こんにちは。(くもり)レモンパイです。
毎回、私は当ブログを更新した後も、念のために記事のチェック( 誤字がないか等 )をするのですが、自分のブログを開く際に出てくる記事のアイキャッチ画像にだんだん飽きてしまいました(笑)。あれは( 天の川×東天光スモールアイ )F1 ですが、10月になったら新しいメダカ記事用のアイキャッチ画像を用意しようと思います。(^_^)
メダカの固定率
では、本日のお題に入ります。固定率についてです。
固定率とは?
固定率について説明すると、同じ形質表現のメダカを両親にした場合に、その子ども達の中でどのくらいの割合が両親と同じ形質表現になるのかということです。固定率は、同じ形質表現のメダカ同士による繁殖を重ねれば重ねるほど、限りなく100%に近づきます。ただし、例外として子孫に受け継がれない形質(遺伝子)というものも存在します。
固定率が高ければ高いほど、一つの種として確立されていることになります。ヒメダカや白メダカ、青メダカは、作出の歴史が他の新興変わりメダカよりも古いので、市場に出回っている彼らを繁殖させれば、親と同じ形質の子孫を得られやすいです。
私の東天光セルフィンの固定率
自宅には固定率がかなり低いと疑われるメダカがいます。そのメダカは、東天光セルフィンメダカです。
東天光セルフィンメダカを購入したのは去年の冬ですが、私はそれ以前に普通の東天光を飼育していました。その普通の東天光については、昨年の夏にたくさん繁殖させることに成功したのですが、選別を全くしなかった為に体調不良や病気を患う個体が増え、今年の春の時点では親メダカも含めほとんどがいなくなっていました。
そして、※ 普通の東天光はメスしかいない状況になってしまったので、今夏は( 東天光セ×東天光セ )の通常交配と、( 東天光セ×東天光 )の異種交配を行ったのです。両方のペアリングで生まれた子ども達は、混ぜて飼育していました。
※ 春の時点では稚魚の状態だった普通東天光のオスが今は1匹います。
説明が長くなってしまいましたが、何が言いたいのかというと、今抱えている東天光セルフィンの若魚たちの水槽には、母方が普通の東天光の若魚も混ざっているので、セルフィンの形質を表現している若魚が少ないかもしれないということを予想はしていたということです。
しかし、今夏に生まれたあらゆるメダカが繁殖可能なサイズにまで成長している中、東天光系の若魚水槽にはセルフィンの形質表現をする個体が全く見られませんでした。つまり、今夏の繁殖の結果を見れば、私が購入してきた東天光セルフィンの固定率は低かったと考えられるのです。( セルフィンという形質に注目すれば、固定率0ですね。 )
最後に
アクアショップ等でメダカを購入する際は、※ 固定率は実際に繁殖させてみないと分からないということを踏まえた方が良いということですね。私は東天光セルフィンを購入したことに対して全く後悔はしていませんが、今夏に生まれた子ども達の来夏の繁殖に期待ですね。
※ アクアショップによっては、固定率の情報を持っている場合があるので、固定率が気になる方は店員さんに聞いてみましょう。
本日の写真
写真は、東天光セルフィンの遺伝子を持つ若魚たちの水槽です。彼らをセルフィンの有無で選別しようにも、セルフィンを持つ個体がいないのでその基準では選別出来ません。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!