こんばんは。(晴れ)レモンパイです。残念ながら2021年に入ってもなかなか体調の万全な日は訪れなくて、健康のことばかりが脳内の大部分を占めています。(汗) 今回の記事では、その “ 健康 ” についてテーマにしてみました。
私の飛蚊症に見え方&その対策について
それでは、本題に入ります。今回は、私レモンパイの抱える飛蚊症についてお話することにしました。
他にもブログをいくつか運営しているので、わざわざこのメダカブログ内で健康問題について大々的にお話する必要はないかなとも思いましたが、飛蚊症のことは当ブログの過去記事にて何度も触れてきた経緯もあるので、この場所で一度整理してみることにしたのです。
飛蚊症ってどんな病気?
飛蚊症(ひぶんしょう)について、名前だけでも聞いたことのある方なら多いのではないでしょうか?簡単にご説明すると、飛蚊症とは、主に視野に黒色や透明のゴミのような浮遊物の見える症状になります。人によっては、浮遊物に黒や透明以外の色が付いているように感じられることがありますし、虫やアメーバといった例えをされる方もいます。
何でゴミのような浮遊物が見えるのかというと、目の内部を満たす硝子体(しょうしたい)というドロッとした組織に、網膜へ光が届くまでに影を作ってしまう障害物(=網膜から剥離した硝子体など)が存在するからです。本来の視界にあるはずのない浮遊物が、自分にだけ見えてしまうのです。
視点を動かすと浮遊物も一緒に付いてきますし、一箇所を見つめているだけのつもりでも浮遊物は少しずつ動き続けます。ただ視界に存在するだけでなく動き続けるからこそ、症状を持つ人の集中力を削いだり精神的な疲労に繋がるのです。
なぜ飛蚊症になってしまうのか?
飛蚊症の元となる障害物についてですが、生まれつき持っていることもあれば、眼の老化現象の一環として現れる場合もあります。ここでいう老化現象というのは、硝子体が収縮して網膜から剥がれること(硝子体剥離)です。私のような近視の人は、この硝子体剥離が若年段階でも起こりやすいと言われています。
「生まれつき」や「老化現象」といった原因に由来する飛蚊症は基本的に経過観察で問題ありませんが、中には網膜裂孔や網膜剥離といった怖い病気の前兆や初期症状として現れるケースもあります。「最近に飛蚊症の見え方が大きく変わった」「浮遊物が一気に増えた」など視野に異常の感じられる方におかれては、一度眼科へ受診されることをオススメいたします。
私が飛蚊症の気になる時
飛蚊症の見え方は人によって様々なので、飛蚊症を抱える全ての人に共通することではないかもしれませんが、私の場合だと
● 明るい色を見ている時
● 朝日や西日など強い光を見た後
● 遠くを見ている時
● 眼が疲れている時
に、浮遊物が見えやすくなってしまいます。空や海、明色系の物や壁、日当たりの良い場所にある物を見る時が物凄く苦手です。明色系でいうと白色が最悪です。朝日や西日など強烈な光をうっかり直視してしまった後の数時間、飛蚊症の程度が酷くなったりします。
飛蚊症を抱えてもほとんど気にせず過ごせていた時期もありましたが、現在はナーバスになっているので飛蚊症が見えないように暗色系の物へ視点をずらしたり、可能な限り目を閉じでいることが多いです。
また暗い場所や夜の街だと飛蚊症をほぼ感じないので楽ですが、眼の酷使などによりピント調節機能が弱まったり視力が落ちてくると、飛蚊症を感じづらいはずのシチュエーションでも浮遊物が見えやすくなってしまいます。
私の飛蚊症の変遷
自分の症状を忘れない為にも、過去の飛蚊症歴についてざっとまとめてみることにしました。
過去の飛蚊症の症状について
私が最初に飛蚊症を自覚したのは、10代の後半です。上の1枚目のイラストにあるように、視野にうにうにしたものが1つ浮かんでいるのを見た覚えがあります。イラスト内では右上に配置していますが、実際にそのあたりだったかは分かりませんし、このような形だったかも今の記憶では曖昧です。
そして20代前半になると、視野の左下に明らかに鬱陶しい黒い浮遊物(赤い矢印の部分)が出現しました。これが出現してから、飛蚊症のことに気を削がれる機会が多くなりましたし、この頃には既にうにうにしたものやカイミジンコのようなもの(小さい丸粒)が複数確認されていました。
数ヶ月前~2週間前までの飛蚊症の症状について
数ヶ月前、厳密には2020年の7月頃から私の飛蚊症は悪化の一途を辿ったように感じています。
一番酷かったのが、2020年の末でした。浮遊物の数があまりに多いのと、視野のど真ん中に大きいうにうにや多数のカイミジンコが出現してしまいました。視野の中心以外にも浮遊物がたくさんあって、四国旅行の際に寄った淡路島の空を見て絶望したのをよく憶えています。
現在(2021年1月中旬)の視野について
この記事の投稿時点である、2021年1月13日時点の自身の視野について、だいぶマシになった感覚があります。一つ前のイラストにあるような視野の中央の大きなうにうには見えなくなりましたし、浮遊物が数個見えても、それ以外にもあったはずの浮遊物が見えづらくなっています。
