メダカの複数種の混泳

こんにちは。(くもり)レモンパイです。

 

当ブログでの記事の投稿について、これからどのように変更していこうか悩んでいます。当記事は「テーマ記事」ですが、もうほんとにほんとにネタがない(笑) ですし、無理して作るものではないはずです。

( 過去に投稿してきたテーマ記事の見直しや改良も、毎日の投稿とは別に行っていかなくてはいけません。 )

 

となると、「飼育記録記事」「現状&予定記事」がメインになるのですが、それでは私自身がとても不安になります。違うやり方や考え方をいくつか持っていないと、メリハリがなくなってしまうように思うからです。せめて、あと1種類面白そうな記事を新設出来ればなと、ない頭を使って考え続けています。

 

メダカの複数種の混泳

では、本題に入ります。複数種飼っているメダカを、水槽を同じに混ぜて飼育することについてです。実際に混泳をする上でのポイントなどについてお話します。

 

複数種の混泳のメリット&デメリット

複数種のメダカを混泳させると水槽内が華やかになるので、ただ飼育するだけでなく観賞を楽しみたい方におススメです。また抱える複数種のメダカを複数の水槽で混泳飼育していると、どれかの水槽内でメダカが全滅するような事態を想定した時に、ある種類が絶滅してしまうリスクを低減することが出来ます。

 

デメリットとしては、混泳させたメダカの種類の判別が難しくなってしまうことや、繁殖シーズンに異種交配が自然に行われてしまうことなどです。それぞれの種類のメダカを “ 単種 ” として繁殖させたい場合に、他種類との混泳飼育は向いていません。

 

混泳のポイント①:成長度合い

ここから具体的なポイントについて書きますが、あまりにも体格差のあるメダカ同士を混泳させるのはやめましょう。このことは、単種だけの水槽でも同じことが言えます。

 

大人メダカの口に入らない大きさの稚魚や若魚であれば、共食いの可能性はありませんが、一方的な力関係が出来上がると弱い方の個体の成長が阻害されるので、同じくらいの体格のメダカを混泳に選ぶようにします。

 

例えば、体長 4cm の大人メダカと 2cm の稚魚を混泳させるのは望ましくないですし、それでも混泳させる場合は大きい容量の水槽隠れ家となる水草などが必要になります。

 

混泳ポイント②:特異な体型や形質

本ダルマメダカの場合は、普通尺体型のメダカに泳ぎの力で劣るので、同じ本ダルマメダカや半ダルマメダカと混泳させるようにするのが望ましいです。

 

スワローメダカ( ヒレ長 )の場合は、体からと大きく飛び出たヒレが傷付きやすいので、気性の激しい個体との混泳は難しくなります。また、飼育密度を抑えたり、ヒレが傷付く可能性のあるものを水槽内から撤去するなどの配慮も必要になります。

 

スモールアイメダカ※1 アルビノメダカの場合は、弱視により黒目メダカよりエサを食べることが難しいので、ある程度成長( 2.5~3cm 以上 )するまでは他の種類との混泳は控えましょう。

※1 2019/4/14追記:アルビノメダカの場合は、大人になってもそのアルビノ同士間での混泳が望ましいです。

 

混泳ポイント③:異種交配の子孫

これは、上記の「ミックス飼育の注意点」にも書いたことですが、異種交配から生まれたメダカを他の種類と混泳させると、 ※2 種類の判別の出来なくなる恐れがあります。

 

大人にまで成長した時点で混泳させれば、外見が劇的に変わることはないですが、稚魚や若魚の時期に混泳を始めると、飼育者の予想のつかない外見に変わったりする可能性があります。

※2 種類の判別が出来なくなっても構わないという方は、気にする必要はありません。

 

異種交配で生まれたメダカを他の種類と混泳させたい場合は、明らかに体色系統の違うメダカを混泳相手にするようにしましょう。

 

最後に

ある水槽に様々な場所からメダカを連れてくる際は、しっかりと水合わせをしましょう。また、購入して間もないメダカや、病気の治療が終わったばかりのメダカだと、病気の持ち込みの可能性があるので混泳を急がせることはしません。

 

本日の写真

梵天メダカ F2

写真は、梵天メダカ F2 です。成長が順調と思われる稚魚になります。

 

被写体の子の体長は 0.7~0.8cm といった感じですが、まだまだ幹之系特有の背中光は見受けられません。梵天メダカは、単に背中光の長さが求められる種類ではないので、幹之メダカ以上に時間をかけて背中光の出来を見極めていく必要があります。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!