選別外のメダカの扱い

おはようございます。(晴れ)レモンパイです。

 

私が神社への参拝や先祖のお墓参りにそれなりの関心があることは、当ブログの記事の冒頭で何度かお話してきましたが、実は手相占いにも興味があります。気になった時に自分の手相の写真を撮り、後から現在の手相と当時の手相を比べてみて、現れた線 or 消えた線についていろいろ調べたりしてしまいます。

 

ただ、手相占いにも流派?というものがいくつかあって、調べても全然スッキリしないことも多々あります。(笑) 結局、信じたい情報だけ切り取って信じるようになりがちなのですが、それではあまり意味がないかもしれませんね。

 

選別外のメダカの扱い

では、本日のお題に入ります。今回のテーマは、かなり前から抱えていたネタなのですが、なかなか重いテーマだということもあり、当ブログで記事にすることを先延ばしにしてきました。選別外のメダカについてですね。

 

彼ら選別外メダカ( =ハネをどう扱うのかについては、 メダカの選別を行う前に必ず考えなければいけない大切なことではあります。

 

「選別内」と「選別外」

まず、一般の飼育者がメダカを選別する目的について、基本的な観点としては

【 大切に育て続ける個体を選ぶこと 】
【 飼育環境の個体数の密度を改善すること 】

などとなります。

 

選別は、種類(系統)ごとに適宜行います。私の場合一度のの選別では、次の選別機会まで大切に育てることに決めた個体( =選別内 )は室外水槽に残し、そうではない個体( =選別外 )は室内水槽に移すことを基本にしています。

 

選別内になった個体は、今まで通り育成(飼育)することを重視します。しかし、選別外になった個体については、 “ その他の扱い ” を選らばなければいけません。下記では、いくつかの扱い方について書きました。

 

選別外の扱い①:観賞用水槽で飼育する

私がよくする選別外の個体の扱いは、室内の観賞用水槽へ引越しさせることです。室外のメダカ達は普段グリーンウォーターの中にいたり、人影に怯えたりすることも多いのでなかなか観賞がしにくいのですが、その分選別外の個体を観賞用のガラス張りの水槽で飼育しようというものです。

 

しかし、 室外で飼われていたメダカが室内の観賞用水槽へ移ることは、寿命を縮めることに繋がりやすいです。新しい環境に上手く適応しとても長生きするメダカも一部現れるのですが、次第に弱っていってしまうことが多いです。

 

選別外の扱い②:選別内メダカの予備にする

二つ目は、選別内メダカ達の身にもしものことが起こってしまった時のことを想定し、保険のメダカとして扱うことです。

 

私は、室外メダカのそれぞれの種類が常に複数の水槽に分けられている状態を保つ為に、リスクヘッジ水槽( =B群水槽 )というものを設置しています。そのリスクヘッジ水槽には、【 選別外の個体 】【 選別内だけど選別外に近い個体 】を飼育しています。

 

また、上記の室内の観賞用水槽に選別外の個体を移すことも、系統の全滅のリスクを分散させることに繋がりますね。

 

選別外の扱い③:肉食動物のエサにする

三つ目の扱いは、肉食魚などのエサにすることです。例えばオヤニラミやナマズ等、メダカのような小魚を与えないと飼育の難しいペットもいるので、彼らの貴重なエサになってもらうことはとても有意義なことではあると思います。

 

私の場合、大人のザリガニをメインに飼育している水槽( =親ザリ水槽 )にも選別外のメダカを投入しています。そうしているのは、彼らをザリガニのエサとして扱うことがメインの理由ではありませんが、ザリガニに捕まってしまう危険性はありますし、弱ったらすぐに食べられてしまうことを承知の上で混泳させています。

 

選別外の扱い④:安楽な方法で天国へ送る

この安楽な方法で天国へ送ることについては、実行する際はとても辛く残酷に思える方法ではありますが、選別外になったメダカ達のことを思えば、ただ生かし続けるよりも望ましい選択なのかもしれません。

 

私はこの扱いをすることがないので、具体的な方法については分かりません。

 

選別外の扱い⑤:他人に譲る

最後に、他人に選別外のメダカを譲こと( または売ること )は、一番オーソドックス?かもしれません。譲る相手にメダカを飼育する意思と準備があり、その選別外のメダカを欲しがっているのなら、譲渡することはとても円満な対応のように思います。

 

最後に

当たり前のことではありますが、飼育しているメダカを自然界へ放流してはいけません。選別外の個体についても、最期まで飼育者としての責任を持って飼育しましょう。

 

そもそも私がなぜ選別を行わなければいけない状況になるのかというと、メダカの品種改良や新種作出を目指す( = 子孫から理想的な形質表現の個体を多く得る )為には、多めの子孫を採卵&育成する必要があるからです。

 

メダカの飼育や維持がメインの方は、予め育てられる範囲を考えながら、『購入するメダカの数』や『繁殖時に採卵する卵の数』を決めておくようにするのがオススメです。そうすれば、選別をせずにメダカを飼育することが可能になります。

 

本日の写真

謎パンダメダカ

写真は、謎パンダメダカです。オスが生き残らなかったことから、兄妹での繁殖( =親魚の正体を解明すること )が不可能になってしまい、本当の意味で謎めいた存在になってしまいました。(笑)

 

彼女たちについても一応選別をし、4匹を選別内にしています。将来的には、何か新しい異種交配で活躍してもらうかもしれません。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!