<第4回>“ 観察No.002:パンダ19メダカ ” の一生

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。夕方から頭痛を感じています。昔から頭痛持ちの私は最近はそれを感じる機会が少なくて、振り返ると昔は眼精疲労が原因の頭痛も多かったかもな~と思います。現在はとにかく目の健康を大事にしてるので。今夜はオムライスオニオングラタンスープを作りました。(^^*)

先日フランスで動物愛護に関する法改正案が可決され、犬や猫のペットショップでの販売が2024年から禁止になるとのニュースがありました。衝動買いの結果捨てられることを防いだり、動物達の福祉を守る観点があるそうです。私はフランス語は読めないので各メディアのネット記事を読んだ限りですが、魚に関してだとショーウィンドウでの販売が禁止になるとの情報もありました。

 

個人的には、長期的に考えるとペットショップでの犬&猫の販売がなくなるのは良いことなんじゃないかなと思います。ただ、ペットショップの経営者やそこで働く人々からは反発の声が上がるはずですし、直接販売が残るとはいえ淘汰が進む結果ブリーダーを辞める人が続出してそこから行き場を失う犬&猫もたくさん出ると思うので、短期的には悲惨な出来事がたくさん起きてしまう懸念はありますね。

 

観察No.007:紅帝メダカ F1 について

それでは、本題に入ります。かなり久々の「成長観察記事」の投稿です。改めましてどんな内容の記事なのかというと、

“ あるメダカの生涯を、写真で記録に残す ”

というコンセプトのものです。他の兄妹と間違えないよう、卵1個の頃から隔離飼育をし丁重に扱ってきた個体が先日死んでしまったことから、今回の投稿に繋がりました。

 

この「成長観察記事」のプロジェクトが開始してからだと、長生きした個体を扱うのは初めてですね。対象は、【観察No.002】と呼んでいたオリジナル系統の「パンダ19」メダカです。

 

観察No.002:「パンダ19」メダカ とは?

先祖のメダカ達について

この記事の投稿から3年以上前の飼育情報になりますが、当時の私は

① 楊貴妃パンダメダカの系統
② アルビノメダカの系統

という2つの系統を抱えていました。

楊貴妃パンダメダカ(F4 or F5)

まず1枚目(2019/2/2撮影)が、楊貴妃パンダメダカ。この個体が F4 世代なのか F5 世代なのかは憶えていません。とにかく F5 世代まで通常累代を続けていた系統です。

アルビノパンダ系メダカ

続いて2枚目(2019/4/21撮影)が、アルビノパンダ系メダカ。ブログ内ではアルパンと呼んでいたこともあります。お世話になっていたメダカショップから「アルビノメダカ」という名前で売られていた個体をお迎えしたのが始まり。途中で自宅の楊貴妃パンダの系統との交配も挟んだ上で、アルビノっ子を入手してきたオリジナル系統です。

そして2019年の繁殖シーズンにおいては、増え過ぎた 飼育系統数を削減する取り組みを行っていて、上記の楊貴妃パンダアルパンの両者を1つの系統へと統合することに。それで誕生したのが、今回ご紹介する「パンダ19」と名付けた系統の個体というわけです。20 “ 19 ” 年生まれのパンダメダカ系の系統ということで、「パンダ19」。

子孫のメダカ達について

今回の観察個体である【No.002】 については、一度も他のメダカと混泳させずに飼ってきたので直接的な子孫はいません。ただ、2019年生まれの「パンダ19」の兄妹には黒目の個体アルビノの個体の両方が生まれていて、アルビノの方は異種交配という形で子孫を残させています。その子孫というのが・・・

侵蝕目系βメダカ ③

現在の私の中で一番大事な存在となっている、瞳の青いメダカ達(=侵蝕目系βメダカ)です。戻し交配など複雑な交配を重ねてきた結果、【No.002】は瞳の青いメダカ達の “ おじ ” であり、 “ おおおじ ” でもあり・・・という立場ですね。そう考えると、今回のお別れによる寂しさが少し増すような、感慨深い感じもします。

 

