おはようございます。(晴れ)レモンパイです。
元々ではありますが、私は昔より太陽の眩しさに弱くなったと思います。外出している時は、晴れで眩しいと、目を細くし過ぎて周囲がほとんど見えなくなることが多いです。ということで、最近はサングラスを掛けることが多くなりました。
室外メダカの飼育作業中でも、よく掛けています。メダカを撮影容器に入れて観察する時だと、色の違いだけでなく裸眼で観察する時とは違った見え方になる “ 気がする ”(笑) ので、サングラスを外したり着けたりしています。
2017年繁殖シーズン前半
では、本題に入ります。予告した通り、今回は2017年の繁殖シーズン前半戦を総括する記事を作ることにしました!!3日前に、前半戦の新親魚の繁殖が全て終わったので、タイミングとしては丁度いいのかもしれないですね。
① 過去最高種類数の繁殖
・今回の繁殖では、過去最多の18種類( 組 )の繁殖に取り組む計画を立てていました。しかし、オスメスが揃わなかった等の理由で、繁殖が出来なかった組み合わせがいくつかあり、その分繁殖予定のなかった種類の繁殖を行ったりしました。
・「去年、ダラダラと採卵を続けてしまった結果、稚魚や若魚の選別が難しくなってしまったこと」を踏まえ、新親魚の繁殖( 採卵 )は短期間で終えることを心掛けました。
・新親魚の繁殖用水槽は、どれも繁殖が始まる前に構えていましたが、今年は “ 一斉繁殖 ” とはなりませんでした。
② 急ぎ過ぎた繁殖
・去年から今年に跨る冬の時期が暖冬だったことや、越冬明け後に意図的にエサの量を増やしていったこと等の影響で、今回は新親魚たちの繁殖が、去年より1ヶ月以上早く始まりました。
( 越冬明け後の “ 繁殖に向けた準備 ” 自体は、滞りなく計画的に行えてとても良かったです。 )
・メスの体がオスより早く成熟したせいか、 “ メスのお腹が張ったり産卵をしたりするのに無精卵しか得られない時期 ” が、序盤にしばらく続きました。
③ 深刻な稚魚の育成不良
・最大の原因は、気温の低さや不安定さだったと考えていますが、4月~5月生まれの稚魚の生存率が異様に低かったです。バタバタと稚魚が脱落していくので、繁殖用水槽の解体をして間もない新親魚の再ペアリングを、いろんな種類で行わなければいけなくなりました。
・今回は例年以上に、まだ卵や針子の段階の水槽にミジンコを投入し過ぎてしまいました。ミジンコを食べれない大きさのメダカにとっては、体当たりをしてきたり飼育密度を高める邪魔者だったと思います。そのストレスが、稚魚の育成不良の原因の一つになったとも思います。
・6月に入ってからは、稚魚の育成が安定してくるようになりました。
④ 限界の実感
・私の “ 飼育種類数の限界 ” と、 “ 水槽数の限界 ” を強く感じました。工夫をすれば、新しいメダカをお迎えしたり水槽数を増やすことは可能ですが、私の “ 飼育管理の質 ” を保てるのが、現状でいっぱいいっぱいです。
・今回は全てのメダカの管理に気を配ることが出来たおかげで、目立った問題は起こりませんでしたが、もし成魚の間で病気の集団感染が起こっていたら、いつも通りの対処は出来なかったと思います。その観点からも、これからの私のメダカ飼育には余裕が必要だなと思いました。
( ピュアホワイト光メダカ F2 の繁殖用水槽では白点病が発生しましたが、他のメダカへの感染拡大は防ぐことが出来ました。 )
最後に
・全体を通して、失敗だらけの前半戦だったと思います。 “ 短期間で採卵を終えること ” については、子孫の間で深刻な成長差が生まれることを、ある程度抑えられたと思います。その点では良かったです。
( 結果としては、稚魚の育成不良が分かってから再繁殖をした種類が多いので、子孫の成長差の大きい種類も多いです。 )
・まさか、稚魚が全体的に育成不良になるとは思わなかったことが、前半戦の最大の誤算でした。全体的な育成不良に悩まされるのは初めてだったと思います。これからの繁殖では、採卵予定数により保険をかける必要があるかもしれません。でも、後半戦が始まるのは最も暖かい( 暑い )時期なので、次回の後半戦で育成不良に悩まされることは、あまりないはずです。
・後半戦からは、 “ 飼育種類数を減らす為の異種交配 ” をすることになります。様々なキャパシティに余裕を持たせてメダカ飼育を続けていきたいですね。
本日の写真
写真は、「第1の2017親魚水槽」の住人たちです。中央の下には、繁殖の叶わなかった黒幹之メダカ F1 のオスが写っています。
2017/7/20追記:2017/7/20現在では、黒幹之メダカ F1 だとしてきた個体は、全て梵天メダカ F1 だったと考えています。
彼ら “ 新親魚 ” は、後半戦からはもう新親魚とは呼べなくなりますね。一部、【 前半戦に生まれた若魚 】と【 前半戦に繁殖で活躍してくれた親魚 】との間で、世代間交配を考えている種類もあります。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!