私のメダカ飼育の一年

2019/3/22追記:この記事は、2017/2/23に投稿したものであり、当時の私の「メダカ飼育の一年」についてまとめています。

おはようございます。(雨→晴れ)レモンパイです。

 

レモンパイのメダカ飼育の一年

では、早速ですが本題に入ります。私は抱えるメダカ達について、基本的に自然の繁殖シーズンでの繁殖によって維持しています。当記事では、私の「自然繁殖によるメダカ飼育」のサイクルについてざっとご紹介します。

 

ここでいう自然繁殖とは、人為的にメダカの繁殖のタイミングを操作するのではなく、 “ 季節の移り変わりの中で自然と繁殖可能な体になってもらうこと/繁殖してもらうこと ” です。

 

自然繁殖に頼るメリット

飼育者がメダカに繁殖してもらいたい場合に、自然繁殖に頼ることの主なメリットとは

繁殖に向けた特別な管理( ヒーターの使用など )が必要ないこと
自然繁殖シーズンの春夏に生まれた若魚は、冬の時期までに丈夫な大きさにまで成長してくれること

です。

 

それでは、ここから具体的な一年のサイクルについて説明していきますが、飼育者の住む地域の気候や寒暖の程度によって、自然繁殖や越冬のシーズンの時期は多少異なることには注意してください。

 

自然繁殖が始まる直前( 3~5月 )

私は、メダカ飼育の一年のスタートを自然繁殖が始まる直前の時期だと考えているので、ここから一年がスタートするとします。

 

この時期は、繁殖シーズンが始まってからドタバタしない為に、飼育者が事前に準備をしておく時期になります。

 

具体的には、『ペアリングさせるメダカを決めること』や『彼らを繁殖用水槽に移すこと( または繁殖に使わない個体たちに他の水槽へ移ってもらうこと )』、『稚魚の育成用の水槽を立ち上げること』などです。

品種改良や新種作出に興味のない方は、わざわざ繁殖用水槽を設ける必要はありません。既に、【 健康な成魚メダカ達がオスメス揃った状態 】で同じ水槽内にいる場合は、そのままの状態で繁殖シーズンを迎えましょう。

 

繁殖シーズン前半( 4~7月 )

飼育下のメダカは、所属する水槽が違ってもほぼ一斉に繁殖を開始します。飼育者として一番楽しいシーズンのスタートです!!(笑)

 

それぞれの種類からは、短期間で必要な分の卵を確保し、採卵をすぐにやめるのが望ましいです。それは、だらだらと採卵を続けてしまうと、稚魚や若魚の間で体格差が深刻なレベルになってしまい、兄妹を比較しながら同じ基準で選別することが、後々に難しくなってしまうからです。

 

また、稚魚の飼育では、成長度合い毎に水槽分けをする必要が出てきます。そうすると、稚魚用の水槽が足りなくなってくるので、『ペアリングしていた親魚を元の水槽へ戻して、繁殖用水槽を稚魚用水槽仕様にアレンジする』か、『繁殖用水槽を畳んで稚魚用水槽を新設する』ようにします。

大きな水槽でゆったりと親魚を飼育している場合は、卵や稚魚を隔離させなくても、一定数の子孫は生き延びることが出来ます。そうさせるには、【 水槽内に稚魚の隠れ家になる水草をたくさん投入 】し、【 フィルターの稼動による水流は出来るだけ弱める 】ようにしましょう。

 

繁殖シーズン後半( 8~11月 )

繁殖シーズンの後半では、世代を進めたい一部の種類の繁殖( ペアリング → 採卵 )に取り組んだり、繁殖シーズン前半の宿題に取り組む期間になります。

 

“ 宿題 ” とは、『 期待していた形質表現をする若魚が少なかった種類 』や『 少数の若魚しか維持することが出来なかった種類 』のことです。特に、後者の場合は種の存続の観点から危険な状況なので、優先的に再度繁殖( ペアリング → 採卵 )に取り組む必要があります。

