【現&予2020/10/25】今年の繁殖シーズンの総括!

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。土曜と日曜ともに快晴になるのは最後いつだったか記憶がありません。昨日食べたものを忘れるくらいの記憶力ですけども。(笑) 今日は日曜日ということで夕飯を作らない日と決めていて、スーパーの天丼を食べてみました。自宅で天ぷらを作ってる感覚と比べると、お弁当の天丼の天ぷらは蒸れてるのに美味しいって凄いなと思います。

今日は最近あまり行かなくなっているアクアショップへ行ったところ、メダカのコーナーに「リュウキュウメダカ(琉球メダカ)」と名の付いた種類が販売されていました。要は、沖縄に生息しているミナミメダカのことで、近くで売られていた黒メダカと比べると体に透明度があって綺麗だなと思いました。ただし、値段は1匹1500円以上。(笑)

 

メダカの販売で儲ける為には、稀有な特徴を持った新種メダカを作出することも一つの手段ですが、生息地域ごとにブランド化してみる方法も全然アリだなと思います。市場に流通している一般の黒メダカとの遺伝的な違いの証明は必要になりますが、敢えて地域の名前を付けて(ここ大事→)思い切って高めの値段を付けて売り出すと、コレクションのようにメダカを集める方にウケるのではないでしょうか?

( 500円とか700円など中途半端に値段を高くするのではなく、希少性を匂わせる為に敢えて1500円以上の値を付けたやり方は正解に思います。 )

メダカを逃がしてしまうモラルの低い人間がいることを考えると、時間が経てば経つほど地域ごとに根付いた黒メダカの遺伝的な独自性は失われていくものだと思うので、販売とは関係なく各自治体が地域固有の黒メダカを採取して保全する取り組みも大切に思います。

 

2020年の繁殖シーズンを総括します!

過去の「現状&予定記事」は、こちらのページにまとめています。

それでは、本題に入ります。私のメダカ飼育を大きな視点で切り取る「現状&予定記事」の投稿になります。今回は、もう室外では繁殖活動をする個体もいなくなったということで、

“ 今年2020年の繁殖シーズンの総括 ”

をやってみることに決めました!1年分の総括は毎年の年末に行っていますが、繁殖シーズンに限った総括をやるのは初めてだと思います。

 

総合的な自己評価

総合的な自己評価としては、まずまずといったところです。点数を付けるなら75点くらいかな?特段良かった感触も悪かった感触もなくて、私が私の為にやるメダカだから、手を抜き過ぎることも逆に情熱を注ぎ過ぎることもないかな。この記事を書いている今の私がメダカに燃え尽き飽きているので、その分6~9月なんかはモチベーション高くメダカの繁殖&育成に力を注いでこれたのかなと思います。

 

繁殖計画の立案&遂行について

今年2020年のメダカの繁殖計画における最大の特徴は、例年に比べると繁殖計画の細部をほとんど詰めなかったことです。これまでのように、「~●●系統からは◆◆の時期に親魚のペアリングを組み、▲▲匹くらいの子孫を確保する~」なんて細かい目標はノートに書き込んだりはせず、狭いメダカの飼育スペース全体をその都度見渡しながら、直感やフィーリングで物事をトントントンと決めて繁殖シーズンを乗り切りました。本当に良かったなと思うのは、自分で立案した繁殖計画に縛られずに柔軟な対応が出来たことです。

 

繁殖させたいメダカはほとんど繁殖させられましたし、追加で繁殖を思い付いたペアリングなんかも柔軟に行ってこれたと思います。来年2021年も、直感やフィーリングを大切にするスタイルは継続しようかなと思います。(^^)

 

新世代メダカの育成について

新世代メダカの育成については、自分史上過去最大数の水槽を設置するなど、何とか稚魚や若魚たちの育成スペースを確保出来たと思います。予め選別の方向性の絞られている系統については、稚魚の段階でも容赦なく選別をして、飼育スペースを少しでも少しでも節約することに注力してきました。

 

例年の秋(同時期)に比べると、成長の進んで親魚の体長に追い付くような個体はほとんど見当たりませんが、一方で針子のまま成長しないとか、兄妹間での体格差の激しい系統もない感じです。体格差が少ないのは、来年の繁殖シーズンを見据えると組みたいペアリングの組めないリスクが下がることを意味するので、良いことだと思います。

( 秋に生まれたメダカだと、まだ針子サイズの個体もいますけど。 )

新世代の育成についてはほぼ満点なんじゃないかと思う一方で、忘れてはならないのは大地震や強大な台風が来た際のリスクを無視したこと(汗)です。狭く変わらない飼育スペースにおいて、いかに多くの水槽を設置するか悩んだ結果、隣り合う水槽の上に更に水槽を置くなどして一時期は最大3段に積んで設置したりしていました。結果的に大地震や直撃型の台風は来なかったですが、このスタイルを続けていると近いうちに痛い目を見るはずなので、来年はもっと賢い方法を見つけないといけません。

 

最後に

しつこい表現で申し訳ないですが、私の場合は品種改良や新種作出を目指す飼育者であるにも関わらず飼育スペースが狭いので、新世代メダカについては若い段階で選別を強行しないと他の系統の飼育がままならない現状があります。しかし、若い段階で選別をしてしまうとそれこそ新種作出に繋がるかもしれない稀有な特徴を持つ個体を見落とすことにもなりかねないので、本当にこれまでの繁殖&育成のスタイルを続けていいのかなという葛藤があります。

いずれにせよ、来年2021年の5~6月頃まではメダカを繁殖させるつもりはないので、来年の繁殖シーズンの乗り切り方は今のうちからじっくり考えていけたらと思います。

 

本日の写真

白黒相殺メダカ F1 ①

写真は、白黒相殺メダカ F1 になります。ピュアホワイト光メダカと、オロチや小川ブラックの血を持つ黒系(=黒三種)という「まるで白色と黒色の相殺(そうさい)をするかのような」2系統間での異種交配によって作出したのが白黒相殺です。写真の彼らは、異種交配から見ると孫世代にあたります。

白黒相殺メダカ F1 ②

白黒相殺メダカ F1 ③

個体ごとに体色や体型は異なるものの、特別興味をそそられるような個体は今のところいないです。(汗) 彼らについては将来的に記事でまとめる予定でして、来年2021年3月の時点までに100匹以上を維持し、白黒の相殺交配の孫世代が、特徴としてどういう分布になっているのか等を整理して4月1日の記事として投稿出来ればなと考えています。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!