こんばんは。(くもり、時々晴れや雨)レモンパイです。今日も不安定な天気で、そして天気のせいではないですが物凄く眠たいです。昨晩は、介護中の老インコ:「ピーちゃん」のおかげで睡眠時間が取れませんでした。(汗)
今日は、月1の恒例行事となっているマイ神社への参拝を行いました。「月1恒例」というのは、いつの間にか私の中でふんわり決まっただけであって、特別な意味があるわけではありません。でも、私にとってはマイ神社は、安心して縋れる大切な存在なんだと思います。(^^)
メダカに「呼吸する袋」を使ってみました!
それでは、本題に入ります。緩いテーマ設定でお話する「ひとりごと記事」の投稿です。今回は、アクアショップで見つけて気になり購入した “ 呼吸する袋 ” について書いてみました。
「呼吸する袋」とは?
ここでいう呼吸する袋とは、「コルドン・ブリージングバッグ」という商品です。製造元がアメリカのkordon社で、輸入元がナプコ・リミテッド・ジャパンとなっています。普段からアクア関連グッズのメーカーについて興味は持たないのですが、コルドンという会社についてもこの商品を買うまで知りませんでした。
2枚目の写真の裏が、3枚目になります。使用方法については、中に魚やエビなどの小型水中生物を水(飼育水)と一緒に入れて、内部に空気が残らないようにパッキングするというものです。ざっくり言うと、水中生物の輸送用のパッキング袋ですね。
そしてこの袋の最大の特徴は、袋の外から酸素が水の中へ供給され、二酸化炭素が袋の外へ追い出されるということです。つまり、観賞魚をパッキングする際の酸素の補給が要らないことなのです。詳しい仕組みや技術は分からないのですが、とても画期的な商品だなと思いました。(^^)
「呼吸する袋」の購入動機&今回の実験の動機
この「呼吸する袋」を買ったのは去年2018年のことで、当時はメダカのプレゼント企画の開催や販売のこと等を見据えて、パッキング袋を探していました。そんな中、よく行くアクアショップにてあの商品を見つけたわけです。
気になって「呼吸する袋」を買ってはみたものの、値段が高かったので何だか簡単に使いたくなかった(笑) ことと、実際に輸送時のシミュレーションをして安全性などを確認しないと使えないかなと思ったことから、今まで物置に放置してきました。
そして今月2019年の8月に入って、放置していた「呼吸する袋」が見つかったのを機に、「呼吸する袋だと、本当に中の魚が酸欠になったりしないのか?」を調べてみようと思ったわけです。
今回の実験について
以下では、今回私が「呼吸する袋」を使って数日間で試したことを整理しています。
① 「呼吸する袋」の開封(2019/8/7)
・購入したのは一年前でしたが、開封したのは最近でした。実際に触ってみると、表面がペタペタしたような触り心地でした。一部の方には伝わると思いますが、食器を密閉できるタイプのラップのような感じです。
・あと、アクアショップで観賞魚を購入した時や、ネット経由でメダカを購入した際に使われる一般的なパッキング袋と比べると、ビニールの耐久力がやや弱そうな感じがしました。何回も使い回すとなると、心許ないイメージです。
・また一般的なパッキング袋の場合だと、輸送中の破れリスクを想定して袋を2重にしてパッキングする人もいますが、「呼吸する袋」だとペタペタしたような触り心地なので2重は難しいです。仮に2重にすると、内部の水にちゃんと酸素が供給されるのか疑問ですし...。
② 被験魚とパッキング(2019/8/7)
・そして今回、「呼吸する袋」のパッキング実験で協力してもらうことになったのが、青光ダルマメダカ F6 の選別外個体です。8/6に彼らの水槽で作業した際に20匹の選別外個体が出たので、その20匹にそのまま協力してもらいました。
・2つ上の写真が20匹の上見で、1つ上の写真が20匹の横見です。体型の悪さで選別外になりましたが、病気に罹っている個体や、明らかな体調不良の子はいませんでした。
・そして、青光ダルマメダカ F6 の20匹を「呼吸する袋」に入れパッキングすると、上の写真のようになりました。1匹だけとかだと、水(飼育水)の量は少な目で大丈夫なはずですが、いくら酸素の供給が無限大でも水質の悪化は進むはずなので、水は多めに入れた方が良いのかなと思いました。
③ 梱包に関するのシミュレーション(2019/8/7)
・パッキングが終わったら、実際に輸送する際のことを考え、一旦発泡スチロールの箱に入れてみました。しかし、「箱の内部をほぼ密閉することになる発泡スチロールだと酸欠になるのかな!?」と考えたので、今回は発泡スチロールは使いませんでした。
・ということで、パッキングした袋は段ボールの箱に入れてみました。実際に輸送することを想定すると、袋が動かないように周囲を緩衝材で埋める等した方が好ましいはずでしたが、今回は面倒くさくなってしまい...段ボールに入れただけです。(汗)
・実際に段ボールの箱で梱包する際は、箱の側面にいくつか穴を開けて、内部の風通しを良くする必要があると思います。今回は穴を開けて蓋を閉じるのも面倒だった(汗)ので、上の写真のように蓋は閉じずに放置することにしました。
④ パッキング袋の放置(8/7~8/13)
・ちゃんとした実験であれば、パッキングした袋を箱に梱包し、実際にどこかへ送ってみるのが無難かなと思います。ただ、今回は青光ダルマメダカ F6 の20匹をどなたかに送るつもりはなかったので、自室で数日間放置するだけにしました。自室では冷房を使わない時間帯もありますが、使う際はだいたい26℃くらいの温度設定にしていました。
・パッキングから4日間を目安に、実験を終えてみようと思っていたものの、当時は忙しかったのと実験自体を忘れていたのとで6日間も放置してしまいました。(汗)
⑤ 実験結果について(8/13)
・今回、青光ダルマメダカ F6 の20匹を「呼吸する袋」にてパッキングし、6日間という期間で放置した結果ですが、脱落している個体は1匹もいませんでした。(^^) 酸素の供給が無限大というのは、信頼に足るレベルに思いました。
・上の写真が、8/13にパッキングから解放した20匹になります。6日間もエサを与えていないことになるので、やや全体的に痩せてしまいましたが、それでも体調を崩している個体はいませんでした。
まとめ
今回は思い付きで短期間に行った実験なので、箱への梱包をきっちり行うなどの細かな対応は出来ませんでしたが、個人的には安心して「呼吸する袋」をメダカの輸送に使えるなと思いました。
本日の写真
写真は、幹之メダカ F6 になります。今年生まれの最新世代です。まだまだ稚魚~若魚サイズで、体外光のポテンシャルを見極めることは出来ないのですが、現在の私は体外光の範囲や量に興味はありません。(汗) その代わり、【ヒレのギラギラ(光沢表現)】の改良に拘ってきました。
2枚目は、オス個体の横見です。自宅の幹之系統のオスの場合、ショートボディの出現率が高く、ヒレのギラギラは乗りにくいですね。そして背びれや尻びれが大きく発達しやすいです。
最後に3枚目が、メス個体の横見です。【ヒレのギラギラ】を楽しむならメスの方ですね。まだ尾びれの方までは輝いてないので、尾びれの輝きを重点的に改良したいと考えていました。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!