こんばんは。(くもり)レモンパイです。大晦日ですね。
今日は昼寝をして、この記事を投稿する少し前に眠りから覚めたのですが、漠然とした不安感に駆られてしまっています。目が覚めてからは、しばらく動けませんでした。厳密に言えば、将来に対する不安ですね。その不安感が解けないまま、とりあえずブログを更新しなくてはと思い動き始めました。
でも、もしかしたら毎年の大晦日は、似たような不安感に包まれていたかなと思い出しました。根がネガティブで心配性な私のことなので、年の変わるこの時期は、どうしてもいろいろなことを心配してしまうのかもしれません。
2017年の私とメダカ
では、本題に入ります。今年最後の( 毎日投稿の )記事は、去年と同じく一年を振り返ってみることにしました!レモンパイにとって、この2017年にどのようなことがあったのか等を、掻い摘んでお話します。
1、過去最大規模のメダカの繁殖&維持
・今年のメダカ飼育で最も大きな出来事と言えば、やはり過去最大規模でメダカの繁殖&維持に取り組んだことです。単純に、去年の今頃と現在の室外水槽数を比べると、37個から69個に増えています。過去最大規模だった去年よりも多いので、今年が一番ですね。
・メダカ飼育の1年目の頃から、ずっと飼育規模を大きくしてきたので、あまり実感がないのですが、私のメダカにおける飼育作業量もかなり膨大なものになっていたはずです。
・春~秋では、100円ショップに何度も水槽用の容器を買いに行きました。(笑)
2、世代間交配の試み
・今年初めて行ったことの一つは、親魚とその子の間で世代間交配を行ったことです。
・「 “ より理想に近い形質表現の個体のペアリング ” や “ 品種改良や新種作出の速度を上げること ” の為には、兄妹間での通常累代に拘らず世代間交配をしても良いのではないか?」という発想の下やってみました。
・試みたのは、( 魔王似 F1 ×魔王似 P )と( 梵天 F1 × 梵天 F2 )の2通りで、後者の梵天系では子孫の確保に成功し、「梵天メダカ17」を入手しました。
・しかしながら、現段階ではこれからも世代間交配を積極的に行うべきかどうかは分かりません。
3、本格的な「2回」繁殖の試み
・一つの繁殖シーズン内にて、系統を2回累代させることは以前にもありましたが、品種改良や新種作出を急ぐ目的で行ったのは今年が初めてになります。私は当ブログでよく、繁殖シーズンの「前半戦( 4~7月 )」や「後半戦( 8~9月 )」という言葉を使っていましたね。
・しかしながら、( これは後半戦の始まる前から気付いていたのですが )前半戦に入手した生後2ヶ月~3か月のホヤホヤの若魚たちを、後半戦に新親魚として活躍してもらうには、選別や育成の為の時間が全然足りませんでした。
( 幹之メダカ F3 なんかは、【 背中光 】の伸びをほぼ無視してペアリングさせる羽目になりました。 )
・品種改良や新種作出を急ぐには、もちろん累代のスパンを短くする工夫は大切ですが、十分な育成や慎重な選別を行う為の時間の方がもっと大切なのだと、改めて気付かされました。
4、塩の積極的活用
・今年は、メダカ飼育に積極的に塩を活用し始めた一年でもありました。メダカの体に負担にならないように慎重になりながら、少量ずつ塩を飼育水に投入して、メダカ達の様子を見てきました。
・まだ覚束ない感触ではありますが、塩を活用し始めてから、メダカ達を以前よりも健康的に飼育出来るようになったと思います。研究はまだまだ続きますね。
5、飼育系統数の削減の動き
・各系統で「より大規模の繁殖」をして「多くの選択肢の中からの選別」をする為には、飼育系統( 種類 )数を削減することが必要だと、これまで以上に実感しました。現状では、外部から新たな系統のメダカをお迎え出来る余裕がありません。
・2017年では、2つ以上の系統を異種交配&統合させることによって、地道に減らしてきました。来年も、まだまだ減らす必要性があると感じています。
6、親魚以上の世代の維持縮小
・今年はいろいろ工夫をして、飼育スペースの拡大をすることが出来ましたが、それでも若魚や新世代の子孫の育成や維持を考えると、飼育スペースはまだまだ足りません。そこで、親魚以上の一部の世代の維持を諦めることも必要になってきました。
・今後も、子孫の育成や維持の成功している系統では、親魚以上の世代の維持は縮小させるつもりです。
7、 “ 壁 ” の再認識
・今までの年もそうであったと思いますが、今年も針子や稚魚の育成に何度か躓いてしまいました。
・「より子孫の生存率を高めるにはどうしたらいいのか?」という壁を、改めて認識しました。
最後に
読者の皆様がいらっしゃるお陰で、当ブログの開設2年目を迎えることができ、モチベーションを保ちながらブログの更新を続けることが出来ました。
毎日の更新なので、目新しい情報を発信したり、綺麗な写真を何枚も載せることは難しいですが、これからもマイペースに、メダカ飼育とブログ運営を続けていきたいと思います。来年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!
本日の写真
2017年最後の写真は、幹之メダカ F4 です。実は、4日後の記事に彼らを載せる予定があって、それでしばらく載せるのを避けてきたのですが、そんなこと忘れて被写体に選んでしまいました。(笑) でも、あまり細かいことは気にしない方が良いですね。私のブログなのですから。
幹之メダカは、自宅では古株の系統で、他の系統と並べて飼育しているとあまり目立ちはしません。彼ら最新世代の F4 には、綺麗な体型の兄妹がたくさんいて、他の同期の系統と比べるとこの越冬期間をよく耐えてくれている方なので、良い意味でも目立たないです。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
良いお年を!!