メダカのキラキラネームについて、考えが少し変わりました。（2019/9/24）

こんばんは。（晴れ、のちくもり時々小雨）レモンパイです。午前は晴れてましたが、空は終日暗かったように思います。湿度が高くて蒸し暑かったです。

今日は私が普通口座を持っている銀行へ、届出情報の変更手続きをしに行ったのですが、入り口で対応してくださったおじいちゃん行員に、手続きに必要な印鑑を忘れたことを気付かされました。家が近かったのでそのおじいちゃんに「印鑑を取りに行ってきます！」と伝え、10分くらいで銀行へ戻りました。

すると、２度目に対応してくださった方が同じおじいちゃんだったのですが、「ご用件は何でしょうか？」と新鮮に聞かれて絶句してしまいました。その後すぐに私のことを思い出してもらいましたが、大変切なくなりました。私の存在感や印象が薄過ぎた可能性を考えて、心を落ち着かせましたね．．．。

本題に入りますが、最近の私はメダカのキラキラネームについて、考えが少し変わりました。

メダカのキラキラネームとは何か．．．ここで具体名を挙げてしまうとトラブルの火種になりかねない（汗）のでそれは控えますが、例えば

① 俗にいう、人名にあるようなキラキラネーム
② 抽象的な物事を名前にしたもの

になります。特にメダカの世界においては後者②の抽象的な物事を名前にすることが多いです。例えば、現時点でまず存在しないであろう名前を考えて挙げてみると、

平将門メダカ
マシュマロ（真朱麿）メダカ
WiM（=ウィム=world is mine）メダカ

なんかがキラキラかなと。自分でパパっと考えて挙げた架空の種類名ですが、とても気持ちの悪い名前ですね。（笑）（笑）

上記では平将門という歴史上の人物名を挙げましたが、「平将門みたいな “ 人 ” だね！」という文章ならまだ使われる機会や理解の余地があると思うのですが、「平将門みたいな “ メダカ ” だね！」という文章はまず存在し得ません。メダカに付ける名前としては、抽象的過ぎます。

でも、平将門には日本三大怨霊に数えられるという事実があり、その恐ろしそうなイメージや一転して強い守り神のようなイメージが、メダカの何らかの個性や属性とリンクし共鳴した場合に、良いキラキラネームとして認識される可能性があります。

（もう我慢出来ないので種類名出しますが、楊貴妃メダカなんかは紛れもなくキラキラネームではあるものの、その濃いオレンジ色の体色と楊貴妃という人物の美しく高貴なイメージがリンクし、とてもイケてる名前として認知されていると思います。）

逆に、ただ作出者が好きな歴史上の人物というだけで「平将門メダカ」と命名しても、それはメダカ界脇からはシラケた目で見られてしまうと思います。

よって、－“ メダカのキラキラネームは、安易に付けるものではない ” －と、今まで考えてきました。が、

「飼育者の抱えるメダカの “ ハウスネーム（系統名） ” として名付ける分には、他人の目なんか気にしないで堂々と好きに名付けて情報発信したらいいのでは？」

と、最近は思うようになってきたのです。

メダカに限らずですが、ペットに名前を付けたりすると飼育のモチベーションが上がり、そのペットを大切にする心を保ってくれる効果があると考えています。私自身、様々なペットの名前を付けてきてそう思います。

また、メダカの品種改良を行っているある飼育者が、飼育下のある系統のメダカに「平将門」というハウスネームを付けたならば、平将門のような恐ろしいイメージにリンクするような、外見コテコテの強そうなメダカを作出しようと、品種改良の実現に向けて頑張るモチベーションになることもあるのではないでしょうか？？・・・そういう良い面もあるはずなので、必ずしもメダカのキラキラネームを全否定するのは良くないのかなと。

ただ、実際に市場に流通させる際には、キラキラネームについては改めて考え直した方が良いのかなとも思いますけどね。（汗）例えば、今まで「平将門」と呼んでいたメダカを売る際は、架空のメダカなので見た目は分かんないですけど「ブラックメダカ」的な感じに改名した方が。（笑）（笑）