おはようございます。(晴れ)レモンパイです。
100円=安いという固定観念が脳裏にこびり付いてしまったせいか、私は100円均一ショップの商品を無条件に好意的に捉えて過ぎてしまっている気がします。もちろん、自作のアクアリウム関連グッズの素材として使っている元100均の商品はたくさんあるのですが...。
「完成形」を購入してそのままアクアリウム関連に活用するならお得なことが多いですが、完成形を分解し「素材」を得てどうこうしたいのであれば、ホームセンターで素材をまとめて購入した方が安い場合が多いですね。
ミニチュア水槽でのメダカ飼育
では、本題に入ります。読者の皆様にどれくらい認知されているのか分かりませんが、私の下にはロンサム東天光という溺愛してきたオスのメダカがいます。(笑) 彼については、1年もしくはそれ以上の期間1匹だけで飼育し続けているのですが、これまで様々な小型の飼育容器に引越し&定住させてきました。
実際に、メダカをワイングラスで飼育するなど、オシャレなインテリアとしてミニチュアな水槽を試してみたいという方は多いと思います。今回は、ロンサム東天光の飼育経験などを基に、ミニチュア水槽でのメダカの飼育ポイントについてお話します。
また、“ ミニチュア水槽の飼育 ” という言葉を初めて使っていますが、 “ 飼育水の容量が1ℓ未満の環境でのメダカ飼育 ” ということで今回は定義します。
ロンサム東天光の住居歴
ロンサム東天光については、飼育当初から溺愛していたわけではないのですが、2016年の初夏頃から観賞する為に様々な飼育容器を試してきました。1匹で使うにはもったいないくらい大きな水槽を使っていたこともあったのですが、飼育容器のほとんどは1ℓ前後の飼育水しか入れられないようなものでした。
【 円柱型のガラス瓶 】や【 子供用の風呂桶 】、【 汁物茶碗 】などを試し、現在はプラモデル等をほこりから守る【 ショーケース 】を土台なしの逆さの状態で使っています。そのショーケースだと、飼育水の容量は 750ml くらいです。
ミニチュア飼育ポイント①:原則は単独飼育
メダカ飼育の世界では、飼育に必要な飼育水の容量について「メダカ1匹につき1ℓ」という数字が一般的な目安として知られています。私も、その目安については賛同しているので、1ℓを下回るような容量の水槽ではメダカを2匹以上飼育するのは望ましくありません。
どうしても複数匹を混泳させたい場合でも、小さい若魚で2~3匹までにしましょう。
ミニチュア飼育ポイント②:飼育水管理の徹底
メダカの生命を支える飼育水の容量に余裕がないので、少量の水換えや水足しでもメダカの大きな被ストレスに繋がる可能性があります。よって、飼育者は何か作業による水質や水温の変化には、普段以上に慎重になる必要があります。
また、エサやりの際には食べ残しが出ないように「 ごく少量与える → 全部食べたのを確認 → またごく少量与える 」というような与え方の工夫をしましょう。
ミニチュア飼育ポイント③:水槽の設置場所への配慮
ミニチュア水槽は、その軽さから地震発生時や飼育者の体の一部がぶつかった時に簡単に倒れる可能性が高くなります。
ワイングラスなど重心が高くなってしまうような容器の場合も、倒れやすくなってしまいます。そこで、水槽の設置場所には倒れない物と物の間が適しています。
( 水槽の周囲に物を置きたくない場合は、水槽の地面との接触面に滑り止めシートを敷く等の処置をしましょう。 )
また、水槽の素材や厚さに左右されますが、水槽は気温変化の激しくなるような場所に置かないようにもしましょう。
最後に
「ミニチュア水槽の飼育」の基本的な考え方としては、普段のメダカ飼育よりも細部まで注意を払うことです。特に、ポイント①の単独飼育の原則を守れば、難易度の高い飼育方法ではありません。
しかしながら、メダカの生存に関わる様々なリスクや飼育者の手間を考えると、やはりミニチュア水槽の飼育は決して望ましい行為ではありません。ミニチュア水槽の飼育は、メダカ飼育に余裕のある方や上級者向けの飼育方法ですね。
本日の写真
ロンサム東天光のお話をしたので、彼の写真を載せないわけにはいきません。(笑) 自宅のメダカの写真を撮る際に使う容器に移ってもらって、室外で撮りました。もしかしたら、今日は彼にとっては、稚魚の時以来の初室外かもしれません。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!