こんばんは。(くもり)レモンパイです。今日はもくもく?とした暖かさで、快適に過ごすことが出来たと思います。欲を言えばもう少し暖かくなってもらわないと、新世代の針子たちの理想的な成長環境にはならないですけどね。今晩はミートソースパスタや、キッシュなど洋風のものをいくつか作りました。
キッシュを作る際に余ったモッツァレラチーズと、くし切りのフライドポテトを、何気なく2つ合わせて食べてみたのですが、なんと「1+1=1と1」な結果になったのでびっくりしました。お互いがお互いの邪魔をせず、且つ両者の存在感も消えていない組み合わせなので、皆様にはあまりオススメ出来ない食べ方ですね。「2以上」な美味しさになる予感はしたんだけどなぁ...。(笑)
本題に入りますが、タイトルにあるように私レモンパイの自宅メダカの繁殖シーズンにおける “ 足切り事情 ” について、今回はお話することにしました。親魚を決めるまでに何度か経る選別とは若干性質の違う行為になります。
そもそも「足切り」なんて初めて使った言葉ですが、足切りとはセンター試験などで一定水準の点数を獲得出来なかった受験生に、2次試験など次のステップへの受験資格を与えないルールのことです。余談ですが、私自身は国公立の大学を受験して、足切りの目に遭いました...。
私がこの記事で使ったメダカの繁殖に絡めた “ 足切り ” というのは、
になります。大事なのは、 その個体の現時点での美しさや将来のポテンシャルに関係なく、親魚選抜レースから排除することになります。つまり、足切りの基準は “ サイズ ” のみであり、誰が親魚に相応しいかを総合的に見ていく選別とは違って “ 粗い ” のです。
何で足切りをする必要が出てくるのかというと、どうしても繁殖させたいタイミングがあるからです。例えば、現在2020年5月に飼育しているメダカの中では、「幹之19」メダカなんかが足切りの必要がありました。
上の写真が、「幹之19」メダカになります。昨年の秋に生まれた ※ 越冬に成功した世代なのですが、大きい兄妹群は体長 3.0~3.5cm くらいに成長しているものの、1枚目の写真のように体長 2..0~2.5cm くらいの中くらいの兄妹群もいます。
更に2枚目の個体なんかは、体長が 1.0cm 程しかありません。これからの、繁殖のゴールデンシーズンにあたる6~8月のうちの、出来るだけ早い段階で「幹之19」メダカの累代繁殖を行いたい私としては、小さい個体の成長は待つことによって繁殖のグッドタイミングを逃したくないのです。また、小さい兄妹の成長を急かしてる間にも、既に大きい兄妹はどんどん成長していきますし。
繁殖させたい個別の種類/系統によって、諸条件は異なるので正解はないのですが、「幹之19」メダカの場合は
● 大きい兄妹群に体型の美しくない個体が少なくないこと
● 異種交配によって生まれた第1世代であることから、あまり理想の高い選別に拘らなくてもいいんじゃないかということ(=第2世代からが勝負という見方も)
といった理由から、本日は1&2枚目の写真の兄妹を足切りしました。一応、個々に観察はじっくりしましたけどね。特異な個体はいなかったので、全員選別外ということで室内水槽へお引越しです。
今回は私の足切り事情について書いてきましたが、前提として私はメダカを自然繁殖シーズンに自然繁殖させるタイプの飼育者であるので、繁殖のタイミングに拘ることになります。加温設備などによって年がら年中のメダカの繁殖を行われている方々には、そういった方々特有のご事情があるはずなので、今回お話したことが常識的なことというわけでもないです。(汗)
本日の写真
今日は、ネオ・オカメメダカのとある個体を撮ってみました。写真の中で印を付けてありますが、顎の下から何かが「ぴょん!」と飛び出ています。この個体を初めて認知した時、怪我をしているのかなと思っただけで気に留めなかったものの、今日たまたまこの子を見たら治っていなかったので、 “ こういう体型 ” なのかもしれません。
以前アクア系の情報雑誌にて、獅子頭メダカという金魚の獅子頭のように頭部に突起(コブ)の出来る種類を見たことがあって、もしかしたらそういうポテンシャルのある個体なのかもなと期待しています。もう少し育成してみて、この突起が一時的な怪我古傷ではない固定化出来そうな形質だと信じられれば、この子を親魚にしてみるかもしれません。(^_^)
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!