【成功体験ご紹介】メダカを500mℓペットボトルで発送しました!

こんばんは。(くもり)レモンパイです。今日から11月に入りました。先月の私は特に体調不良に悩まされ続けたので、今月は自分の中の “ 靄(もや) ” が晴れるような1ヶ月にしたいなと願っています。

 

メダカをペットボトルで発送した体験をご紹介!

それでは、本題に入ります。メダカ関連のボリューミーな情報を発信する「テーマ記事」の投稿です。今回は、私が先月2020年10月に行った500mℓのペットボトル封入によるメダカの発送と、発送前に行ったプレ封入実験についてご紹介します!!

 

なぜメダカを500mℓペットボトルで発送したのか?

まず、なぜ今回メダカを500mℓペットボトルによる封入で発送しようと思ったのかについて、

● SNSで成功体験/失敗体験の情報を知り、自分も挑戦して現実的に可能な方法かどうか確かめたくなったこと
● 手軽に用意出来る500mℓペットボトルでメダカの発送が可能になるなら、専用のパッキング資材のコストが省けたり、荷物としてのサイズをコンパクトに抑えられるので、より梱包費や ※1 送料を節約することが可能になると考えたこと

上記の2点になります。前々からペットボトル封入でメダカを発送している人がいるとの情報は把握していたけど、アクアショップに置いてあるようなボンベによる酸素の注入がないと袋のパッキングより難しいという先入観がありました。でも、もし500mℓペットボトル封入でメダカを無事に送り届けることが出来るのなら、例えばメダカをネット販売する際の梱包費や ※1 送料を抑えられるので、売上時の利益率を高められたり価格競争で勝負がしやすくなるなと考えたのです。

※1 ペットボトルは基本四角柱の形をしていることから、段ボール箱や発砲スチロール箱に詰める際に無駄な隙間を減らすことが出来るので、例えば今まで袋のパッキングでメダカをゆうパックの【80サイズ】で送っていたとしたら、同じ匹数のメダカを【60サイズ】で送れるかもしれないのです。

また従来の袋にパッキングする方法に比べると、ペットボトルなら蓋があるので内部空気や水の漏れるリスクがぐんと下がることも、一つのメリットに挙げられると思います。

 

実証前のプレ封入実験について

先月2020年10月に、500mℓのペットボトル封入によるメダカの発送検証を、レモンパイの【第6回】のプレゼント企画という名目で行わせていただきました。ただ、企画に検証目的があることを予め応募者様にご承知いただいていたとはいえ、酸欠で死んでしまったメダカが当選者様に届いたら申し訳ないので、発送までの数日間でいくつかのプレ封入実験を行っていました。以下ではその内容をご紹介します。

1回目の封入実験(2020/10/7~11)

1回目では、500mℓのペットボトルを2本用意して2つの実験を行いました。

ペットボトルのプレ封入実験①-1

まず、上のイラストにあるように1つ目の実験ではペットボトルに紅帝メダカ F1 を1匹封入してみました。横に倒した状態で4日間、ブランケット等で覆って周囲の真っ暗な環境を作り、たまに手に取って揺らしたりしながら輸送中の状況に近いものを再現してみました。

ペットボトルを横に倒すのは、立てる場合に比べその分飼育水に触れる空気の面積が広くなって酸素が取り込まれやすくなり、メダカが酸欠になりにくいと考えたからです。

ペットボトルのプレ封入実験①-2

1つ目の実験と同じタイミングで2つ目の実験も開始し、こちらでは「レモンパイ19」メダカ F1 (=アルビノ光体型)を1匹封入しました。条件は全く同じです。

ペットボトルによるプレ封入実験①-1&2

ちなみに、1回目の実験の際のペットボトルが上の写真になります。使った飼育水は容量に対して6割ほど。こうやって写真を用意してもあまり分かりづらいので、イラストでご説明してみた次第です。

2回目の封入実験(2020/10/11~14)

2回目では、1回目の時と同じく2つの実験を用意し、今度はより条件を厳しくしてみました!

