おはようございます。(晴れ)レモンパイです。
当ブログは開設2年目になりましたが、実は当ブログや旧ブログ、ツイッターの存在は、面識のある人を含め誰にも言っていません。
その理由は、今は大人の事情も絡んでいますが、自分から勧めて見てもらいたいコンテンツではないからです。(笑) “ メダカの飼育などについて関心のある方々をメインに、やっと見つけてもらえる存在であれば ” と願っています。
( もちろん、見られて困るようなことは一切書いていないので、見られているならそれはそれで問題ないです。 )
現状&予定( 2017/9/10 )
では、本題に参ります。今回の「現状&予定記事」では、 “ 繁殖シーズン後半戦生まれの針子や稚魚の育成状況 “ について整理することにしました。
1週間前に2017年の繁殖が一旦終わりましたし、8月生まれの子孫はそれなりに大きくなっているので、良い機会だと思います。
育成が成功中の種類
【 幹之 F4 】【 オカメ F3 】【( 楊貴妃パンダ×アルビノ )F3 】【 ブラック系 F1 】【 梵天17 】【 アルビノ光 】【 レモンパイ 】
・以前にもお話しましたが、これから寒くなる一方であることを考慮すると、育成での失敗は種の存続自体を脅かすことに繋がります。どの種類も再繁殖をしようと思えば可能だと思いますが、再繁殖で生まれた子孫の生存率はさらに悪くなるはずです。
( 私は加温飼育をしない飼育者なので、10月や11月生まれのメダカを無事に越冬させられる自信がないです。 )
・どの種類も、前半戦生まれの世代に比べて多めに採卵しました。8月末からの冷え込みによって子孫のコンディションの悪化が懸念されましたが、上記の種類では脱落する個体がほとんど見当たりません。
育成がまずまずな種類
【 楊貴妃パンダ F4 】
・飼育種類数を見れば、上記のメダカ達と同様にたくさん抱えられていますが、まだまだ針子の割合が多く、今後の育成がどうなるか不安です。
・もちろん、上記の種類の中にも針子が多い種類はあります。しかし、楊貴妃パンダメダカ F4 の場合は、「育成しないと決めている形質」の光体型の兄妹が、少なくない割合で確認されています。2つの不安要素があるのです。
育成が壊滅 or 種の維持で精一杯な種類
【 魔王似 F2 】
・記録上では、他の種類と同様にたくさんの卵を採卵したものの、いつの間にか住人がいなくなっている稚魚用水槽がありました。
( 私の勘違いでその水槽に卵を投入していなかった可能性や、計算違いで採卵数が少なかった可能性もあります。 )
・上記のことだけであれば問題ないのですが、 F2 世代では選別外になるオレンジ色の個体や薄い体色の個体もなかなかの割合で混ざっているので、結果として繁殖に使いたいような魔王メダカに近い体色の個体が少なくなっています。採卵数の見積もりの時点で、その点の考慮は不十分でした。
・現時点では、魔王に近い体色の兄妹は12匹程度しかいないですし、その中にはまだまだ針子の大きさの個体もいます。親魚である F1 は、同期の他の親魚とミックス飼育していますが、絶滅のリスクに備えて彼らを厚遇する必要がありそうです。
その他の種類
【 青光ダルマメダカ F4 】
・親魚からなかなか有精卵を確保出来なかった種類ですが、8月の下旬からまともに採卵出来るようになりました。まだ大半が生まれたばかりの針子なので、現段階では評価しづらいです。
・自宅の全メダカの中で、一番生まれが遅くて冬に近い時期に生まれた世代なので、特に針子の様子は注意深く観察しなければいけません。成長の遅い個体が多ければ、早めに室内飼育に切り替えることも検討します。
【 出目 F1 】
・こちらの種類は、早めに採卵を終えられたこともあり、育成自体は成功しています。しかし、父親に普通目の個体を選んだ影響からか、出目形質の子孫がほとんど見当たりません。
・出目は最優先の選別基準なので、納得のいく選別の出来ない可能性があります。
( “ 出目系メダカ ” は、最近 “ 出目メダカ ” に改名しました。 )
今後の育成について
今後の育成のポイントとしては、少しでも後半戦生まれの子孫の飼育密度を抑える等して、成長スピードを落とさないことです。密度に関しては、稚魚用水槽を新設することよりも、選別を進めることで解決していくことになると思います。
本日の写真
今日は比較の為に、2枚の写真を載せてみました。1枚目は、楊貴妃パンダメダカ F4 の光体型個体です。上述したように、その種としては選別外にしています。
2枚目は、過去記事から持ってきた謎パンダメダカです。改めてご説明すると、謎パンダとは、去年に生まれた出自不明のパンダメダカのことです。当時は7種類の稚魚をミックス飼育していたりしたので、出自が分かりませんでした。普通体型と光体型の両方がいました。
昨日、楊貴妃パンダメダカ F4 の選別において、光体型の兄妹の多さに気付いて辿り着いた見解があります。それは、謎パンダメダカの正体は、楊貴妃パンダメダカ F2 の派生の兄妹である可能性が非常に高いということです。99%以上の確率でそうだと思います。
飼育当初は固定率が高いと思い込んでいた自宅の【 楊貴妃パンダ 】系統は、累代を進める中でその不完全さが明らかになってきたのです。とにかく、去年から抱えていた疑問が解消されて、少し嬉しいですね。
( 関連記事 → 2017/1/29の記事:「謎パンダメダカ」 )
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!