【クワガタ採集㉗】改めて山を怖いと思いました。(2022/9/15)

こんばんは。(くもり、時々晴れ)レモンパイです。今夜はカレーライスを作ったのですが、使ったルーが中辛ということで、最近辛さへの味覚耐性の弱ってきた父には合わないかもと思いもう一品。

チーズクリームペンネ(レモンパイの料理)

先日作ったホワイトソースに牛乳を足してスライスチーズを溶かし、チーズクリームペンネも作ってみました。「小麦粉+チーズ」はもう実質ピザなので、美味しくないわけがなかったです。(^^*)

 

山の恐ろしさを改めて思い知りました

それでは、本題に入ります。「クワガタ採集記事」の投稿です。地元神奈川県の山地での採集登山紀行。前回の登山では ※1 人生2匹目のヒメオオクワガタの採集に成功し、良いイメージの掴めたことや気になる未探索エリアが見つかったことにより、今回も同じ山へ登山しに行きました。そのことをお話します。

ミヤマクワガタのペンダント

本題へ入る前に、現時点での私のスタンスの整理から。今年は本懐であったヒメオオクワガタのメスを2匹確保し、それぞれに繁殖用セットを組んで飼育しています。元々の予定では、次のステップとして繁殖成功に全集中するつもりだったのですが、 ※2 ハンドメイドや標本作りの観点からヒメオオのオスも採集してみたくなり、採集登山にはまだまだ力を入れているところです。

 

もう秋なので、時が経てば経つほど発生のピークからは遠ざかりルッキング採集の成功率は下がることから、早く結果を出さなくてはという焦りがあります。また、登山をする/しないに関わらず自身の体にはガタが来ているのを日々感じているので、「来年頑張ればいっか~」という思いには至れないですね。毎回「これが最後になっても悔いはない!」という思いで、健康や命を危険に晒しながら登山しています。

それでは当日について。いつもの如く、朝4時台に起床し腸内を空にしてから出発。この日だけでなく、1週間前の登山時もそうだったのですが左足のかかとに痛み(=足底筋膜炎)のあることが懸念点でした。変わらない痛みを毎日感じていたのです。歩行時は特に気にならないけど、このまま登山を続けると回復出来ない程度に悪化するのでは・・・とりあえず無理をしないことや、即時撤退の選択も頭に入れながらの登山開始です。

ヒメオオルッキング採集登山 ①

まず最初は、登山口で撮った写真。家を出てすぐに帽子を忘れたことに気付いたのですが、取りに戻ると公共交通機関の時間に間に合わないということでセブンイレブンで買いました。コンビニって何でもありますね。(^^*) 日差しや紫外線から頭皮&顔を守るだけでなく、髪に蜘蛛の巣が引っ掛かった際の、あの地味で小さくないストレスの軽減にも繋がる重要なアイテムです。

ヒメオオルッキング採集登山 ①

登り始めて間もなく「今日はかかとの痛みは悪化しなさそう」と思ったので、早く採集ポイントへ到着することを目指しやや速めに歩いて山頂に到着しました。ベンチに腰掛けて食べたのは、今朝焼いてきたホットケーキ。マーガリンを塗ってはちみつを挟んであります。コンビニのホットケーキサンドをイメージして作ったのですが、ボソボソで不味かったです。(汗) 次回持っていく際は、生地の水分を多めに焼いてみようと思います。

ヒメオオルッキング採集登山 ①

この日は、山頂に着いてからが本番です。登ってきた道とは別の道を進み、【前回ヒメオオを見つけたポイント】やその更に先の【未探索エリア】をじっくり調べることに。倒木がいっぱいあったので、目を皿にしてルッキングを続けていました。そうそう、今までの登山の経験から、ルッキング採集をやる為の集中力眼や首の体力は、休憩程度では回復せず限度のあることが分かったので調べるエリアは調べる、それ以外のエリアは意識的に見ないようにする」といったメリハリを付けることが大事だと思います。首もキョロキョロ動かすのでいつの間にか疲れていますね。

ヒメオオルッキング採集登山 ④

未探索エリアを1時間半うろうろしてから、再び山頂へ戻ってきました。前回登山同様に、業スーの冷凍鮭を使った鮭おにぎりでエネルギー補給。他にもチョコパイ等のお菓子を食べました。これからは山に歯ブラシと歯磨き粉を持って行きたいな~と思います。

ヒメオオルッキング採集登山 ⑤

鮭おにぎりを食べた後も、先ほど新規開拓したエリアを往復したり、個別に気になるポイントを重点的にチェックしてみたのですが、残念ながらヒメオオには出合えませんでした。その日の何か環境条件の問題なのか、やっぱりこの山地でヒメオオをルッキング採集で捕まえるのは難易度の高いことなのか...? 上の写真は、計5回見かけた同じ虫です。登山道を横断する倒木の上に、数時間も居続けたようです。弱っていたのかな!?

 

この日は帰りの時間を遅めに設定し、その分ギリギリまで山の中でのルッキング採集に時間を割く予定でした。しかし、山頂付近に居た14時を過ぎてから周囲の明るさのトーンが急に落ちて、「早く下山しないと真っ暗になって遭難してしまうかも!?」という不安に駆られ急ぎ下山へ。空を見ると全然晴れていて明るいはずなのに、山の中は不思議と薄暗い。特に沢が日没間際かのように暗くなっていて怖かったです。

下山途中で、他の下山者グループに追い付くことが出来たことからようやく安心しました。山の中での日没は早いだけでなく、早く下山しないと他の登山者の数も減っていくので心理的に追い詰められやすくなりますね。下山は早めに、そして天気の悪い日なら尚更早めにということを改めて学びました。

 

結局ヒメオオ採集の成果は0ということで、また遠くない内に採集登山に挑みたいと思います。その前に、足底筋膜炎の問題を解決しなくてはいけません。

 

本日のメダカ写真

今日は、今夏生まれの新世代系統を撮ってみました。

赤虎メラーメダカ ①

赤虎メラーメダカ ②

オリジナルの赤虎メラーメダカです。系統名に「メラー」が入っていますが、メラー(=ヒレの軟条間の膜の欠損)の遺伝子を持っていて今後はメラー表現を再固定化したい!という思惑があるのであって、今夏生まれの世代にはメラー表現の個体はいません。早く累代を進めてメラー個体を入手したいところなのに、何故か繁殖ペースが物凄く遅いのでモヤモヤしています。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!