こんばんは。(くもり、時々晴れ)レモンパイです。今日は物凄くドタバタした一日になりました。ブログでお話するような雑談ネタには恵まれたものの、昨日の投稿に続いて記事作成に割けるだけの時間がないです。(汗) パパっと仕上げることにしました。
ドタバタしたいろんなことの内の一つが、人生で初めて内容証明郵便を送ったことになります。内容証明郵便とは、慰謝料の請求や契約の解除など、 “ 相手に何か通知すること ” をしたためた書面を発送する際に利用する日本郵政のサービスになります。大きな特徴としては、サービスを利用する発送者が同じ文章を3通用意することで、その内1通は相手方へ送られ、1通は自分の手元に残り、最後の1通は郵便局が保管することになります。
内容証明郵便を利用すると何が良いのかと言うと、相手方に送った書面を一定期間証明出来ることになります。いつの日に、どんな内容の書面が誰から誰に送られたのかを、郵便局が証明してくれるのです。ここではどんな書面を送ったのかはお話出来ませんが、人生経験の一つとして良い勉強になったなと思います。(^^)
それでは、本題に入ります。昨日の記事では、世代間(異世代間)交配に関する内容を投稿したので、今回はその補足をしようかなと思いました。
私が昨日お話した世代間交配とは、祖父メダカと孫メダカによる交配のことです。祖父メダカである1匹のオスの、稀有な目の表現を固定化したり改良したり出来ないかということで、その1匹のオスに何度も子孫との繁殖をさせる試みを行っているのです。「特定の個体」の血をどんどん濃くした子孫を入手していけば、いずれ「特定の個体」に似た個体を量産出来るのではないかという考えです。
でも、一般的に祖父母と孫の関係にあたるメダカ同士では、体格差が埋まらずに繁殖は上手くいかないと思います。体格差が大きいと一方的なパワーバランスが出来やすいので、強い側(大きい側)のメダカが弱い側(小さい側)に対して傲慢な態度を取り、追いかけ回したりしやすくなります。最悪の場合、弱い立場にあるメダカは怯えて物陰でじっとするようになったり、ストレスの過剰で力尽きてしまいます。
また、繁殖させたいメダカ同士に体格差があると、上手く受精卵を作れない可能性もありますね。安定的に有精卵を入手する意味でも、普段メダカを繁殖目的でペアリングする際は体格差のあまり生じないよう気を遣ったりするのです。
他の観点から、祖父母と孫の関係にあたるメダカ同士では、生まれた時期の違いにより繁殖可能な体のコンディションを保てる時期がずれたりするので、上記の体格差の問題をクリアしてもなかなか有精卵が入手出来なかったりもします。
・・・そしてこの記事のタイトルについてですが、昨日お話した祖父メダカと孫メダカとの世代間交配に、何で成功する(無事に有精卵を入手出来る)可能性があるのかというと、それは祖父メダカにあたるオス個体が、
○ 両目スモールアイ個体なので、パワーバランスで優位に立ちづらい
○ 少なくとも一昨日まではバリバリに現役だったことが分かっている
ということになります。一番重要なのは両目がスモールアイ(点目)という弱視の要素でして、生存競争上不利ですし、人工餌を独占することもありません。だから、ペアリングの相手が自分より一回り二回り小さいサイズの方が、両者ともに良好な関係を築きやすいのです。
一昨日までのペアリング(祖父⇆娘)ではちゃんと有精卵を入手出来ていたことからも、祖父の立場になっても繁殖の能力は健在だということが分かります。
本日の写真
今回は4枚の写真を載せました。
写真は、自宅で刀メダカと呼んでいる系統になります。梵天メダカの血を引くオリジナルの「梵灯」と、体外光系のマルコメダカとの異種交配によって生まれました。 “ 頭光表現を持つマルコメダカを固定化すること ” が、現時点での一番の目標になります。
ただ、2020年の繁殖シーズン生まれの彼ら刀メダカについては、私の望んだ【マルコ(背びれ無し)】の特徴を持つ個体が1匹も現れなかったので、急遽刀メダカを累代させることにしたのです。現在入手中の刀メダカ F1 では、ごく少数ですがマルコ個体の入手が出来ています。(^^*)
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!