記録の大切さ

こんにちは。(くもり)レモンパイです。

 

昨日より寒く感じます。この記事を書く前に、室外の稚魚を室内へ避難させました。理由は、稚魚は寒さに弱いからです。もしかしたら、アルビノ若魚もそうさせるかもしれません。私には、 ※1 去年ヤフオクで購入した20数個の卵から孵ったメダカの稚魚を、寒さで失ってしまった苦い経験があるので、これからも寒い日は稚魚を室内へ移動させると思います。

※1 現在は1匹だけ生きているスワローメダカの話です。

 

メダカ飼育を記録する

では、本日のお題に入ります。何とも地味なテーマを選びましたが、日常の飼育の記録について真面目に書きます。

 

「メダカ観察ノート」

私はメダカに関する様々な情報をメダカ観察ノートにまとめています。【 メダカを購入した場所と日付 】、【 メダカが罹った病気の症状と対処 】、【 些細な気付き 】、【 反省や今後の自分への提言 】などですね。

 

抱えるメダカの数が過去最高になった今年からは、【 在庫( 今いるメダカの種類とおおよその数 ) 】、【 異種交配の結果 】、【 簡単な系図 】なども記しています。来年は、【 固定率 】や【 稚魚の生存率 】についても調べて残そうと思っています。

 

記録を始めた理由

ノートに記録を残すようになったのには、メダカを安定して育てられない時期があったからです。本を読んだりアクアショップの店員さんからアドバイスを聞いたりしても、メダカが長生きせず、その原因がよく分からないということが多かったので、自分で得たデータや試行錯誤の一部始終を何かの形として残そうと思ったのです。

 

今の私がメダカ飼育を難しいと思わないのは、単純に経験の積み重ねによる部分が大きいですが、ノートのお陰で同じ失敗を繰り返さないようになったとは思います。

 

また、新種作出を目指すようになってからは、記録作業は欠かせないものになりました。抱えているメダカの詳細なデータが残っているからこそ、異種交配によって生まれてくる子どもの形質の予想がしやすくなったり、 ※2 メダカの身元が分からなくなるといった最悪のトラブルを防ぐことが出来ます。

※2 私の場合、ノートに記録をとるだけではなく、メダカの水槽の適当な場所に、「名前」と「何世代目」なのかという情報を書いた付箋をセロテープで貼り付けて、情報の確かな紐付けをしています。

 

最後に

どんな目的であろうと、メダカを飼育し続けるのであれば飼育記録を残す作業は大切なことだと思います。媒体はパソコンでもツイッターでも何でもいいですし、記録する内容は薄くても濃くてもどっちでもいいと思います。

 

最後に、皆様にオススメしたい記録の書き方があるのですが、それは客観的な事実だけではなく、その時々の何か自分の感想や考えも添えておくことです( 【例:メダカが○○になった。△△だと考えたので、□□という処置をした】等 )。そうすることで、後で読み返したときに自分の考えの変化に気付くことが出来たり、当時の記憶を鮮明に思い出すことが出来ます。

 

本日の写真

付箋と水槽

写真は、( 天の川×東天光スモールアイ )F1 です。昨日のことなのですが、いちいちその名前でブログに書いたりノートに書くのは面倒ですし、彼らに対してはスモールアイの固定率を上げるのが目標なので、単純に「スモールアイメダカ P 」と改名しました。もちろん、メダカ観察ノートにも今回の改名のことは記述しました。

 

ちなみに、F0 と付箋に書いてありますが、普通は P(parent)と表記します。 F(filial) は「子の」という意味です。例えば、「 F2 」と書いた場合は、 P の第2世代目の子、つまり孫ということになりますね。 )

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!