ザリガニのエサの与え方

おはようございます。(晴れ)レモンパイです。

 

私は他の人と比べると、人生においてかなり長い期間何かしらのペットと生活し続けてきました。その状態が当たり前になり過ぎていて、今まで特に意識していなかったことがあるのですが、それは生き物を飼育するということはとてもコストのかかることだということです。ここでいう “ コスト ” とは、時間飼育費のことです。

 

さらに、生き物の飼育は趣味の一つではありますが、他の趣味とは違って “ 命 ” を扱う点で特殊といいますか、大変なことだなと最近改めて思うようになりました。

 

ザリガニのエサの与え方

では、本題に参ります。かなり久しぶりの、ザリガニ全体としてのテーマ記事です。 ※1 アメリカザリガニのエサに関することは、今まで詳しく記載してきませんでしたが、具体的にお話します。

※1 ザリガニには様々な種類がいますが、基本的に食性やエサの与え方はあまり変わりません。

 

ザリガニのエサになるもの

ザリガニは雑食性なので、様々なものを食べます。私が与えたことのあるものは、肉類( 鶏、豚、魚介 )や植物( 水草、野菜 )、枯れ葉ザリガニ専用の人工飼料などです。よく与えることが多いのは、鶏肉ですね。

 

ザリガニは口でかじり取れるもの( =柔らかいもの )であれば、他にも食べられるものはありますが、調味料などで加工された食品は与えないようにしましょう。

 

2種類のエサ

エサには、「飼育者が適宜与えるエサ」と、「水槽内に常に投入しておくエサ」の2種類があります。飼育者が長期の外出をする際に、ザリガニの非常食になるのは後者のエサになります。

 

「飼育者が適宜与えるエサ」とは、動物性のエサ※2 野菜などがそれにあたり、水槽内に放置され続けると水質悪化を招いてしまうエサのことです。

※2 野菜を使う際は、残留農薬に気を付けてください。エサとして与える前に、よく洗ったり茹でたりしましょう。

 

「水槽内に常に投入しておくエサ」とは、水質の浄化に役立つ水草や、水質を特に傷めない枯れ葉( 落ち葉 )のことです。

 

理想的なエサの与え方

「飼育者が適宜与えるエサ」は、個体ごとに食欲を見て与えるかどうかを判断します。エサを近づけた時に、腕を伸ばして欲しがるようならエサを与え、ほぼ反応を示さないようなら与えません。また、彼らは一度に多くの食事を出来ないので、一度に与えるエサの量には気を付けましょう。

 

私の場合、室内メダカのように連日エサを与えることは少ないですが、ザリガニには1~3日に1回以上は何かを与えるようにしています。

適切なエサの量は、個体ごとに異なります。例えば、自宅で一番大きい父ザリに鶏肉を与える時は、 多くても 1立方cm の量になります。一方で、普段から食欲の薄い母ザリには、父ザリに与える量の半分以下の鶏肉を与えます。 )

 

ザリガニの食性は幅広いですが、同じものだけを食べ続けると飽きてしまう傾向があります。よって、私の場合は毎回与えるエサの種類を変えています。

 

貝類をエサにする時

ザリガニ達は貝類が特に大好物なのですが、彼らの硬い殻を前にすると、なかなか食べることが出来ず、しばらくすると食べるのを諦めてしまうことが多いです。

 

そのような場合は、ザリガニに与える前に飼育者が貝類の殻を割り、殻の破片を取り除いたむき出しの状態で与えてあげるようにしましょう。

 

最後に

ザリガニは、普段から十分に食事出来ていなかったり、摂取している栄養に偏りがあると、脱皮に失敗しやすくなってしまいます。健康的な飼育の為にも、エサには様々なものを選びましょう。

 

ただ、例外として栄養バランスを考えて作られた市販のザリガニ用の人工飼料なら、それだけを与え続けても良いのですが、ほとんどのザリガニにはいずれ飽きられてしまいます。

 

ザリガニは脱皮前後の期間はエサを食べないことが多いので、脱皮の兆候が見られたら、エサを与えるのは控えましょう。

( ザリガニの脱皮については、2016/11/16の記事:「ザリガニの脱皮」に記しています。 )

 

 

本日の写真

母ザリ( ゴーストクラーキー )

写真は、久しぶりの母ザリです。【 抱卵 → 子守り → 子離れ 】を経ましたが、なかなか脱皮をしてくれません。父ザリと同居しているので、彼女が脱皮をする直前は必ず隔離させたいと思います。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!