おはようございます。(くもり)レモンパイです。
せっかく自分の独自ドメインを持っているので、それを活用してメダカとは全く関係のないブログを運営してもいいのかなと、頭の隅の隅の方で考えています。テーマを絞らず、書きたいことを書きたい時に書くというスタイルなら、実現や持続が可能かなと思います。
当ブログは、完全にメダカや水生生物のことを軸として運営していますし、あまり他の要素を取り入れたくないという思いもあるので、少なくとも生き物とは全く関係のない記事は載せられないですね。でも、この記事の冒頭部分では、本当に関係のないこともよく書いています。(笑)
越冬に向かないメダカ
では、本題に入ります。久しぶりの「越冬」テーマ記事です。そろそろ越冬の時期が到来するということで、今回は “ 室外で越冬( 冬眠 )させない方が良いメダカ/越冬に向かないメダカ ” についてまとめてみました。
「越冬をさせない」ということは、冬の間にヒーターや暖房などで暖かい水温を維持することや、水温の下がり過ぎない場所で飼育を続けることを意味します。
越冬に向かない①:針子や小さい稚魚
まず、体が小さくて体力のないメダカは、越冬をさせるべきではありません。具体的には、針子や小さい稚魚のことです。「絶対力尽きてしまう」わけではないですが、若魚や大人メダカと比べると、脱落する割合がかなり高くなってしまいます。
ヒーター等で高温飼育をしない限り、エサを与えても成長はほとんど感じられませんが、越冬させない場合はエサを与え続けるべきです。
越冬に向かない②:コンディションの悪い個体
越冬前の段階で、痩せている個体や病気を抱えている個体についても、越冬させるべきかを検討した方が良いです。針子や小さい稚魚のように、体力の面で寒さに負けてしまう可能性があります。
痩せている個体であれば、冬の間もエサを少しずつでも確実に与え、病気の個体であれば治療に専念します。
体調不良の個体については微妙なところで、ややヒレが閉じかけている位の軽度なものであれば、私だとそのまま越冬させることが多いです。
越冬に向かない③:来年の春に繁殖させたい個体
「来年の春に繁殖させたい」と書きましたが、来年の繁殖シーズンの開幕に合わせて繁殖をしてもらいたい個体のことです。つまりこれは、メダカに自然繁殖をさせたい飼育者に限定されることです。
冬の期間も人為的な環境操作によってメダカを繁殖させてしまうと、自然の繁殖シーズンが始まっても、すぐに繁殖してくれない可能性があります。
私は、出来るだけ抱えるメダカの繁殖は一斉に始まる( 可能になる )ようにしたいので、維持したい系統のメダカで上記の①と②に当てはまらない個体については、皆越冬させるようにしています。
越冬に向かない④:越冬期間中にお迎えする一部の個体
4つ目についてはかなり限定的ですが、越冬期間中に、加温飼育された状態で販売されているメダカをお迎えした場合は、そのメダカについては越冬させないことも検討します。暖かい環境で飼育されていたメダカを急に室外に移して冬眠させようとすると、体に負担が掛かるからです。
越冬させる場合は、徐々に水温が下がっていくように置き場所を変えてみるのが良いです。
最後に
加温された環境や室内で飼うと決めたメダカについては、越冬期間が終わるまでは、そのままの環境で飼育するようにした方が望ましいと思います。
しかし、越冬期間中に越冬( 冬眠 )させることに切り替えるのは、上記の④で示したように徐々に環境を変えるのであれば可能です。
本日の写真
写真は、梵灯メダカです。お気に入りの梵天メダカのオスと、灯メダカのメスの間に生まれた F1 のことを、そう呼び続けています。
父親譲りの【 頭光 】を持つ個体が、思っていた以上に出現してくれた印象です。そして少数の割合で、母親譲りの【 部分的な黄色体色 】を見せてくれる個体もいます。他にも素敵な要素はいくつかあるので、来年のペアリング時には良い意味で悩みそうです。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!