メダカの懐き

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

昨日、飼育グッズの整理をしていたら、1年くらい使っていなかった流木が出てきました。自宅には、大と小の2個ありますが、どちらも休眠中ですね。抱えているメダカの数が増えてきたことにより、水槽内でスペースをとらないようにと使用を控えるようになっていったのです。

 

流木や砂利は、半永久的に使える大切な飼育グッズなので、使わないシーズンがあってもすぐに処分したりしないようにしましょう。手間と時間をかけてアクを抜いた流木なら尚更ですね。

 

メダカの懐き

では、本日のお題に入ります。メダカは魚なので、哺乳類のペットのように人間と親密?になることはありません。しかし、懐きともいえる行動を示すことがあるので、そのことについて書きます。

 

メダカの場合の懐き

メダカや金魚の場合だと、飼育者がエサを与えるとだんだん懐いてくるようになります。具体的には、人間のような姿を認識するとその姿のほうへ向かってくる( 集まる )のです。

 

どのようなプロセスかというと、【 人間がエサを与えようと現れる 】⇒【 エサが水面に降ってくる 】⇒【 エサにありつける 】⇒ 毎日の繰り返し ⇒【 「人間の姿が現れるとエサが降ってくる」学習する 】というものです。

 

メダカはアクアショップにいる時点で既に人間( 店員 )に懐いている場合が多いですが、我々飼育者が彼らを購入して自宅の水槽に移すと、メダカにとっては環境の変化を体験することになるので、人影に怯えるようになることがあります。そうなった場合は、しばらくは人影に怯える期間が続くのですが、時間が経てば再び人間に懐くようになります。

 

メダカの懐きの良し悪し

メダカが懐くことのメリットですが、懐くようになった場合、人間の存在によるストレスを感じにくくなるように思えます。また、飼育者がエサを撒いたときにちゃんと食べに来てくれるので、エサを見落とされる( 食べ残される )可能性が低くなります。さらには、メダカを掬いたい場合は、自ら人間に向かってきてくれるので網やプリンカップで捕まえるのが簡単になります。

 

デメリットについてですが、メダカ本来の生態からはあり得ない行動や態度をとってしまうことが挙げられます。飼育を続けていると、メダカはどうしても天敵の存在に疎くなってしまうので、野生のように俊敏に動き回ったり、積極的に物陰に隠れるという行動が少なくなってしまいます。人間に懐けば懐く程、観賞魚的になってしまうのです。

 

メダカに懐かせない方法

私の考えとしては、飼育をしている以上、メダカが懐いてくるのは仕方のないことなので、わざわざ懐かせないような飼育方法を選ぶことはしません。

 

もし、メダカを野生に近い状態・距離感で飼育したいのであれば、黒い容器を水槽に選び、水槽を人影が見えない場所に置きましょう。黒い容器にするのは、水槽の横から人間が見えないようにする為です。つまりは、メダカにおいて、エサと人間の影の関連性を断ち、人間自体を得体の知れない存在のままに位置付けさせるのです。

 

本日の写真

懐いているメダカ

実は、私の元には極度に懐いているメダカと全然懐いていないメダカの両方がいるので、どちらの写真を撮ろうか悩んだのですが、結局懐いている方を撮りました。(笑) 第1のリスクヘッジ水槽の子どもたちです。私が指を入れただけでもエサだと思い込んでつついてきます。これはもうドクターフィッシュですね。(笑)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!