“ 血の濃さ ” 問題

こんにちは。(くもり)レモンパイです。

 

当ブログでは、第1回目の記事を除くと、毎回1000文字以上の記事を投稿し続けてきたことになります。自分に文字数のノルマを課しているわけではないのですが、【 冒頭の導入( 脱線話 ) 】と【 本題 】、【 写真の紹介 】という構成で記事を作ることの多い私にとっては、丁度いい量なのかなと思っています。(笑) また、これは真面目な考えですが、記事が長過ぎると読者の方々は読み疲れてしまうと思うので、長くダラダラした記事にはならないように気を付けています。

2017/1/28追記:当記事の作成当時は、まだ「テーマ記事」しか作っていませんでした。

 

兄妹同士の繁殖の是非

では、本日のお題に入ります。血の濃さと書きましたが、同じ親を持つメダカ同士による交配は大丈夫なのか?についてです。これは、私が初めてメダカの繁殖に成功した翌年( 2年前の2014年 )に直面した問題です。

 

2年前の考えと過ち

私は2年前の夏に、抱えているメダカ達の血が濃くならない方がいいのかな?と考え、アクアショップで新たなメダカを購入し、自宅にいる同じ種類のメダカとペアリング( 繁殖 )させようとしました。

 

当時の私は ※ 買ってきたメダカを既に古株メダカのいる水槽に投入することの危険性について、認識はしていたものの重要視していなかった為、そのまま買ってきたメダカを自宅のメダカと混ぜてしまいました。結果として、私が抱えていた白メダカや楊貴妃メダカの間では病気が蔓延し、壊滅的な状況に陥ることになりました。

 購入したメダカがどのような病気を抱えているのかは分からないので、購入したばかりのメダカを自宅のメダカ水槽に入れると、最悪の場合病気が蔓延し水槽内のメダカが全滅してしまいます。私の場合は、購入したメダカは最低1ヶ月隔離飼育をし、そのメダカ達の健康状態が良好だと判断したときに、他のメダカ水槽への移動を認めます。

 

血の濃さ問題に対する今の考え

血の濃さの問題について、今の私の答えをいいますと「一部のメダカ」を除いて全く気にしません。

 

理由としては、上述したように、血が濃くなることを解消するためにわざわざ外部からメダカを持ち込んでペアリングさせることの危険性が挙げられます。

 

また、実際に兄妹同士のペアリングで繁殖させたメダカに対して、何か異変を感じたことがないですし、さらにはメダカの品種改良を目指す過程では、兄妹同士の交配は欠かせないので、血の濃さを気にするのを止めたのです。

( 2016/9/18の記事:「隠れた固定率」では固定率についてお話しました。固定率を上げることにも、兄弟同士の交配は欠かせません )

 

血の濃さを気にするべきメダカ

先ほど書いた「一部のメダカ」とは、アルビノメダカのことです。現在、4匹のアルビノの若魚がいるのですが、彼らは順調に育っています。その順調に育っていることの一因は、今夏の繁殖でアルビノ同士の交配をしなかったことだと考えています。

 

「アルビノメダカを繁殖させたいけれど、アルビノ両親から生まれた稚魚が全く育たない」と悩まれている方には、思い切ってアルビノと他の種類を交配させ、その子どもの次の世代でアルビノを得ることも選択肢として必要だと思います。

 

本日の写真

東天光セルフィンとオカメ

写真は、オカメメダカ東天光セルフィンの親魚です。共に、今夏の繁殖で大活躍してくれた子たちです。変わりメダカを見ていると、血の濃さと品種改良の度合いは相関しているなと思います。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!