ペットボトルのプレ封入実験②-1

2回目のうちの1つ目の実験では、1回目の時と全く同じ環境&揺れの条件五式メダカ F1 を封入してみました。違うのは、期間を3日間と1日分短くしたことと、被験メダカを1匹ではなく5匹に増やしたこと。また、1回目の時は体長 2.5cm 程度の個体を使ったのに対し、今回は 3.0cm 程度の個体を使ったので酸欠になるリスクは更に高まったはずです。

ペットボトルのプレ封入実験②-2

そして最後、2回目のうちの2つ目の実験では、青光ダルマメダカ F712匹封入してみました。本当はこれも他の実験と同じ環境で試したかったものの、失敗時のリスクが大き過ぎると判断し今回に限り酸素缶を使いました。登山時などに使う、ドラッグストアで手に入る数百円の商品です。メダカ12匹と飼育水を入れたペットボトルの口に酸素缶の噴射口を当てて酸素を注入し、急いで蓋を締めるというやり方です。酸素は空気より比重が重いとはいえ、蓋を締める前にペットボトル内から漏れ出る酸素も当然ありますが、それでも多少は酸素を閉じ込められたはずです。実験は3日間行いました。

プレ封入実験の結果について

今回、実証前に行った500mℓのペットボトルによる封入のプレ実験の結果についてですが、2回計4本のペットボトル内でメダカは1匹も脱落しませんでした!実験期間中は断食状態になったので、ややお腹周りがスリムになったかなというくらいで、体調を崩している個体も病気を発症している個体も見られませんでした。

青光ダルマメダカ F7 を12匹使用した実験では、おそらく酸素缶の力を借りなくても成功したような気がするので、また機会があれば実験に再挑戦してみようと思います。

 

実際の発送方法(=発送検証)について

それでは、【第6回】のプレゼント企画の当選者様が決まった後の、実際に段ボール箱へ梱包した際のことをご紹介します!発送日は、2回目のプレ封入実験を終えた当日である2020年10月14日でした。

 

今回、実際にメダカをペットボトルで発送するにあたり「酸欠の可能性はどうやらなさそうだ」とプレ実験で分かった後に残った一番の心配事は、 “ メダカがペットボトル内で怪我をして弱らないか? ” ということでした。パッキング用の袋よりペットボトルの方が硬いですし、輸送時の揺れによって体が内壁や突起(外から見た窪み)にぶつかり続けると怪我をするのではないかと。

メダカの封入に使ったペットボトル

そこで、出来るだけメダカの体に負担の掛からないペットボトルを探しに、業務スーパーへ行きました。選んだのは、 ※2 サントリーの「ビタミンウォーター」です。何でこれを選んだのかというと、

● 窪みが少ない、窪みがあってもなだらか
● 容量が小さくない

という2点を総合的に考えて良いと思ったからです。例えば蛇腹状のペットボトルだと、内壁から見た時の突起が多過ぎるのでメダカ達の負担になると思いました。また、一見 500mℓ の容量に見えても、近年は高さはあるけどスリムな 300mℓ台~400mℓ台タイプの商品も多いので、高さや最大径が変わらないなら出来るだけ容量の大きいものを選んだ方が良いと思います。

※2 プレゼント企画を終えた今、改めて考えるとウィルキンソン商品のような胴体が円柱形状になっているペットボトルも適しているように思います。

プレゼント企画で実際に使ったペットボトル

そして上の写真が、実際にプレゼントである紅帝メダカ F1 の7匹をペットボトルに封入した後の写真です。容量全体からすると、飼育水は6~7割程度です。本当は1本に7匹を入れたかったですが、ペットボトル封入での発送は初めてということで3本に分けました。その代わり、酸素缶による酸素の注入は行いませんでした。封入されている空気は、私の家のリビング産の空気です。(笑)