1ペアのメダカから飼育を始めたとしても、繁殖シーズン中にずっと『採卵&稚魚の育成』を続けていれば、1000匹以上の数にまで殖やすことが可能です。しかし、飼育者が管理しきれるメダカの数には限界があるので、【 育てるメダカの数の管理 】はしっかりと行いましょう。

 

越冬前の準備( 10~12月 )

繁殖シーズンの終わりが見えてきたら、メダカに越冬に向けた準備をさせる必要が出てきます。

 

具体的には、『日々与えるエサの量と回数を段々と少なくすること』や、『メダカの水槽を出来るだけ容量の大きいものに変えること』などです。

 

繁殖シーズンの終盤に誕生した稚魚~若魚の中で、冬の室外の寒さに耐えられなさそうな小さい個体については、出来るだけ室内で飼育するようにしましょう。

水槽内で【 ヒーター 】を稼動させていたり、【 暖房 】の効く室内で飼育している場合、メダカは越冬( 冬眠 )しません。よって、彼らには越冬に向けた準備は必要ありません。

 

越冬中( 11~2月 )

越冬中のメダカは、日中に水面近くを泳ぐことが少なくなり、水槽の底や水草の陰でじっとして一日を過ごすようになります。そのような状態では、メダカにエサやりをする必要はありません。ただし、冬の期間でも暖かい日日差しの強い日ではメダカが再び活動的になるので、そのような日に限ってはエサを少量与えるようにします。

 

越冬中は、水槽内の環境は出来るだけ弄らない方が良いですが、場合によっては水換えや床掃除を行います。水換えや床掃除などの作業を行うタイミングとしては、暖かい日を選びます。

 

飼育者としては、一年の中で最も飼育作業の少ない時期になりますが、来シーズンの繁殖計画についてゆっくりと考え始めるのが望ましい時期でもあります。

越冬期間中は乾燥によって【 飼育水の蒸発 】が早くなります。各水槽については、【 定期的な水足し 】を怠らないようにしましょう。

 

越冬明け( 2~4月 )

メダカは、冬が明けると繁殖に向けた体作りを始めます。越冬中はメダカが痩せてきてしまうことも多いので、徐々に与えるエサの量と回数を増やし、健康な状態で繁殖シーズンを迎えられるように飼育します。

 

また、「自然繁殖の始まる直前」の時期に行うペアリングをスムーズに行う為にも、越冬明けの時期には、親魚に選ぶ若魚の最終候補を決めます。越冬に成功した若魚が、これから訪れる繁殖シーズンまでの間に力尽きてしまうことはあまりないので、厳しい目で選別を行い、大胆に数を絞り込みます。

室内で保護していた稚魚がいる場合、彼らを室外へ移動させましょう。稚魚は越冬中ほとんど成長しませんが、3~4月以降から急激に成長を見せてくれるようになります。上手くいけば、繁殖シーズンまでに繁殖可能な成魚にまで成長してくれます。

以上が、私のメダカ飼育の1シーズンです。

 

最後に

私が今後、ヒーターを使った年中飼育に取り組む可能性はありますが、現在抱えているメダカの種類や数を考慮すると難しいですね。

 

『自然繁殖に任せたメダカ飼育( 維持 )』は、飼育者にとってはメリハリのある趣味なのではないかと思います。メダカを越冬させると、彼らに接することの出来る時間が少なくなるので、その点はやや物足りなくなりますが、(笑) その分次回の繁殖シーズンに向けてあれこれ夢や期待を膨らますことが出来ます。

 

本日の写真

( オレンジ斑×楊貴妃 )F1

今日は天気が悪くて暗かったので、洗面台で撮影しました。被写体は、( オレンジ斑×楊貴妃 )F1 です。兄妹の中で、一番斑量の多い個体ですね。

 

独特な斑表現の赤虎メダカを作出したいと思うのですが、斑の少ない兄妹もいるので、しばらくの目標は斑自体の固定率を上げることになりそうです。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!