2020年12月の頭に眼科で診ていただいた先生とは詳しいお話や質問が出来なかったので、あくまで私の予想になるのですが、なぜ2020年の7月頃から飛蚊症の悪化を感じたのかについては、
② 1回目の緊急事態宣言明けから始めたベンチプレスにより、目に大きな負担を掛けたこと
の2点が大きな原因だと考えています。
予想①:ブルーライトの浴び過ぎについて
世界がコロナ禍に見舞われる前から、私はパソコン作業が中心の生活を送っていましたが、2020年は外出控えもありましたし記事作りへのモチベーションが高かったことから特に作業時間が長かったです。一説によると、ブルーライトの浴び過ぎが飛蚊症の原因になるとも言われていることから、その可能性が高いのではないかと考えています。
また、私は昔から少なからず眼のトラブルに見舞われていたことから、紫外線から眼を守る対策として、外出時やメダカ作業時はサングラスやサンバイザーを積極的に着用していました。肌も弱いので、冬でも毎日日焼け止めを塗るほどです。その紫外線への対策に意識が集まり過ぎて、ブルーライトへの対策をほとんど無視してしまっていた節があるように思います。「紫外線の対策さえバッチリなら、だいたい大丈夫だろう」と。
予想②:ベンチプレスについて
現在の私はトレーニングジムに通って4年以上になるのですが、最初の緊急事態宣言が明けた2020年5月になってから、新しい筋トレに挑戦してみたくなったこともあり触ったことのないマシンを試すようになりました。その中の一つがベンチプレスで、大胸筋を大きく発達させるのにとても有効であると体感したことから、どんどん熱中し徐々に重りも増やすようになっていきました。ベンチプレスは私の生き甲斐になっていました。
しかし、ベンチプレスはとてもいきむ運動になり、眼球含め頭部全体に大きな圧が掛かります。飛蚊症等の酷くなっていった時期と、ベンチプレスに熱中していった時期が重なるので、それが一番の原因ではないかと思えるのです。ベンチプレスのやり過ぎで、硝子体剥離が加速してしまったのではないかと強く疑っています。
現在症状が少し改善した理由について
現在、飛蚊症の症状が一番酷かった時期より改善されている感覚があるのは、
● PC作業時間の削減を含め、目を閉じる時間を増やしたこと
● ベンチプレスを止めたこと。
● 睡眠時間を7~8時間確保するようにしたこと
● 眼に良いとされるサプリメントを毎日飲んでいること
● グリーンスムージーを毎日飲んでいること
上記の習慣を新たに身に付けたからだと考えています。
昨年2020年12月からは、ブルーライトカット(70~80%程度のカット率)のサングラスを購入し、パソコンだけでなくスマホを見る際にも着用するようにしてきました。外出時用のサングラスにも、紫外線とブルーライトの両方をカット出来るものを選んでいます。ベンチプレスは、2020年12月25日を最後にやっていません。睡眠時間について、出来るだけ24時前までには就寝するように習慣を変えました。
眼の健康について、ルテインやアントシアニン、アスタキサンチンが良いと言われていることから、そういった成分を含むサプリメントを飲んだり、特にルテインを意識して小松菜メインのグリーンスムージーを作って毎日栄養を摂取するようにしています。
最後に
飛蚊症に対しては、レーザー治療や硝子体手術といった処置をして改善させる選択肢もありますが、コストや様々なリスクと、現在の症状とを天秤にかけると私はやるつもりはありません。飛蚊症への医療発展を祈りながら、今後も自分の飛蚊症と上手く付き合っていくしかないと考えています。
眼科の先生に「飛蚊症は気にしなくていい」「気にしないように」と言われても、それでも気になってしまうからこそ辛い症状なのだと思います。あまり気にならないで過ごせるのが一番ですが、気になったとしてもそんな自分を認めて、病んだり悲観することも全部受け入れる姿勢が大切なのかなと思います。
現在の私は、眼圧が高いと指摘されたこともあり緑内障になる恐怖も抱えながら生活をしています。眼は一生物の財産なので、せっかくこの記事を見つけてくださった皆様におかれては、ご自身の眼の健康をどうか大切になさってください。m(_ _)m
本日の写真
先月は全くメダカ作業が出来なかったので、最近は200個以上ある室外水槽の一つ一つの丁寧な手入れをしています。今日は、オリジナル系統であるネオオカメダカ F1 の水槽を取り扱っていました。
赤いほっぺ(頬透明鱗)に乗るエラ斑?エラリム?の魅力的な系統。昔は白系体色でしたが、青系との異種交配で体型矯正を目指したこともあり、現世代には青っぽさが感じられます。冬の室外メダカは動きが鈍いので、撮影するのに適していますね。(^^)
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!