こんばんは。(晴れ、のちくもり、時々雨)レモンパイです。今日は風が強くて、洗濯物を干した物干しスタンドが何度も倒されました。あと足裏で感じる湿気が多かったのが印象的かなと思います。今夜は茶碗蒸しを作りましたが、今までで一番美味しく作れたと思います。水分量を多くしてジューシーに仕上げられました。(^^)
この記事を書き始めたのは、投稿日当日の23時25分からになります。投稿期限まで35分しかないので、早速本題に入ります。現在私が行っている世代間交配と、急遽行うことになった世代間交配(の試み)についてです。
まず1枚目は、本日撮影した私のお気に入り個体です。オリジナル系統でして、自宅での呼び名だと黒三種メダカ F1 の侵蝕目個体ということになります。注目していただきたいのは、彼の目の表現。分かりづらくて恐縮ですが、スモールアイ個体であり、僅かにある黒目の内部が青っぽく見えます。虹色細胞部分の表現は、パンダメダカのような感じです。この、 “ 何と説明したらいいか分からないけどかっこいい目の表現 ” のことを、私は侵蝕目と命名したのです。数多入手した黒三種メダカ F1 の中で、侵蝕目だったのは1枚目のオス1匹のみです。
諸事情の説明は省きますが、2019年の繁殖シーズン生まれの侵蝕目くんには、今年2020年の繁殖シーズンにおいて「パンダ19」メダカのアルビノ個体との異種交配に臨んでもらいました。目的の一つは、侵蝕目くんのような稀有な目の表現を固定化すること。実現出来るかどうかなんて問題もありますが、私にとってはやって確かめればいいことに過ぎません。
そして、侵蝕目くんと「パンダ19」のアルビノとの異種交配で生まれた子孫のことを、侵蝕目系メダカと呼ぶことにしました。2枚目の写真はそのメスです。ただ、予想通りといえば予想通りなのですが、侵蝕目くんと同じような目の表現の個体には出合えなかったので、近年の私がよくやる世代間交配を試みることにしました!
上の系図にあるように、侵蝕目くんと侵蝕系という父子関係による世代間交配によって、侵蝕目系αメダカを入手しました。αという名前については、まだ仮称です。昨日まで、絶賛入手中だったのが侵蝕目系αだったのです。他のメダカ達が繁殖を中断する中、父子間によるペアリングからは安定して有精卵が入手出来ていました。
そして、最近の私は侵蝕目の系統に関して「もしかしたら今なら、祖父と孫による世代間交配が出来るかな!?」と思い立ってそれを試さざるを得ない気持ちになったので、本日は祖父と孫による繁殖用のペアリングを組みました!侵蝕目くんと、3枚目の写真に写る侵蝕目系αメダカのメスとのペアリングです。侵蝕目系αの世代ではまだまだサイズの小さい個体が多いですが、現時点で一番サイズの大きいメスを親魚として選んだのです。
未来予想版の系図を書くと、上のようになります。祖父と孫による世代間交配で生まれるかもしれない子孫のことは、「侵蝕目系β」とここでは呼ぶことにします。侵蝕目系βメダカをほんの僅かでも入手し育成することが、現時点での大きな目標になったのです。
上にある4枚目の写真は、3枚目のメスと同じ侵蝕目系αメダカになります。こちらはオスでして、本日思い立ったのが、昨日まで侵蝕目くんとペアリングさせていた侵蝕目系メダカのメスとペアリングさせ、「母子間による世代間交配を行おうか!?」ということです。
ややこしいのでまた、未来予想版の系図を作りました。もう言葉でご説明するのは時間がないので、系図からおおよそのことを把握していただければと思います。(汗) 正直、この母子間交配によって「侵蝕目系γメダカ」を入手することの意義は特に見い出せないものの、やってみる価値が全くないわけではないかなとも思いました。何よりメス(侵蝕目系)が元気なので、繁殖機会を与えないのはもったいない気がしました。
・・・私って変ですよね?何でこんなややこしい交配を試みるのかといえば、メダカ飼育者としてメダカの研究を続けたいからです。他の飼育者さんがやっていなそうなこと、やっていたとしてもレアなことを、今後も探して挑戦していきたいなと思いますし、分かったことをブログにおける情報発信に繋げられればなと思います。
本日の写真
「本日の写真」は、バシリスクメダカ F1 (写真右)とバシリスクメダカ P(写真左)になります。こちらもオリジナル系統ですし、こちらの息子と母の関係においては先月まで世代間交配を行ってもらっていました。ちなみにバシリスク系統での目標は、黒色体色ベースの “ 緑色目 ” メダカの固定化&改良を目指すことです。
2枚目は、息子であるバシリスクメダカ F1 になります。自宅の黒系メダカは、五式も含めると現在3つあって、そのうちの2つが世代間交配ものなので物凄くややこしいです。(汗) ややこしいのは分かっていても、やりたい交配は少しでも叶えたいなと考えています。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!