【料理】メカジキのカマを、経験でアバウトに煮付けました。

こんばんは。(くもり、時々雨)レモンパイです。昨日と今日連続で、自転車を漕いでいる時に “ びしょ濡れ ” になりました。普段天気予報を気にせず、出掛ける時の空模様だけで判断するのが仇に。(笑) ちなみに「びしょ濡れ」と「ずぶ濡れ」はどう意味が違うのか気になって調べたところ、前者よりも後者の方が滴る程に濡れている意味合いが強いそうです。

今日は婚活マッチングアプリの「Omiai」で不正アクセスによる個人情報流出のニュースがありました。個人情報が流出するのは昨今ではほぼ仕方のないことのように思われていると思いますが、それが約171万件の年齢確認書類(約6割が運転免許証)というのは物凄く恐ろしいなと思います。犯罪者に何に使われるか分からないし、結局運営会社は今後起こりうる個々人への被害を救済することもほとんどないのかなと思います。

 

私自身は婚活アプリは使ってないですが、メルカリなどいくつかの企業に本人確認書類として免許証写真を提出したことがあるので対岸の火事ではないんですよね。個人情報は漏れて当然として社会の仕組みを変えていくのか、個人情報が漏れないよう更なる規制や対策の強化を法律で決めるのか、漏れた時を想定しての補償やサポート体制を作り上げるのか・・・いずれにせよ、社会が不便な方向に向かったとしても誰もが個人情報の問題について向き合わないといけない時期のような気がします。

 

あと、不正アクセスに気付いてから1ヶ月弱後の発表になったことはかなり大問題だと思うのですが、Omiaiのホームページを見たらまだ登録者を集めようとしている(=2021/5/21時点)のが姿勢として良くないなと思いました。

 

それでは、本題に入ります。昨日は地元のスーパーへ行ったら、鮮魚コーナーに生のメカジキのヒレとカマが売られていました。 “ 生 ” ですし新鮮そうだったのでカマの部分を今日の晩御飯用に買っていました。今回は、そのメカジキのカマの煮付けの調理工程について写真でご紹介します!(^^*)

今回の記事はレシピ記事ではありません m(_ _)m

写真を載せる前に、そういえば “ カジキ ” ってそもそも何だっけ?と疑問に思ったので調べてみました。カジキというのは、スズキ目カジキ亜目に属する魚の総称です。カジキ亜目は更にメカジキ科とマカジキ科に分類されます。メカジキの他にも、マカジキやクロカジキ、シロカジキ、クロカジキ、バショウカジキ、フウライカジキ・・・など結構たくさんの種類(属)に分かれます。そして日本で食用として好まれているのがマカジキなのです。

( “ カジキマグロ ” という表現がありますが、あれは食感や味などが似ていることからそう呼ばれるそうです。販促目的でマグロという文言を付けたのかな? ただし、実際マグロは同じスズキ目でもサバ科なので、カジキとは違う魚になります。 )

メカジキカマの煮付け工程 ①

冒頭部分が長くなりましたが、それでは写真を使っていきます。1枚目が、今回購入したメカジキのカマ。カマの煮付けは何度もやってきたけどメカジキは初めてかもしれません。税込みで800円台でしたが、これ一つあれば他のおかずは減らしていいかなと思って買いました。

煮付けを作る際も、出来るだけ新鮮な魚を選びましょう!

メカジキカマの煮付け工程 ②

大きな鍋にたっぷりの水を入れ沸騰させ、カマを入れてあらかたの臭みを除去することにしました。湯引き(ゆびき)という、お湯を掛けたりさっと熱湯の鍋にくぐらすだけの方法ではカマという大きな部位の臭み取りとしては不十分なので、今回は50秒ほどしっかり茹でました。

煮付けの場合、湯引きまたは短時間の下湯では大切です!

メカジキカマの煮付け工程 ③

臭みを取る為の茹で作業が終わったら、お湯を捨てて再び水をたっぷり張って沸騰させます。ネギの青い部分生姜ザラメ料理酒と一緒にカマの煮付け作業に入ります。お湯はカマ全体の浸かる高さまで張りましたが、他の材料は “ 経験を当てにした何となくの分量 ” を入れました。今回はレシピ記事ではないですし、初めて作る料理でもなければ普段の私は分量を量らないです。だって量るのに時間が掛かるし面倒くさいから。(笑) よほど不味くなけりゃいい。

ご家庭で煮付けを作る際、調味料の消費を抑える為に煮汁の量を節約するのはナンセンスです。身がしっかり浸かるくらいたっぷり用意しましょう!

