小規模メダカ品種改良志向者の、悪循環(2019/9/29)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。日差しは強くなかったものの、今日もまだ蒸し暑かったですね...。

 

今日は久々に新宿へ行ったのですが、ラグビー観戦の為に来た外国人観光客と思われる人がいっぱいいて、普段より賑やかな感じがしました。(^^) オーストラリアのユニフォームの方が一番多かったように思います。

この記事の投稿後にツイートで写真を載せる予定ですが、新宿で時間があるとほぼほぼ寄るアクアアショップがあるので、今日はそこへも行ってみました。良い出逢いがあったので、後日詳しく情報発信出来ればなと。

 

小規模メダカ品種改良志向者の、悪循環

それでは、本題に入ります。緩めのメダカテーマについて情報発信する「ひとりごと記事」の投稿です。今回は、私レモンパイがメダカ飼育において陥っている “ ある悪循環 ” について書いてみました。

 

何で悪循環に陥ってしまうのかというと、私が欲張りなメダカ飼育を続けているからです。(汗)

 

段階①:たくさんのメダカ系統を抱え、繁殖させる

まず、改めてお話することでもないですが、私はたくさんのメダカ系統(種類)の飼育をしています。昔はコレクションとしてメダカを集めていた節があって、今では

“ レモンパイオリジナルの品種改良や新種作出を果たす為 ”

に、それぞれの系統で出来るだけ多くの子孫を入手できるよう、繁殖の成功や採卵に努めています。

 

段階②:狭い飼育スペースにより、各系統の子孫の育成展開数が限定される

メダカの品種改良や新種作出を実現する為には、際限なく子孫を入手して育成を展開することがとても重要なのですが、残念ながら私の場合は飼育スペースが数畳分しかないので、各メダカ系統にて育てられる子孫数に制限を設けざるを得ません。

分かりやすく説明すると、理想のメダカの育成展開数

【理想版】
・A系統の子孫 → 500匹以上、もっとでもOK
・B系統の子孫 → 500匹以上、もっとでもOK
・C系統の子孫 → 500匹以上、もっとでもOK

だとするならば、狭い飼育スペースの現実では

【現実版】
・A系統の子孫 → 200匹まで( 優遇度1位 )
・B系統の子孫 → 150匹まで( 優遇度2位 )
・C系統の子孫 → 100匹まで( 優遇度3位 )

といったようになります。ただ系統の子孫の育成展開数の全体に制限を掛けるだけでなく、その時その時の状況によって各系統間で優遇度合も決めたりしないといけません。

 

段階③:少ない育成展開数ゆえに、理想的な形質表現の子孫が少ない

子孫の育成展開数に際限がなく、500匹でも1000匹でもそれ以上でも子孫を育てられるのなら、その分飼育者にとって理想的な形質表現の個体に出合える確率が高くなります。例えば、「C系統」のメダカから500匹の子孫を入手した際、理想的な形質表現の個体の出現率が5%程度なら、

● C系統の子孫について【理想版】
子孫の育成展開数:500匹
⇒ 理想的な形質表現の出現率:5%
⇒ 理想的な形質表現の個体:25匹

というように、次世代の親魚として活躍してもらえそうな子孫が25匹も入手出来ますね。一方、育成展開数に制限を設けないといけない現実では、

● C系統の子孫について【現実版】
子孫の育成展開数:100匹
⇒ 理想的な形質表現の出現率:5%
⇒ 理想的な形質表現の個体:5匹

となってしまいます。親魚に選びたいような、理想的な形質表現の個体がたったの5匹しか生まれない場合、【理想的な形質表現の個体】同士で繁殖を行えない可能性が出てきます。5匹全員がオスだったり、逆にメスだったり...。

 

段階④:次世代の繁殖時の親魚選びに、妥協せざるを得なくなる

育成した子孫の中から次世代の親魚を選ぶ際に、親魚候補個体がたったの5匹では、様々な問題リスクが浮上します。

例えばその親魚候補の5匹のうち誰かが、採卵の機会までに死んでしまうことがあるかもしれません。そうなると

【理想版】
“ 理想的な個体 ” × “ 理想的な個体 ” 

の繁殖用のペアリングを組むことが出来ずに、

【現実版】
“ 理想的な個体 ” × “ 妥協した個体 ” 
または
“ 妥協した個体 ” × “ 妥協した個体 ”  

というようなペアリングを組まざるを得ないケースが出てきます。

 

ここでいう “ 妥協した個体 ” とは、例えば

背曲がりのある個体
・頭やヒレなど輪郭の歪な個体
・紅帝メダカであれば、体色の薄い個体

などになります。こういう妥協した個体を親魚に選んだ場合、品種改良実現までの道のりが遠のくことに繋がったり、元々の特長形質を弱めてしまうことに繋がったり、場合によっては良くない形質表現を固定化してしまうリスクも孕んでいます。

 

段階⑤:①へ戻って悪循環が続いていく...。

そして、この記事のタイトルにある「悪循環」についてですが、狭い飼育スペースにおいて各系統に制限のかけた育成を展開していくと、段階④で記したような “ 理想的な個体 ” を親魚に選んだ繁殖を出来ないことや、良くない形質表現の個体を固定化してしまうことが、悪循環として起こり続けてしまうのです。

悪循環のイメージ図

イラストにすると、上の図のようになりますね。品種改良や新種作出を目指しているはずが、何年経っても達成出来ないどころか大して何も起こらない可能性が高まるのです。

 

悪循環を食い止める方法は?

上述のような悪循環が起きてしまう大きな原因は、私が “ 飼育スペースの狭い飼育者であるにも関わらず ” 、欲張ってたくさんのメダカ系統を抱えていることです。 ※ 飼育系統数を削減し、各系統における育成展開数の制限を緩和することが出来れば、悪循環を起こりにくくすることが出来ます。

※ 関連記事 → 2019/2/12の記事:改めて “ 飼育系統数の削減 ” の意味

ただ、新種作出を目指すという観点からは、様々なメダカ系統を抱えて「異種交配の選択肢」を多く維持しておくことも大切だったりするので、簡単に飼育系統数を減らしていこうという考えにもならないです。(汗)

 

最後に

今回お話したことは、あくまでも “ 小規模の品種改良志向者における悪循環 ” になります。品種改良とか新種作出には興味のない、一般のメダカ飼育者様が気にされることではないです。m(_ _)m

 

本日の写真

北斗メダカ ①

今日はほとんどメダカ作業が出来ず、全員に1回のエサやりと水槽への水足しくらいしか出来ませんでした。写真は北斗メダカのメスになりますが、この子は撮っただけです。(汗) 1枚目が上見で、2枚目が横見です。

北斗メダカ ②

今年の繁殖シーズン中に1匹だけでお迎えし、自宅のオカメメダカ F4 との異種交配を考えていたものの、このメスは縄張り意識が強いのかオスっぽいのか、同居するメダカに喧嘩を仕掛けがちで繁殖はまだ確認出来てません。 “ メダ間関係 ” に難があるのは、何だか私みたいで同情しますね。(汗)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!