ヒメツメとメダカの混泳飼育

おはようございます。(晴れ)レモンパイです。

 

当ブログをパソコンでご覧になる方の中には、既に気付かれた方もいらっしゃるかと思いますが、メニューバーの端に「ギャラリー」というページを設けました。とりあえず、今は過去に使ってきた「アイキャッチ画像の変遷~1年目~」のページを載せています。

 

今後の方針としては、ただただ写真を載せていくのではなく、何か面白味があって小綺麗にまとまった写真ページとしてコンテンツを充実させていければなと考えています。例えば、私の抱えている変わりメダカの写真を説明と共にそれぞれ紹介するページ等ですね。値段も添えたら通販サイトとしてやれるんじゃないか?っていうくらいの出来にしたいです。(笑)

 

ヒメツメガエルと混泳

では、本日のお題に入ります。第一回のカエル記事では、さらっとメダカとの混泳について触れたのですが、長らくメダカとの混泳を見守ってきた中で気付いたこともあるので、今回は混泳について焦点を当て、その大事なポイントについてお話します。

 

混泳ポイント①:メダカのサイズ

第一回の記事と被ってしまって申し訳ないのですが、ヒメツメガエルは肉食性なので、口に入るサイズのメダカであれば彼らを捕食します。よって、混泳させているメダカを捕食によって失いたくないのであれば、 3cm以上の体長のメダカだけを混泳させるようにしましょう。

 

混泳ポイント②:飼育密度

ヒメツメとメダカを混泳させている水槽の飼育密度が高いと、明らかに食べることの出来ない大人サイズのメダカであっても、ヒメツメさんは目の前を通過する自身への攻撃意思のない生物であれば襲い掛かろうとします。

 

また、ヒメツメガエルは移動する際に大きな水掻き付きの手足を使うので、その動きがメダカに当たってしまう可能性も考えると、飼育水の水量は多めに用意し、飼育密度を低く保つようにしましょう。

 

混泳ポイント③:ブラインドの撤去

上記の飼育密度のポイントを抑えても、水槽内の置き物水草がブラインドになることにより、メダカがヒメツメさんの存在に気付かずに近寄ってしまい、結果としてヒレ等に傷を負わされてしまう恐れがあります。

 

2016/10/31の記事:「金魚とメダカの混泳飼育」では、水草はメダカを金魚から身を守る隠れ家だという記述をしました。

 

しかし、ヒメツメ水槽の場合、水草はメダカを待ち伏せして急襲するのに最適なブラインドになってしまうのです。よって、メダカへの被害の可能性を出来るだけ下げるのなら、水草は量を少なめにし、密集させないように配置しましょう。

 

混泳ポイント④:照明

2016/11/15の記事:「メダカと照明」で触れたことですが、ヒメツメガエルはもともと視力が悪く、臭いを頼りにエサとなる生き物を狙うので、夜間にヒメツメとメダカの混泳水槽を真っ暗な状態にするのは危険です。よって、夜間に照明は消しても、水槽内に注がれる全ての光が遮断されないように配慮しましょう。

( 混泳水槽を室外に置くと、照明での管理が難しいですし月の明かりでは光が足りないので、室内で水槽を管理するようにします。 )

 

その他の魚類とヒメツメの混泳

私はメダカ以外の川魚を飼育していないのですが、例えばヒメツメを金魚などの大きな体の魚と混泳させる場合は、臆病なヒメツメガエルの為に隠れ家を設置してあげるようにしましょう。

ヒメツメを捕食する可能性のある魚との混泳は不可能です。 )

 

本日の写真

ヒメツメガエル

写真は、〈 水槽 〉と〈 水槽内にキスゴムで取り付けている  とある容器 〉の間で落ち着くヒメツメさんです。習性として、もともと狭い場所が大好きなのだと思います。(笑)

※ 2017/2/3追記:「とある容器」には、出目ラメメダカの稚魚が入っていました。残念ながら、その稚魚は全員力尽きてしまいました。

 

彼らについては、お世辞にも優れたハンターだとは言えないのですが、狭いところや見つかりにくいところでじっとして、近寄ってきた獲物に急襲するという捕食方法が、自然界での常套手段なのかなと思います。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!