活躍してくれた )の親魚のミックス水槽にて、2、3匹の個体が水槽手前で浮いた状態で力尽きていたのを発見したのです。しかも、よくよく調べたところ、水槽底にも何匹か力尽きた個体がいることにも気が付きました。

 

いつも排水に使う灯油ポンプで、飼育水の大半を抜き、軽くなったところで水槽を作業場に持っていって、中身を全部調べてみました。その結果、当時水槽の中にいた15匹の親魚全員が力尽きていたのだと知りました。

 

最近までのミックス水槽について

実は、今回メダカが全滅してしまったミックス水槽については、気になる点が2つありました。

 

1つ目は、4日前の 1/29 に、ザリガニ達に使おうと、長らく使っていなかった流木を投入していたことです。

 

その大きい流木については、いくつかの欠片に分解して、玉葱水槽などに投入しようと考えていました。親魚のミックス水槽に投入したのは、ふやかして分解しやすくしたかったのと、その水槽が一番大きい水槽だったことです。

( 記事内では書きませんでしたが、 1/31 には、とりあえず本体と小さい欠片の2つに分解して、水槽にまた戻しています。

 

そして2つ目は、1~2週間くらい前から、力尽きている個体が少なくとも2匹は出ていたことです。もっと多いかもしれません。「まだまだ元気な成魚が力尽きるなんて、運がなかったのかな?」と思いつつ、その力尽きた数匹を水槽から取り出した記憶があります。

 

越冬中に体の丈夫な成魚が力尽きることは、件数としてはほとんどないですが、珍し過ぎるということでもありません。一応、数匹の脱落個体が出ているのに気付いた際に、他の生きている個体を掬って詳しく観察したと思うのですが、明らかな病気や体調不良の個体は見かけなかったはずです。

 

上記の2点などを踏まえた上で、今回の事件の原因について、いくつかの可能性を考えてみました。

 

可能性①:飼育水内の酸欠

3日前のテーマ記事では、「私には、メダカが酸欠に陥っている状態が分からない」と記述しましたが、まさにその酸欠が起こってしまったのではないかなと考えました。

 

力尽きている15匹を1匹ずつ調べたところ、病気に罹っていた形跡はなかったですし、皆綺麗な体をしていました。また、軽度なレベルであっても、毎日室外水槽を観察している私が全滅の手前の段階で気付けなかったということは、15匹が一斉に力尽きた可能性が高いと思います。

 

水槽内の全個体が一斉に力尽きたのであれば、やはり酸欠の可能性が一番有力なのかなと思います。

 

可能性②:流木の悪影響

ミックス水槽の異変に気付いた直後は、流木がいけなかったのかと真っ先に考えました。その長らく使っていなかった流木のアクの影響で、飼育水はやや茶色く変わっていきましたし、その水槽では他に何も変わったことはしていなかったからです。

 

また、流木を分解して水槽に戻したことにより、その流木に出来た新たな断面( 内部 )から、メダカ達にとって有害な物質が直接的または間接的に生まれた可能性も考えられます。

 

ただし、その流木自体は、過去に室内水槽や室外水槽のメダカ達へ、安心して使い続けていたものでもあります。流木を切って沈めたところで、突然有害なものに変わるのかという疑問が残ります。

 

可能性③:強力な伝染病

最後に可能性として挙げられるのは、エロモナス病などの強力な伝染病が蔓延していた可能性です。私は過去に、幹之メダカの P の世代において、エロモナス病による短期間での大量脱落を経験したことがあります。

 

ただし、この可能性はほとんどあり得ないかなと思います。私の管理下のメダカ達の間で、そんな大病が発生するとは考えづらいですし、本当に強力な伝染病があってそれに私が気付けていなかったのなら、他の水槽のメダカ達も同じ目に遭っていてもおかしくないからです。

( 今のところ、自宅で似たような大量脱落の起きている水槽はありません。 )

 

今後の対処

ネット経由でいろいろ調べたり、自分なりに冷静に考えたところ、上記の「① 酸欠の可能性」「② 流木の可能性」、そして「①&②のダブルパンチの可能性」のいずれかが真相だと思います。

 

もう住人が全滅してしまった後なので、対処らしい対処はないのですが、とりあえずその水槽では床材をどかして水道水を張り、そこにまた流木を投入しました。流木から本当に、生体にとって有害な物質が出るのであれば、時間を掛けて水替えをしながら出し切りたいと思います。

 

「③ 強力な伝染病の可能性」については、一応完全には無視出来ないので、ミックス水槽の排水に使った古い灯油ポンプは、処分して新しいものに変えることにしました。

 

最後に

今回全滅が起こってしまったミックス水槽では、他の水槽と同様の手入れをしていました。 飼育水から異臭はせず、飼育密度は決して高くなく、水面を最も広く確保出来る水槽でもありました。正直、今回の事件から何を教訓にしていいのか分からず困っています。

一昨日はやや鼻が詰まっていたので、僅かな異臭を嗅ぎ落としていた可能性はありますが。

 

今回の事件により、小川ブラックメダカ前・灯メダカが絶滅してしまいました。とても残念で悲しいのですが、系統の存亡に直接関わる「2017年の繁殖シーズン後半戦の親魚のミックス水槽」の方の被害でなくて良かったなとも思います。それは不幸中の幸いです。

 

本日の写真

元魔王メダカ F2

諸事情により、今回は昨日撮った写真を載せました。元魔王メダカ F2 です。

元魔王メダカ P

そして2枚目に写っているのは、事件のほんの少し前にツイッターに載せた元魔王メダカ P です。今回の一件では、写真2枚目の自宅で最も魔王メダカに似ていたメスも力尽きてしまいました。お気に入りの個体だったので、本当に残念です。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!