メダカを封入したペットボトルの水位

ペットボトルを横に倒すと、水位はこのような感じです。プレ実験の時と同様に、空気が飼育水に触れる面積を広く確保出来るようにペットボトルは横に倒して段ボール箱に梱包しました。今回使用した飼育水の水位がベストなのかは分からないですが、水位を低くし過ぎると輸送中の揺れによってはメダカがキャップの部分に打ち上げられる可能性もあるかなと思ったので、キャップの上部まで水位が来るように調整した次第です。

メダカのペットボトル封入における自論

また、これも私の自論になりますが、水位を【キャップの上部よりちょい上】~【キャップの上部すれすれ】くらいになるよう設定すると、輸送時の揺れで水面が波打つ際に、キャップ部分に閉じ込められた空気が飼育水の中に逃げてエアレーションのような役割を果たすのではないかと考えました。そういう発想からも、水位の高さをあのようにしたわけです。

段ボール箱に梱包する際はペットボトル3本をしっかり寄せて、二重にしたゴミ袋に入れて縛り水漏れ対策をしました。また衝撃緩和の為、ペットボトル3本の塊の下側や上側、サイドにはプチプチや新聞紙等のクッションとなるものを挟み、段ボール箱の内部に隙間が出来ないようにしました。最後、ゆうパックのラベルでは【こわれもの】【逆さま厳禁】の欄にチェックを付け、ゆうパックの60サイズとして発送を完了しました。

 

レモンパイのツイッターでもお知らせしましたが、発送日翌日の2020年10月15日に、お贈りしたメダカ7匹が無事当選者様の下へ届きました。これにて、今回の500mℓのペットボトル封入による発送検証は、成功に終わりました!!(*^0^*)♪♪

 

改めてペットボトル封入における注意点

大前提として、ペットボトルに封入するしないに関わらず、メダカをどこかへ発送する場合は栄養状態の良い健康な個体を選びましょう。

 

上述の繰り返しになりますが、ペットボトルが縦になると飼育水に触れる空気の面積が狭まり酸素が取り込まれにくくなるので、酸欠になる可能性が高くなると思われます。ペットボトルは横に倒した状態で梱包し、ゆうパックのラベルなら【逆さま厳禁】の欄にチェックを付けるようにします。

( 私はこれまでゆうパックでしかメダカを発送したことがないので、他の配送サービスについては詳しくないです。汗 )

送料を少しでも抑えたいからと、ペットボトルを梱包せずむき出しのまま発送するのは止めましょう。丈夫なペットボトルとはいえ、配達員の方が誤って高いところから落として直に強い衝撃を受けた際に、割れて水漏れしてしまう可能性があるからです。梱包する段ボールや発砲スチロールとの間には、衝撃を緩和吸収出来るようにプチプチや新聞紙を挿入するようにします。

 

今回、封入実験や発送検証を行ったのは10月の涼しい時期ということで、真夏の暑い時期に比べれば元々酸欠のリスクの低い環境条件ではありました。極端に暑かったり寒い時期は、追加で断熱の対策が必要になってくると思われます。

 

最後に

例えば飼育者が新居に引っ越す際など、単純にメダカを持ち運びする際もペットボトルで大丈夫に思います。2ℓのペットボトルなら、20匹の大人メダカを入れても大丈夫なはずです。

 

私は今後も、メダカのプレゼント企画を開催する際や販売を行う際は、ペットボトルによる封入方法を積極的に試していくつもりです。

 

本日の写真

青光ダルマメダカ F7 ①

写真は、昨日と今日で全水槽の手入れを行っていた、今年生まれの青光ダルマメダカ F7 になります。始祖 P 世代が全員ダルマ体型の名無しメダカだったので、系統名に「ダルマ」と入れたものの、近年は普通体型への固定化を進めています。1枚目は抱卵していたメスです。今年の秋は例年に比べ、世代を問わず繁殖率が物凄く低かったので、今日久しぶりに抱卵してる彼女を見つけてビックリしました。

青光ダルマメダカ F7 ②

2枚目は、尾びれの付け根上部がおかしい個体です。まだサイズが小さく、どういうことになっているのか肉眼では分かりづらかったので、もっともっと成長させたいと思います。越冬シーズンが近いので、来年の春までお預けです。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!