No.002 の観察記録

いよいよ、【観察No.002:「パンダ19」メダカ】の写真を載せていきます。写真は全部で129枚あるので、分割で1枚にまとめた画像を数枚載せようかなと思い・・・いや思ったものの、せっかくなので今回は全部1枚ずつ載せることにしました!!(笑) ちゃんと「同一個体である!」という証明にもなると思いますし。

次回以降の記事では、写真をいくつか間引くと思います。(汗)

~2019/6/2、産卵床より採卵~

成長観察個体(No,002)①

・これが最初の出合い。「成長観察記事」用の個体は親魚から直接採卵することもありますが、今回は産卵床から採りました。前日夜に投入した産卵床に付着していた卵でして、2019年6月2日の産まれです。

成長観察個体(No,002)2

2019年6月4日。

成長観察個体(No,002)3

2019年6月8日。

成長観察個体(No,002)4

・そして、2019年6月12日の写真です。採卵する前から「パンダ19」ではアルビノ個体が生まれることも分かっていて、本当は「観察するならアルビノ個体がいいな~」とは思っていました。でも卵の中で見えたのは黒目が形成されていく過程でした。(笑)

~2021/6/14の孵化、成長、最期~

成長観察個体(No,002)5

・最初に針子の姿を確認したのは、上の写真の撮影日である2019年6月14日。前日の13日の時点で孵化していたかどうかの確認が取れてないので、とりあえず2019年6月14日生まれということに決めました。

成長観察個体(No,002)6

2019年6月16日(生後3日目)。

成長観察個体(No,002)7

2019年6月21日(生後8日目)。

成長観察個体(No,002)8

2019年6月28日(生後15日目)。

成長観察個体(No,002)9

成長観察個体(No,002)10

・2019年7月4日(生後21日目)。体長がだいたい 5mm を超えた頃で、この日から横見でも撮ることにしました。このサイズでも、完全にパンダ目であることが分かりますね。

成長観察個体(No,002)11

成長観察個体(No,002)12

・2019年7月7日(生後24日目)。この日はスマホ用マクロレンズによる接写をしてみました。大人のメダカと比べると胴長に見えます。

成長観察個体(No,002)13

成長観察個体(No,002)14

・2019年7月13日(生後30日目)。ブリーダーの方などからすれば成長スピードは遅いと思われるのでしょうが、私の感覚では順調に成長している感じです。【No.002】については敢えて育成を急ぐ必要もないですし。

成長観察個体(No,002)15

1成長観察個体(No,002)16

2019年7月17日(生後34日目)。

成長観察個体(No,002)17

・2019年7月21日(生後38日目)。上見では定規を背景に撮っているものの、毎回個体の体高ギリギリに飼育水を張っているわけではない(=メダカと定規との距離がバラバラ)ので、正確な体長計測は出来てないです。(汗)それはそうとして、体長はおよそ 1cm くらいの時期。

成長観察個体(No,002)18

成長観察個体(No,002)19

2019年7月25日(生後42日目)。

成長観察個体(No,002)20

成長観察個体(No,002)21

・2019年7月29日(生後46日目)。このくらいのサイズで且つ腹部の肉付きもこのような感じだと、脱落の心配はなくなりますね。(^^*)

成長観察個体(No,002)22

成長観察個体(No,002)23

2019年8月3日(生後51日目)。

成長観察個体(No,002)24

成長観察個体(No,002)25

2019年8月7日(生後55日目)。

成長観察個体(No,002)26

成長観察個体(No,002)27

・2019年8月20日(生後68日目)。前回撮影から2週間弱の期間空いています。

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成長観察個体(No,002)29

2019年8月25日(生後73日目)。

成長観察個体(No,002)30

成長観察個体(No,002)31

・2019年8月31日(生後79日目)。微妙に被写体の明るさが違ったりしますが、撮影後の加工では「明るさ」や「ブラックポイント(暗部の濃淡)」について写真全体を弄ったりしています。

