こんにちは。(雨)レモンパイです。
突然ですが、悲しいお知らせがあります。アメリカザリガニのザリ子が、本日水槽内で動かなくなっているのを発見しました。同じ水槽にいるゴーストクラーキーさん達には何も問題がないので、おそらく寿命が来たのだと思いますが...。
発見後、去年の春から室外に設けている、水生生物専用のお墓(プランター)に丁重に埋葬しました。
メダカの卵の管理
では、本日のお題に参ります。メダカの卵の管理方法についてです。私は自分一人で管理出来るだけの数のメダカを抱えているので、卵は1個1個手で丁寧に採取しているのですが、そのことについてお話します。
私の採卵グッズ
まず、メダカの卵の産卵場所の用意についてですが、私はシュロの皮を水槽に沈めています。シュロを使うのは、今まで試してきたグッズの中で一番メダカに支持されている( 産み付け数が多い )からです。
昔は、シュロの皮を複数枚束ねて使っていたのですが、シュロの皮が足りなくなってきたので、今では十センチ角に切った小さいものを水槽に沈めています。それでも、メダカは好んで産み付けてくれます。シュロの皮に産み付けられた卵は、毎日採取します。
ただ、メダカは水草や採卵グッズに産み付ける卵の数と同じくらいの数を水槽の底に落とすので、たくさん卵を採取したい時などは水槽の底もチェックします。卵の採取自体が面倒だという方は、※ 1 居抜きを行うと良いと思います。
※1 繁殖用水槽の親メダカを引越しさせ、そのまま繁殖用水槽で自然に孵化してくる稚魚を育てることです。
卵の管理
そして、一つ一つ手で摘まんで採取した卵についてですが、※2 プリンカップに入れ、水道水を張って管理しています。水道水を使うのはカビ予防です。出来るだけ毎日水道水を換え、カビてしまった卵は早急にスポイト等で取り除くようにします。
※2 卵が大量にある場合は、白点病治療に使われるメチレンブルーも加えます。それでも、水道水で希釈した時にほんのりと薄く青になる程度しか私は使いません。
カビが卵から離れない場合
ただし、カビの生えてしまった卵が生きている卵( 有精卵 )と完全にくっついてしまった場合は、その有精卵の発育状況によって対応が変わってきます。
もし、有精卵が産まれてから2、3日くらいなら、卵の殻はまだまだ硬くて丈夫なので、指や爪楊枝等を使って有精卵とカビの生えた卵を分離させます。
しかし、有精卵が産まれてから1週間~孵化直前の場合は、カビの生えた卵と分離させようとすると、有精卵の殻が破けてしまうのです。私は過去にカビの対応で、有精卵の殻を破いてしまった苦い経験が何度もあります。
よって、卵については無事に孵化するまで、カビの生えた卵を早急に見つけ取り除き続けることが重要になります。しかし、それなりに成長した有精卵にカビがくっついてしまうことはよくあることです。その場合は、カビの生えた卵に侵食される前に、くっついてしまった有精卵が無事に孵化してくれるのを祈ることしか出来ません。
最後に
孵化直前になった卵は、稚魚育成用の水槽に移します。しかし、プリンカップ内に卵がたくさんある場合は、孵化直前の卵だけをスポイトで吸うのは難しいので、私の場合、孵化直前の卵を1個でも見つけた時点でプリンカップの卵全てを水槽に移すことが多いです。
( プリンカップ内で卵の成長の差が大きくなり過ぎるのは管理の面でいろいろと不都合なので、プリンカップは4~5日ごとに違うものを用意するようにしています。 )
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!