選別外メダカが流通するデメリット(2019/11/10)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今日は晴れていたと思うのですが...室外に置いてあった100均の室温計をチェックしてみたところ、ありえない数字になっていて「あっ、これ壊れたな」と思ったことの印象が強過ぎて、天気については記憶が残らなかったです。(汗)

 

最近というか365日そうなのですが、今日のように気分の落ち込む日が少なくなくて、後ろめたい気持ちになる機会が多々あります。具体的に何のことかはここでは書けないものの、多くの人に出来て自分に出来ないこととか、本当は恵まれている環境にいるのに結果を残せない才能の無さとか、ずっと眠っていたくなるようなことばかりです。

 

でもブログに関してだと、本当に本当に僅かではありますが、毎日のように記事をチェックしてくださる方とか、ツイッター等を通して私という存在に “ 触れて ” くださる方が確実にいて、有難いことだなと。ここでいう “ 触れる ” とは、私のことを認知していただくことや、私の発信するコンテンツに少しでも反応してくださることです。間違いなく、レモンパイという「仮面」は今の私の生きる原動力の一部になっています。(^^)

 

何だか重たい話をしてしまいましたが、本題に入ります。私は趣味としてもブログの為にも、アクアショップに頻繁に足を運んでいるのですが、アクアショップの店頭でメダカをチェックしている際に、

「う~ん、これは選別外メダカなんじゃないか?」

と思うことが多々あります。

 

メダカの世界でいう「選別」には複数の意味がありますが、ここで私のいう「選別外メダカ」とは、

その種類のメダカとしては、作出者や熟練の飼育者なら種親に選ばないであろう個体

のことです。「B級」とか「Bグレード」なんて表現もされますね。選別外メダカについて、分かりやすい具体例を挙げてみると、

幹之メダカなのに体外光の見当たらない個体
オロチメダカなのに体色のうっすい個体
紅帝メダカなのに体色のうっすい個体
・種類を問わず背曲がりの程度の極端な個体
・○○メダカとして売られているけど○○特有の特徴の表現されていない個体、または特徴は確かに表現されてるけどそれでも本質のよく分からない個体

のこと等です。

 

選別外メダカって人気の種類流行りの種類なら、種親クラスとされるメダカと比べてお買い得に入手しやすいです。また固定率の観点からいえば、選別外メダカから入手した子孫の中から、種親として文句のない個体を入手出来る可能性もあります。選別外メダカをどうにかしたいブリーダーからすれば、選別外でも売れるなら有難いですし、消費者からすれば選別外メダカを上手く活用したいという需要もありますね。

 

ただ上記の具体例の最後に挙げたような、選別外メダカの販売だと店頭で並んだ際に「このメダカはいったいどんなメダカなんだ?」よく分からないという印象を持たれてしまう恐れがあって、その種類の本来の良さをアピール出来ない恐れがあります。また場合によっては、その種類の特徴(特長)について誤った情報が世に拡散される可能性もありますね。

 

更にメダカという生き物の世界では、種類名として様々な キラキラネームが付けられているので、名前を見ても本質の良さが余計に分かりづらく、そして店員さん自身もよく分かっていないこともあります。(汗)

これは個人的な理想論なのですが、アクアショップ等が明らかな選別外メダカを販売する際は、

・明らかな選別外メダカなら、ちゃんと選別外であることを言葉で明記すること
・グレードの高い個体もそこそこ入荷して、選別外メダカの水槽と隣り合わせにして販売すること
・グレードの高い個体の写真を、選別外メダカの水槽に添えること(笑)

等をしていただけると、作出者や消費者の両方面にとって親切かなと。

 

選別外メダカが販売(流通)されることのデメリットについて考えてきましたが、私の立場としては選別外メダカの売買には基本賛成ですし、実際に今まで何度も選別外クラスの個体を購入してきました。ただ、極端な背曲がりの個体を売ることだけは、理想論ではなく真面目に控えた方が良いのかなとは思いますね。

 

本日の写真

ワケアリ4匹組

以前にも数度載せた憶えがあるのですが、写真はワケアリ4匹組になります。今年2019年の繁殖シーズン中に子孫を残せなかった3匹と、少ししか子孫を入手出来なかった1匹(オカメメダカ F4 )になります。いつからか、この4匹を一つの水槽で飼うようになっていました。

北斗メダカ

2枚目は、ワケアリ4匹組の中でも一番ワケアリな個体です。1匹のメスだけでお迎えした北斗メダカになります。いくつかオスとペアリングさせてみたのですが、このメスの気が強過ぎてペアリングが上手く行きませんでした。抱卵した姿を見たこともないですね。とても気難しい個体なので、何か壮絶な過去でもあるのかと、このメスがまるで人間であるかのように感情移入して見ている自分がいます。(笑)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!