おはようございます。(晴れ)レモンパイです。
当記事はテーマ記事ですが、最近の飼育記録記事は夕方の5時~6時の間に投稿することが多いです。その時間帯を選んでいるのは、夕方は室外メダカのエサやりを行わなくなる時間帯( エサやり回数の確定 )だということと、投稿が遅過ぎると、その日に作った記事をその日に読者の方々に見て頂けない可能性が高くなるからです。
テーマ記事は一気に書き上げることが多いですが、飼育記録記事は一日に何度もパソコンの前に座り直して徐々に作り上げています。・・・私のブログ事情を少しお話しました。(笑)
私の水草の植え方
では、本題に入ります。水草を床材に植える時に、私が普段どのようなことに気を付けているのかについてです。具体的には、 ※ 水中で水草を育て、簡単には浮いてこないようにする為の方法です。
※ 多くの水草は、水上栽培も水中栽培も可能です。
( 水草には様々な種類がありますし、文章をメインで説明するは難しいことですが、私なりにシンプルにざっくりと記事を書きました。 )
水草を植える床材
私の経験上、【 順調な育成 】や【 床材からの抜けにくさ 】、【 メダカとの相性 】の点から、ソイルが最も水草を植える床材に適していると考えています。また、植えた水草がやや抜けそうになった時に、ソイルだと水草を傷付けずに何か棒状のものでポジションを整え直すことが可能になります。
ソイル以外の床材を使う場合は、出来るだけ目の細かくて角の少ないものを選びましょう。床材を敷く厚さとしては、最低でも 2cm は必要だと思います。
植える前の水草の手入れ
水草を植える前に、 ①【 不要な部分を取り除くこと 】や ②【 おもりを付けること 】、 ③ 【 サイズを調節すること 】等を、必要に応じて行います。
① “ 不要な部分 ” とは、基本的には『床材に埋まる部分の葉』や『病気に罹っていたり枯れている葉や茎』のことです。葉が床材に埋まると、床材の中で葉が枯れたり腐ってしまい、その腐った部分が繋がっている他の健康な部位にまで悪影響を及ぼす可能性があります。ハサミ等で除去しましょう。
( もともと丈夫な根っこが生えてる水草であれば、根の部分だけを埋めれば大丈夫です。 )
② 水草によっては、単体だと床材の中に留めるのが難しいものがあります。例えば、根っこのない状態のアナカリスの場合、細い茎一本で床材に定着させるのはとても困難になります。そのような時に、水草におもりをつけたり、根の生えている他の水草と束ねて一緒に植えられるようにする必要があるのです。
③ 水草のサイズについては、例えば先ほどのアナカリスやカボンバ、マツモなどの有茎草の場合、植えた時に飼育水の深さを超えない長さにしましょう。しかし、短過ぎると育成が上手くいかない恐れがあるので、最低でも健康な葉が複数枚付いている状態のものを選びましょう。
グロッソスティグマなどの前景草は、縦ではなく横に成長する水草ですが、それらの場合は根がしっかりと生えているのであれば、1株ずつに分けて植えても構いません。根が弱かったりほとんどないものは、カットせずに複数株のままで植えましょう。
床材に植える作業
水草を植えるのに適しているのは、水槽内に飼育水を入れていない状態です。それは、浮力で床材から抜けやすい水草の場合は、水中で植える作業が大変になるからです。とはいえ、床材に水分がないと、作業中に水草が乾燥してしまう恐れがあるので、植える作業の時は床材より数ミリ高い場所まで飼育水を張るようにします。
水草を実際に植える時は、植える場所の床材を少し掘り、そこにピンセット等で優しく摘まんだ水草を置きます。その後、掘った分の床材で水草の回りを埋めれば完了です。
( 根や茎などの床材に埋める部分は、真っ直ぐに植える必要はありません。 )
植えた後の水槽に飼育水を満たす場合は、出来るだけ水流が起こらないように優しく注ぐようにします。具体的には、飼育者の手のひらや開いた牛乳パック等をクッションにして、飼育水を丁寧に流し入れるのです。この作業で油断をすると、植えた水草が抜けてしまう可能性があります。
水草が安定するまでの間
水草を無事に植えられたら、しばらくの間水草が床材の中で根を伸ばして定着するまで見守る必要があります。気を付けることは、【 フィルター等によって発生する水流が水草に直接当たらないようにすること 】や【 水草を抜く可能性のある生き物を水槽に投入しないこと 】です。
” 水草を抜く可能性のある生き物 ” は、金魚や大きいお掃除貝などのことです。ちなみに、メダカが水草を抜いてしまうことはありません。
( ヒメツメガエルなら、定着している水草も引っこ抜いてしまいます。 笑 )
最後に
水草は鉛で束になった状態( = 鉛巻き )で売られていることが多いです。その鉛は、水草のおもりとしても使えますが、後々生体にとって何か有害な成分が溶け出したりすることが怖いので、私は使いません。また、新規に購入してきた水草を植える際は、水草に付着する残留農薬やスネールの混入に注意してください。
どうしても浮いてきてしまう水草には、石や流木、置き物を使って、床材の上から抜けないように固定するなどの工夫をしましょう。
本日の写真
写真は、自宅で唯一の楊貴妃透明鱗スワローメダカさんです。長く伸びたヒレや病気に罹っていた時期があったことにより、性別については迷っていたのですが、ちゃんと “ 背びれを二分する切れ込み ” が確認出来たので、オスということで今日断定出来ました。
背曲がりの程度から繁殖可能な体型なのか不安なのですが、(笑) これからの繁殖シーズンではあるメダカとの異種交配を試みるつもりです。そのあるメダカについては、まだ内緒です。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!