成長段階の判別

おはようございます。(くもり)レモンパイです。今日から7月ですね。梅雨明けも近そうです。

 

この時期は、へ泳ぎに行ったり遊びに行く方が多いかと思いますが、私はそういう目的では、中学生以降に行った記憶がありません。友達との間で、行こうかという話になったことはあるのですが、何だかんだ話は進まなかったですし、内心知らない人に裸を見られるのが嫌なので好きではないです。(笑)

メダカを飼育し始めてからは、この時期は稚魚や若魚の育成に楽しみを見出していました。メダカ飼育なら、海に行かなくても常に水に触れられますし、水槽を室外に置いて作業していれば、日焼けすることも可能ですね。(笑)

 

メダカの成長段階の判別

それでは、本題に入ります。久々のテーマ記事です。今回のタイトルの意味は分かりづらいかと思いますが、詳しくは「メダカの形質(表現)は、どの段階で判別出来るようになるのか?」ということです。

 

どのように内容をまとめるのか悩みましたが、私なりに簡潔に書きました。

 

ベースの体色表現に関して

“ 卵 ” の時点では、黒目メダカの体色系統について判別するのは難しいですが、アルビノメダカであれば既に体色が薄く眼の白色~桃色になっているのでアルビノなら判別できます。

 

体長 1.5cm未満の “ 稚魚(針子) ” の時点では、

〇 【 濃い黒系メダカ 】の場合、体全体の黒色が際立ちます。
〇 【 黒系メダカ 】や【 青系メダカ 】の場合、黒色( 特に背中 )や薄いグレーに見えます。
〇 【 楊貴妃系メダカ 】の場合、薄いオレンジ色や薄い黄色に見えます。
〇 【 ヒメダカ 】の場合、薄い黄色にみえます。
〇 【 白系メダカ 】の場合、白色に見えます( 針子の時期は、薄い黄色にも見えます )。
( 複数の体色の混ざった特殊なメダカの場合、肉眼だとはっきりとした色が掴めないことがあります。 )

体長 1.5cm 以上の “ 若魚 ” 以降では、確実に判別が出来ますし、体色の濃淡の個体差も分かるようになります。

 

特別な体色表現に関して

【 ラメメダカ 】の場合、“ 稚魚~若魚 ” の段階で、次第にラメの存在を確認出来るようになります。

 

【 パンダメダカ 】の場合、“ 針子~稚魚 ” の段階で、目の黒さ( 虹色細胞の欠如 )を確認出来るようになります。

 

【 頬透明鱗メダカ 】の場合、“ 針子~稚魚 ” の段階で、頬の赤さを確認出来るようになります。

 

【 斑メダカ 】の場合、“ 針子~若魚 ” の段階で、次第に斑を確認出来るようになります。また成魚になった後も、斑の濃さや細かな表現は変わり続けます。

 

【 幹之系メダカ 】の場合、“ 稚魚~若魚 ” の段階で、背中光を確認出来るようになります。背中光の出現の時期や伸びる速さには、かなりの個体差があります。

 

体型や体の一部の異形に関して

【 光メダカ 】の場合、“ 針子 ” の段階で、光体型を確認出来るようになります。

 

【 出目メダカ 】の場合、“ 稚魚~若魚 ” の段階で、目の出っ張りを確認出来るようになります。

 

【 ダルマメダカ 】の場合“ 針子~稚魚 ” の段階で、体の縮みを確認出来るようになります。

 

【 スワロー系メダカ 】の場合、“ 稚魚~若魚 ” の段階で、ヒレの部分的な伸びを確認出来るようになります。

 

【 スモールアイ系メダカ 】の場合、“ 針子~若魚 ” の段階で、点目を確認出来るようになります。

 

【 セルフィン系メダカ 】の場合、“ 稚魚~若魚 ” の段階で、背びれの異形を確認出来るようになります。

 

最後に

体内光メダカなど、まだ卵から育て上げた経験がない種類については、今回は記載していません。

 

※ オスメスの判別については、 “ 若魚 ” 以降の大きさでないと、正確に判別することは出来ないので、注意してください。

※ 参考記事 → 2019年5月1日の投稿: メダカのオスメスの見分け方

本日の写真

楊貴妃パンダメダカ F3

写真は、楊貴妃パンダメダカ F3 です。育成が大苦戦中の種類です。

 

写真の稚魚( 大きい針子 )は、その種類名の通り【 楊貴妃系 】の体色と、【 パンダ目 】の特徴を持っています。また、これは私の抱えてきたメダカだけを基にしたデータになりますが、パンダ目のメダカはほぼ確実に透明鱗でもあります。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!