成長観察個体(No,002)32

成長観察個体(No,002)33

2019年9月6日(生後85日目)。

成長観察個体(No,002)34

成長観察個体(No,002)35

・2019年9月12日(生後91日目)。生後ほぼ3ヶ月というこのタイミングでは、【No.002】はオスであると断定出来るかなと思います。繁殖能力も既にあったはずです。

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2019年9月18日(生後97日目)。

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・2019年9月24日(生後103日目)。あくまで写真を並べての感想になるものの、この頃から2019年11月までが、彼の魚生の中で一番体色の濃かった時期にあたるかなと思います。

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成長観察個体(No,002)41

2019年10月1日(生後110日目)。

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・2019年10月8日(生後117日目)。両目とも上部の縁部分にシャドウがあるので上見だと「パンダメダカだ!」と分かりやすいけど、横見だとパンダメダカとしては黒色部分が物足りないかな~と思います。他の黒目の兄妹もだいたいこんな見た目でした。

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成長観察個体(No,002)45

2019年10月15日(生後124日目)。

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成長観察個体(No,002)47

・2019年10月23日(生後132日目)。ヒレに若干張りがないように感じるので、もしかしたら体調は万全ではなかった時かもしれません。

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2019年11月1日(生後141日目)。

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・2019年11月10日(生後150日目)。今までの1週間に1~2回の撮影ペースは辛くなってきたので、だんだんと間隔が開くようになります。他にも観察個体がいますしね。(汗)

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2019年11月19日(生後159日目)。

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2019年11月27日(生後167日目)。

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・2019年12月3日(生後173日目)。3ヶ月前の2019年9月18日時点の写真から左目に注目すると、虹色細胞下部(=瞳の真下部分)の黒色の濃化が分かりやすいかなと思います。

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2019年12月11日(生後181日目)。

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2019年12月20日(生後190日目)。

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2019年12月26日(生後196日目)。

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・2020年1月4日(生後205日目)。年が変わりました。

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2020年1月11日(生後212日目)。

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・2020年1月21日(生後222日目)。たしか夜中に撮影したので、タブレットか何かの光を当てて撮影した時だったと記憶しています。光の加減でパンダ目の表現が変わりますね。これはこれで良い発見?

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2020年1月29日(生後230日目)。

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2020年2月6日(生後238日目)。

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2020年2月16日(生後248日目)。

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・2020年2月27日(生後259日目)。何を以て “ 越冬 ” と定義付けるかは人それぞれです。私の場合、だいたい11月末~翌年2月末までを自宅メダカの越冬期間だとイメージしていて、【No.002】は無事1回目の越冬に成功しました。

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2020年3月6日(生後267日目)。

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2020年3月17日(生後278日目)。

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2020年3月27日(生後288日目)。

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2020年4月10日(生後302日目)。

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・2020年4月26日(生後318日目)。2020年の春頃より、撮影機会の間隔が更に空くことが増えました。

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2020年5月8日(生後330日目)。

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2020年5月22日(生後344日目)。

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・2020年6月7日(生後360日目)。上見の写真でいうと、体の左側について頭部と腹部を繋ぐラインにくびれがあるので、やや痩せてしまっていた時期ですね。

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・2020年6月22日(生後375日目)。1歳の関門?は難なくクリアしました。

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・2020年7月7日(生後390日目)。【No.002】以外のメダカでもしばしば見られるのは、尻びれの後方が一部白っぽくなること。尾ぐされ病等の初期中の初期症状なのか、それ以外の原因があるのかは分かりません。ただ一つ言えるのは、完全なる健康状態ではないということ。

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2020年7月23日(生後406日目)。

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2020年8月9日(生後423日目)。

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・2020年9月1日(生後446日目)。痩せがそこそこ進行してしまいました。体表に張りがなく、老けた印象もあります。いつこと切れてしまうのか・・・と心配しつつも、撮影間隔は更に延びやすくなりました。

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成長観察個体(No,002)105

・2020年10月22日(生後497日目)。腹部のボコボコ感が気になりますし、ヒレの状態からも明らかに不健康そうです。

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・2020年11月19日(生後525日目)。前回に比べると、体調はすこ~し持ち直した感じです。