メカジキカマの煮付け工程 ④

上記の最初の調味料を入れ終えたら、落し蓋を入れました。クッキングシートを鍋の形に沿って、中央に十字の切れ込みを入れるもの、1枚目をアバウトに切ったら小さかったので、もう1枚を作って重ねました。今回落し蓋が必要なのは、煮汁を具材(カマ)の上部まで回す目的など・・・正直何で落し蓋が必要なのか自信を持って論理的に説明出来ない(汗)ですが、経験からあった方がいいだろうという結論はぶれません。弱火~中火の、中火寄りの火力でぐつぐつ煮ていくことに。

私の場合、落し蓋はクッキングシートかアルミホイルを使用しています。

メカジキカマの煮付け工程 ⑤

落し蓋をして20分ほど経過した頃にふら~っと台所に戻ってきて、醤油を入れました。醤油つまり塩分を最初の調味料と一緒に入れなかったのは、先に砂糖(=今回は何となくザラメにしました)を入れないと、砂糖の具材をやわらかくしたり他の調味料を浸透しやすくする効果が発揮出来ないから。そして何となくザラメが足らないかなぁ~と思い、醤油と一緒に追加しました。

メカジキカマの煮付け工程 ⑥

醤油等を投入して更に20分ほど経過した頃にまたふら~っと鍋の様子を見に来て最初の味見をしました。仕上がりを考えると少し濃過ぎる感じもしましたが、今回は切り身ではなく内部に肉の詰まった分厚いカマの調理なので、まあいいかという感じ。

魚の煮付けは薄味を目指すと味が臭みに負ける可能性があるので、基本濃い目に仕上げることを目指します!

メカジキカマの煮付け工程 ⑦

味見から30分後、つまり醤油等を入れてから50分後に様子を見たら、煮汁が当初の半分以下になっていました。この置き方のカマの下部にはもう味が染み込んでいるはずですが、上部が白っぽくて染み込みが全然なので・・・

メカジキカマの煮付け工程 ⑧

分かりづらいかもしれませんが、まず大きなフライ返しを使ってカマの身が崩れないよう慎重にひっくり返して、鍋を傾けて煮汁がひっくり返したカマの下半分以上の高さに来るようにセットしました。この体勢まま、夕飯の時間まで放置すれば味がしっかり染み渡るはず。(^0^)//

メカジキカマの煮付け工程 ⑨

そして数時間後、夕飯を作る時間がやってきました。煮汁にみりん風調味料水溶き片栗粉を混ぜて煮ました。みりん風調味料をこのタイミングで入れるのは照りを出す為・・・ですが、正直そこまで照り感を求めてないので他の調味料と一緒に使っても良かったかも。そして水溶き片栗粉を使ったのは、煮汁にとろみを付けるため。煮汁に浸かれない上部は、おたまで掬った煮汁を何度か掛けました。

魚の煮付けの場合、煮汁にとろみを付けた方が9割9分美味しくなります!

メカジキカマの煮付け工程 ⑩

最後、器にカマを盛り付け煮汁を少し入れ、長ネギの白い部分の細切りを乗せて完成です!!

メカジキカマの煮付け工程 ⑪

撮影後、まず一口食べてみました。やはり味は濃過ぎたかなぁ~と感じましたが、臭みはほとんどなく脂が乗っててめちゃくちゃ美味かったです。(^0^*)♪♪ ただ残念なことに、私が食べたのはこの撮影用の一口だけでした。何でかというと、私は家族の夕飯を作っても疲れてすぐには食べず部屋に籠るのですが、無類の魚好きが1名いて私が食べていないことを知らずに平らげてしまったから。(笑) 

私はツイッターでもよく料理の写真を載せていますが、正直自分が作った料理を食べる頃にはもう飽きていて、作る途中や食卓に並べる直前の味見段階で「もう食べなくていっか」みたいな感覚があります。だから、家族が平らげてくれるくらい美味しく煮付けられたのならそれで満足。逆に、あからさまに残されていてそれを後で自分が食べるのは悲しいですね。(笑)

 

最後に注意喚起として、台所で火を扱う際は安全面に十分ご注意ください。

 

本日の写真

身元不明の針子第1号

1枚目は、今年2021年において本日初めて見つけた針子になります。もう5月の下旬という時期ですが、これまでの飼育歴からすると私が針子に最初に出合った時期として一番遅いです。何で遅いのかというと、おそらく昨年末から眼の不健康による休養で、メダカ方面の作業を蔑ろにしていたから。親魚の繁殖準備を上手く整えられなかったからなのかなと思います。またこの針子は、何故かミジンコ水槽に紛れていた個体なので身元が分かりません。

白黒相殺メダカ F1 の102匹

続いて2枚目が、自宅で白黒相殺メダカ F1 と呼んでいる兄妹たちになります。2020年生まれ。このブログでは何回か触れているのですが、【白系体色と黒系体色の異種交配による孫世代には、どんな見た目の個体が生まれるのか?】の実験目的で飼育してきた子達なのです。まだサイズの小さい個体もいますが、明日(5/22)から1匹ずつを写真に撮って体色分布等のデータを採るつもりです。自分で考えたことながら面倒くさいなぁ...。(笑)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!