「それあなたが調べたんですか?」(2020/4/4)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今日は南風が強烈だった印象です。雨の日よりも風の日の方が嫌に思います。(汗) 最近は夜中に熟睡することが出来ず、日中に昼寝をすることも出来ないので、ずっと眠たい感じがしています。世間はウイルスで大変ですが、私は私の個人的な事情で大変です。

本日は東京都で118人の方の新型コロナウイルスへの感染が確認されたとのことで、1日の感染者としては初めて3桁になりました。私の住む神奈川県でもじわじわ感染確認が広がっていますし、病院で働く方の院内感染のニュースもあるので、私も他人事ではないのだなと毎日感じています。

 

そうえいば、私の生まれる数年前まで母方の祖父が存命だったんですけど、祖父は病院での入院中にそこで何かの院内感染が起こって感染し、容体が急変して亡くなってしまったそうです。今回のコロナの件で思うことはいろいろとあるんですけど、人が死ぬのは別にコロナのせいだけじゃないし、他の病気や事故で亡くなる場合もたくさんあるし、「そもそも人間含めた生き物の命って脆かったんだな」と思います。今自分の身に何かあっても悔いが残るか残らないかは、まだ分かりません。

 

本題に入ります。突然ですが、「1次データ」「2次データ」という言葉についてご説明します。まず、1次データとは、

「1次データ」:本人が入手した情報のこと

になります。私がこのブログで何度か投稿してきた「実験記事」の目的は、1次データを得てそれを読者や訪問者の皆様に、有益な情報として利用してもらうことになります。続いて2次データとは、

「2次データ」:自分以外の誰かが入手した情報のこと

になります。上記にある「母方の祖父」に関する情報は、母や祖母などから聴いた情報であるので、2次データになります。

2次データは、元になる1次データがそもそもどういう目的や過程、背景、状況下で入手されたものかが伝わりづらい点、そして2次データの所有者の主観や意図によって歪められる可能性がある点が、デメリットになります。

 

・・・今回は何をお話したいのかというと、私含めどなたかのブログで発信されている情報って、「そもそも自分で調べたものですか?」(=受け売りの2次データじゃない?)という問題があることについてです。2次データが悪いということではなく、「2次データを当たり前の事実、常識として発信してないですか?大丈夫ですか?」ということです。

 

私はこのブログを開設してから、他人様のメダカ飼育ブログについては、類似(私の勝手な感化)を避ける為に敢えて見ないようにしています。それでも、メダカ飼育以外のアクア関連のブログの記事は見ることが多くて、それらの記事の一部ではおそらく2次データであろう情報を、特に注記などなく常識のように文章にしていることがあります。

 

例えば...インコの雛の挿し餌の温度について。挿し餌(さしえさ)とは、インコを雛の状態から人の手で飼う場合に与える、人工フードのことです。パウダータイプのものや粟玉があって、それらにお湯(ぬるま湯)を混ぜることによって、食べやすい温度や粘度にしてスプーンやスポイト等を使って与えます。

 

挿し餌の温度について調べてみると、「X度以上になると火傷をする可能性があるので注意してください!」なんて文献を見ることがあるのですが、ではその “ X ” という数値は、「記事を書いたあなたが調べたものなんですか?」ということです。実際に飼っている雛たちを実験台にして、「あなたが雛を火傷させてみて、火傷するしないのギリギリのラインを調べたんですか?」 ということです。

( 上記の例だと、記事を書いた人が本当に自分で調べた可能性はもちろんありますが、ブロガーを4年やっている私の感覚からは、ネット上では危なっかしい2次データの表現方法が散見されます。 )

重ねて書きますが、2次データが悪いわけではありません。私も頻繁に2次データを使っています。でも使うなら使う際に、2次データであることを明示することが望ましいです。いちいち注釈を付けて明示するのは非現実的なので、現実的なやり方としては

「~と言われています。」
「中には~という意見もあります。」

といった間接的な表現で、読者の方に1次データ確立された常識であるといった誤解をさせないような工夫が必要に思いますね。

そして、ブログ(特に個人ブログ)をご覧になる読者の立場としても、常に「これは本当かな~?」という疑いの目を持っていただくことが、健全な姿勢に思います。m(_ _)m

 

本日の写真

今日は、メダカ用の新しい棚作りに伴う古い棚の解体作業などによって、メダカ作業が一切出来ませんでした。(汗) 早く棚を作らないと繁殖計画に悪影響が出そうです...夜中になって撮ったのは、青光ダルマメダカ F6 の親魚内定魚になります。

青光ダルマメダカ F6 ①

1枚目が、この世代では一番のお気に入りのセルフィン個体になります。背びれが前1割と後ろ9割に分かれていますね。【セルフィン】表現の固定化を、子孫の代でもどんどん進めていきたいです。

青光ダルマメダカ F6 ②

2枚目はメスです。去年2019年生まれの F6 世代では、体型の整っていてヒレの立派なメスが多かったので、過去世代の中では一番最強なペアリングを組めている気がします。今年2020年の F6 世代の繁殖では、今回ご紹介した2匹を含む計3ペアからの採卵をしていきます。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!