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・2021年1月3日(生後570日目)。2度目の年越し。

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2021年2月2日(生後600日目)。

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2021年2月28日(生後626日目)。明らかに不健康そうでも、2度目の越冬に成功しました。(^^*)

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成長観察個体(No,002)115

・2021年3月30日(生後656日目)。また肉付きが良い感じに向かい出しました。

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2021年4月19日(生後676日目)。

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・2021年5月11日(生後698日目)。ふくよかになっても尻びれには違和感が残ったまま。もしかしたら、尻びれの症状は単なる老化現象なのかもしれませんね。

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・2021年6月6日(生後724日目)。

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成長観察個体(No,002)123

・2021年6月27日(生後745日目)。横見写真にご注目いただきたいですが、パンダ目たらしめる黒色部分の面積が減少したように感じます。体色も更に薄い感じです。

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成長観察個体(No,002)125

・2021年8月18日(生後797日目)。前回撮影から1ヶ月半以上の期間が空いての撮影です。消化器官に何か問題を抱えているのかお腹の凹み具合や、体全体のラインの細さが気になりました。(汗)

成長観察個体(No,002)126

成長観察個体(No,002)127

・2021年9月12日(生後822日目)。1ヶ月前と比べて容体に変化はなさそうです。そして、残された時間はあと少しとなり・・・

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成長観察個体(No,002)129

2021年10月20日(生後860日目)。これが最後の撮影機会となりました。前回よりも胴体が更に細くなり、ヒレの状態もかなり悪化していました。彼がこと切れているのを発見したのが2021年11月14日で、11月11日まで生存を目撃していたことや亡骸の状態から、2021年11月12日を死亡推定日時としました。ということで、【観察No.002:「パンダ19」メダカ】は882日の寿命ということになりました。

 

今回の観察を振り返って

メダカの寿命については様々な数字がネット上に溢れていますが、現在の私の感覚でいうと繁殖可能なサイズにまで成長出来た個体の寿命は、だいたい1年半~2年くらいの範囲に収まるのかなと思います。長生きに重点を置いて飼育している個体だと、【観察No.002】のように2年の壁を越えて長生きするのかな~といった感じです。

( 卵や稚魚の段階で脱落する個体も多いので、そういうケースも含めると厳密な意味での平均寿命は1年未満かなと思います。 )

【観察No.002】は、1歳を越えたあたりから痩せに悩まされることになりました。ただ、これは私が意図的にエサやりの量を抑えて飼育水の汚損による病気の発生を予防したかったことも影響しています。彼に対する私の飼育方法の評価は改めて考えるとして置いておいて、 “ 長生き ” という観点でいうと、必ずしも太ること太るような環境で飼うことが最善とは限らないと考えています。

 

今回の記事を投稿するにあたり、【観察No.002】の写真を整理して振り返ってきました。種類にもよると思いますが、「パンダ19」という自宅オリジナルの系統に限っては体色の一番濃い時期は生後1年未満で、それ以降はどんどん薄れていくことが分かりました。体長については年齢と共に大きくなるけど、 “ ベストな観賞時期 ” は若さの要素も重要だなと思いました。

 

本日の写真

2021年生まれの黒系メダカ ①

今日撮影したのは、2021年生まれの黒系メダカ。「五式」と「カイジ」、そして自宅オリジナル系統の「蝮(まむし)」の3者の統合交配で生まれた子達です。黒系系統って特に見分けが難しくて、卵や稚魚の誤混入(←身元不明になる)のリスクが高いので、渋々1つの新系統としてまとめました。(汗)

2021年生まれの黒系メダカ ②

2021年生まれの黒系メダカ ③

そんな彼らの観察をしていたら、1匹気になる子が。2&3枚目に写るのは同一個体でして、右目が盛り上がっているんです。体は至って健康そうですし、病気のポップアイにも思えないのでこういう個性なのかなと思います。既存の出目メダカとはまた違う、出目金のようなメダカ?を自分の手で作れるかもと思うとワクワクします。(^^*)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!