メダカの「不特定繁殖」は愚行なのか?(2020/2/17)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜は、久々にピザを作ってみました。私のような脂肪肝の人が作っちゃいけないやつです。(笑) いつもピザ生地から作るのですが、もう今後しばらくピザは作らないだろうということで、8枚分作って余りを冷凍しました。せっかくなので、ヘルシーなピザレシピを考えようかな?(^^)

本題に入りますが、記事のタイトルにあるメダカの「不特定繁殖」というのは、複数種類のメダカを1つの水槽(繁殖用水槽)にまとめて飼って、その水槽から卵を入手し育成していくことという意味にさせていただきます。言い換えれば、

“ 親魚の組み合わせの分からないメダカを入手すること ”

ですね。場合によっては、同じ種類同士の両親から生まれた子孫がいるかもしれないですし、そうではない子孫が出てくるかもしれません。

 

もちろん、メダカを1つの水槽で複数種飼っていれば、そういう誰が親なのか分からない卵(稚魚)が入手出来るのは普通なことで、そういう子孫を大切に育てられている飼育者の方も少なくないと思います。それ自体は愚行でも何でもありません。

 

私がタイトルで「愚行なのか?」という表現を使ったのは、メダカの新種作出を目指す手法として、「面倒くさい...なら1つの繁殖用水槽に気になる種類を全部混ぜちゃえ!!(笑)」という感じで、メダカ達に自由に異種交配をさせることに対してです。例えば、固定化したいような興味深いルックスの子孫を入手出来たとしても、その興味深い同じルックスの個体がオスメスで揃うなら問題ないですが、揃わなかった場合に「やっぱり誰が親なのか分かんないから繁殖で親魚として使いづらいな...」なんて事態に陥るかもしれません。

そもそも、メダカの異種交配で何らかの新種を作出しようとする場合は、その異種交配子孫の F2 世代や F3 世代まで入手してみないと、頭のイメージが実現しそうかどうか分からなかったりするので、そういう意味でも親魚の組み合わせに自信の持てない個体を、安易に扱うべきではないのかなとも思います。

( 受け売りの情報になりますが、例え親魚の種類の組み合わせに目星が付いたとしても、どちらが父親でどちらが母親かで違う結果になる事例がります。 )

私自身、メダカ飼育歴の浅い頃だと、1つの水槽で複数の種類をまとめて飼ってみて、身元不明の子孫も分け隔てなく育成していた時期がありました。でも、品種改良や新種作出の過程を正確な情報で記録したり、こうやってメダカブログで情報発信する上では、やはり対象のメダカの身元を明らかに出来ないと気持ちが悪いので、近年は不特定繁殖は行わせないようにしていますね。

 

ということで、基本的に自宅メダカ達の間での不特定繁殖については、敢えてそれを行わせるほど興味はないです。(汗) ただ、現時点だと北斗メダカ水晶メダカなど、「その種類では1匹しか飼っていないけど、子孫を残してあげたい、でもたくさんは飼えない」という難しい立場のメダカ達も飼っているので、そういう子達を対象に不特定繁殖を行わせるのもアリなのかなと、面白いのかもなと今日は考えていました。

 

・・・投稿期限まで時間がなかったので早足で書いてしまったので、遠くない将来に似た内容の記事を今度はイラスト付きで投稿してみようと思います。 m(_ _)m

 

本日の写真

錦メダカ F4 ①

写真は、3枚全て錦メダカ F4 になります。自宅での歴史は古い方の彼らについては、1枚目の個体のように背曲がり等の不格好な体型の個体の多さに悩まされ続け、昨年生まれの F4 世代を最後にもう畳もうと考えていました。自宅の錦メダカのことを考えたり見る度に、ブルーな気分になっていたので。

錦メダカ F4 ②

でも、今日改めて錦メダカ F4 を観察してみたら、やはり端正な体型の個体はいないんですけど、「体型は案外悪くないかもな?」と思える自分がいました。錦たちが変わったのではなく、私の見方がやや楽観的になったということなのか...メダカを観るその時々の精神状態や体調によって、捉え方は大きく変わるのかもなと思いました。(汗)

錦メダカ F4 ③

今日は深く考え直したところ、やはり自宅の錦たちを断絶させるには惜しいなということで、今年2020年は異種交配というかたちで子孫を入手しようという方針になりました。出来るなら、既存の他系統との統合交配が理想ですが、場合によっては外部から異種交配の相手を探すかもしれません。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!