こんばんは。(晴れ)レモンパイです。
レッドラムズホーンを飼育するようになってから、ほぼ毎日彼らが水槽内を漂う光景を目にします。(笑) 漂うのは、フィルターの水流に流されているからなのですが、他にも油膜の張っている水槽だと、水面を這う不思議な光景も見られますね。
それなりに飼育期間を経て分かったことは、彼らは水槽の壁のコケ取りには向いていないということです。食性は広いので、メダカやザリガニの食べ残したエサを拾ってくれてはいますが、その代わりフンの量の多さが気になります。
ラムズには観賞的な魅力がありますが、水槽内に必要かどうかと言われれば、どちらでもいい存在かなと思ってしまいます。
【 第2期 】生後1日目のザリガニ
では、本題に入ります!この「稚ザリの成長」シリーズが始まるということは、そういうことです。(笑) つまり、ブルーチーズ君と玉葱ちゃんの間に赤ちゃんが誕生したということです。とても嬉しいですね。
去年の【 第1期 】の記録を参考にしながら、よりベターな稚ザリの飼育方法を見つけられたらなと思います。
( 【 第1期 】のシリーズには、わざわざ第1期という表現を使っていません。 )
玉葱ちゃん&卵の変化( 11/19~ )
前回の記事の投稿は16日前の11/19でしたが、玉葱ちゃん本人には特に変化は見られませんでした。食欲もありますし、卵の手入れもちゃんと行っています。夜中に水槽内を探索している姿を何回か見ましたが、おそらくもっとご飯が欲しかったのだと思います。
卵については、次第に薄茶単色のものはなくなり、大半が濃い茶色と薄い茶色の2色になりました。そして10日くらい前からは、卵の中の稚ザリの形成がはっきりと確認出来るようになりました。
11/27の出来事
基本的には順調な抱卵期間に思えたのですが、11/27にびっくりする光景を目の当たりにしました。それは、玉葱ちゃんが隠れ家の中で角々しい?動きをしていて、【 後ろの方の腹肢で卵を弄る 】⇔ 【 その腹肢を口元に持っていく 】の動きを繰り返していたのです。
しかも、 “ 物 ” は見えなかったのですが、玉葱ちゃんの口元は動いていて、口元から何かの液が漏れるのも確認出来ました。おそらく、玉葱ちゃんは無精卵や成長の止まってしまった卵を、自分で食べて処理していたのだと思われます。
( 自分で処理していたのだとしたら、母ザリの時のような脱卵が、水槽底に散らばっていないのが理解出来ますね。 )
稚ザリの誕生( 孵化 )
そして、遂に稚ザリが誕生しました!!今回の抱卵期間は34日ということになります。今日の夜8時くらいに玉葱ちゃんを隠れ家から出して観察したところ、 ※ 彼女に抱えられている他の兄妹の上で少し動いている子が1匹いたのです。
※ 他の兄妹には、まだ卵の状態のものもいる可能性があります。
これは、母ザリの抱卵時にも思ったことなのですが、ザリガニは孵化しているのかしていないのかが分かりにくいです。孵化したとしても、一定の期間は母親にしがみ続けて動かないものなのだと思います。
もしかしたら、今日動いていた子はもっと前の日に孵化していたのかもしれないですが、そういう細かい点は気にしないことにしておきます。(笑)
今後の予定
今までの計画では、玉葱水槽にて稚ザリの成長を見守る予定でした。そしてある程度独り歩きする子どもが現れたら、一部数を主のいない「旧・小葱水槽」に移し、2つの水槽の体制で育成をしばらく続ける予定でした。( ⇒ プランA )。
しかし玉葱水槽では、稚ザリの育成期間は床材を掃除しにくいことを考慮し、ソイルに変えたのですが、玉葱ちゃんがバーンスポット病に罹らないか心配です。そこで今は、プランBの方を採用しようと考えています。
プランBとは、独り歩きをしだす稚ザリについて、随時それらの個体に「旧・小葱水槽」へ引っ越してもらい、兄妹の大半の引っ越しが完了したら玉葱水槽を玉葱ちゃん仕様の大磯砂に戻すという案です。今回の稚ザリの育成も大事ですが、玉葱ちゃんのケアにも同じくらい気を遣いたいと思います。
本日の写真
1枚目の写真は、夜の8時頃に撮影した稚ザリです。まだ孵化していない兄妹もいるかもしれないですが、この写真の見える範囲では、皆孵化が済んでいるように見えます。
隠れ家から出すと玉葱ちゃんは慌てて隠れられる場所を探し回るので、なかなかピントを合わせて撮ることが出来ません。ザリガニのメスは、抱卵&育児期間中はとても神経質になりますね。
そして2枚目の写真は、午前中に撮った玉葱ちゃんです。とても優しい母親だなと思います。彼女には、小葱ちゃんやその他大きくなれなかった他の兄妹の分も、健康に長生きしてほしいなと願っています。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!