こんばんは。(くもり、時々晴れや小雨)レモンパイです。今日のお空は不安定な表情でしたが、昨日に続いて風は気持ち良かったです。
ここ2週間くらい、ブログ内にて私の両脇の炎症について触れ続けてきましたが、昨日から少しずつ快方に向かってきたように思います。(^^) 自分が健康でないと、たくさんいるメダカ達の飼育がままならないですね。
来月に投稿する予定の記事のネタバレ?に繋がってしまうので、何について調べていたのかは伏せますが、昨日はあることをネットで調べていたら “ 循環交配 ” というワードが出てきました。
「循環交配とは何か?」...残念ながらwikiに載っておらず、何かに詳しく載っていたとしてもおそらく生物学の専門書だと思うので、ここでクリアにご説明することは出来ません。その上でですが、いろいろ可能な範囲で調べを進めてみると “ ある種類の生物において兄妹間での累代(交雑)を避けること ” が、一つの解釈として挙げられるかなと考えました。
メダカに当てはめて考えてみます。例えば幹之メダカ。お店で買ってきた1ペアの幹之メダカ( = P世代 )の繁殖により、 F1 世代の子孫を入手したとします。「この入手出来た F1 世代を累代させて F2 世代を入手する過程」では、兄妹間での交配を行うことになります。
ただ、 F1 世代の兄妹の中から別々のペアリングを複数用意し、その複数を別々に繁殖させると、その複数分の系統が出来上がります。例えば1ペアから成る4つのペアリングを用意したとすると、
「A君×Bちゃん」による累代 ⇒ F2 世代の入手( AB系統と命名 )
「C君×Dちゃん」による累代 ⇒ F2 世代の入手( CD系統と命名 )
「E君×Fちゃん」による累代 ⇒ F2 世代の入手( EF系統と命名 )
「G君×Hちゃん」による累代 ⇒ F2 世代の入手( GH系統と命名 )
のようになります。4つの系統は、どれも「幹之メダカ F2 」とは言えるけど、見た目も中身もほぼ同じに見えるけれど、親である F1 世代のメンツが異なるのです。
そして、「 F2 世代を繁殖させて子孫を入手しよう!」となった時に、それぞれの系統間で累代をさせればそれぞれの F3 世代が入手出来ますが、系統間で交配( =例: F2 世代のAB系統のオス× F2 世代のCD系統のメス )させると、それは親戚間ではあっても兄妹間の交配にはなりません。 F2 の系統間の交配によって生まれた幹之メダカは、祖父母(最初の1ペアの P世代 )は同じであっても、厳密には...ごめんなさい、私自身も頭がこんがらがってきました。(汗)
今回何が言いたかったかというと、メダカについても、ある種類を単純に交配させ1つの系統として維持するのではなく、「一つの種類の中に複数の系統を作っておくという考え方」も重要なんじゃないかなということです。メダカを飼い続けていると、どうしても近親交配の問題は避けられないので、ある個体の家系図を辿った際に多様な “ 寄り道 ” があると生物的には健康なのかなと思います。
本日の写真
写真は、今日作業した今年生まれの元魔王メダカ F5 になります。3日前には親魚の F4 世代を載せましたね。1枚目は、現時点で一番大きい群の上見です。
2枚目が、一番大きい個体の横見です。 “ 不完全な光体型尾びれ ” といい体色といい、繁殖用水槽のオス( =父親 )にそっくりな個体です。
3枚目が、光体型個体です。元魔王の系統では光体型の復活(再固定化)が一つの目標で、今年は初めてたくさんの光体型が入手出来て良かったです。光体型の兄妹だけでペアリングを組めれば、光体型の固定化は可能なのですが、来年の繁殖シーズンのペアリングはどうなることやら...。
最後に4枚目が、ヒメダカ体色の個体です。この系統の始祖にアルビノメダカがいて、その系統由来の体色だと思われます。過去世代に何度も登場している体色です。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!