【メダカ実験】産卵床トーナメント開催!&産卵床を作る際のプチ工夫

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。最近は18時過ぎても明るいので、室外メダカの作業時間に融通が利けて楽なのですが、眼の健康を害してしまった今の私からすると眩しい時間が長くなるのは苦手です。去年の今頃はこんな辛い思いをすることになるなんて思いもしなかったな...今夜はにしんの切り身を煮付けにしてみました。小骨多いのと、卵ないのが残念に思いました。(汗)

新型コロナウイルスの感染拡大に対応する3度目の緊急事態宣言が明後日(4/25)から発令されるとの政府発表がありました。今回の2週間強という期間や「まん防」との違い等いろいろ疑問に思う部分はあるのですが、私の住む神奈川県が今回対象外なのは驚きました。宣言が延長された場合、神奈川県も追加発令になるような気がします。

 

【第2回】最多採卵産卵床決定戦の開催について

それでは、本題に入ります。メダカの「実験記事」の投稿です。最近は自己満的な記事の投稿ばかりが続いたことで、読者の皆様に対し何だか申し訳ないなと思っていたのですが、今回は2021年のメダカの繁殖シーズンにて私が行う比較実験の概要をご紹介することにしました!

 

昨年の比較実験を受けて行う今回の実験

今回何を行うのかというと、「メダカの産卵床はどんな形が一番 “ 採卵効率 ” がいいのか?」の実験です。ここでいう産卵床とは、

【浮き輪】:セリアの「プールスティック」を包丁で輪切りしたもの
【産卵床素材】」不織布スポンジ等
【産卵床を固定】」 結束バンド

の3つがあれば誰でも簡単に作れる採卵グッズになります。

採卵実験に使った産卵床 ①

去年は、上の写真にあるように「切れ込みを多くするか少なくするか」という単純な3パターンを用意して ※ 【第1回】の実験を行いました。案の定結果は足の多い産卵床の圧勝になったのですが、今年は他の様々な形でも実験してみたくなったわけです。

※ 関連記事 → 2020年12月1日の投稿:1シーズンの親魚メダカ総採卵数&産卵床の好み 

今回の比較実験ルールについて

“ 比較 ” 実験を行うわけなので、以下のルールを決めることにしました。

産卵床の作成に関するルール

作成ルール①:セリアの「メダカの産卵床」を使って作る
作成ルール②:①は横向きにし、上部 1.5cm に結束バンドを使う
作成ルール③:1個の産卵床を作るのに、①は1枚だけ使う
作成ルール④:産卵床を加工するのはハサミだけ

産卵床を作る際のルールについてはこのようにしました。ルールを決めてある程度 “ 産卵床の規格 ” を絞らないと、最強の産卵床が決まってもその結果から次に活かせる考察が生まれにくいと思うので上記の4点を決めました。

セリアの「メダカの産卵床」(ポリエステル不織布)

上の写真が、今回使用するセリアの「メダカの産卵床」という商品になります。産卵床の素材に使えるものは多岐に渡るものの、これを買えば同じ規格(サイズ)の素材が12枚入手出来ますし、メダカ用と謳っているので飼育水への悪影響はほぼないものと考えられます。

散乱床を使う向き等のルール

<作成ルール②>の「上部 1.5cm 」というのは、上の写真の通りになります。この横向きの状態で上部をくるくる巻いて、結束バンドで縛るのです。縛る位置を統一しておかないとやはり比較実験として相応しくない感じがするので決めたルールです。

作成した12個の産卵床

そして、上記4つの作成ルールを守りながら自作したのが12個の産卵床になります。アルファベットの「A~L」の番号を割り当ててみました。

産卵床の結束バンドの工夫

またこれは産卵床を自作する際の工夫なのですが、結束バンドの余った部分をハサミでカットする際に、上の写真のように “ 上部が尖るように斜めに切る ” と浮き輪の内側に刺さって抜けにくくなるのでオススメです。

 

実際の実験に関するルール

実験ルール①:産卵床12個のトーナメント方式で最強を決める
実験ルール②:トーナメント表はタロットで決める(=無作為)

実験ルール③:最後に残る3個だけは、一緒に対戦させる
実験ルール④:対象の繁殖用水槽1つにおいて全ての実験を行う
実験ルール⑤:対戦中の2個の産卵床は、毎日初期設置場所を交換する
実験ルール⑥:対戦期間は最低8日間&毎日夕方~夜に採卵
実験ルール⑦:卵は潰れないものだけカウントする

実験の運用に関するルールはこのようになります。オリジナル系統の赤虎メダカ F4 の繁殖用水槽を舞台に、トーナメント形式で計10回の対戦を行うことに決めました。細かな順位は決められませんが、私の負担少なく確実に最強の産卵床を見つけることは出来ます。

対戦中の産卵床2つ

この記事の投稿日は2021年4月23日ですが、既に第1戦を開始していて「E」と「F」の対決をしているところです。<実験ルール⑤>の初期設置場所を交換するというのは、赤虎メダカ F4 の繁殖用水槽の対角部分にそれぞれ浮かべるということです。夕方以降になって採卵が終わったら、翌朝に向けて初期設置場所を交換して実験を再開します。風によって産卵床の流されることもありますが、設置後の時間経過で場所が勝手に変わるのはOKとしました。

 

また前回【第1回】の実験の時と同様に、採卵時点で既に潰れている無精卵カビ付き卵は、元々が1個だったのかどうか判別しづらかったりする場合もあるのでノーカンとすることに決めました。

 

本日の写真

赤虎メダカ F4 ①

写真は、赤虎メダカ F4 になります。今回の産卵床の比較実験を行う繁殖用水槽(=F5世代の親魚)には選ばれなかった兄妹たちになります。親魚に選ばなかった理由は、体色が薄いとか、斑表現が私の目指すタイプではないといったものになります。

赤虎メダカ F4 ②

彼らについて、需要があるかどうか分かりませんが販売へ回すことにいたしました!近日中に販売ページを更新しそこに彼らの情報を掲載する予定ですので、ご興味がありましたら当該ページをご覧の上でツイッター(@ar_lemonpai)のリプライまたはDM機能から私にご連絡をいただければと思います。m(_ _)m

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!