ザリガニの体調不良

おはようございます。(晴れ、一時くもり) レモンパイです。3月ですね。

 

どんなテーマでもそうだと思うのですが、検索エンジンで何かの単語を入れて検索した際に、「〇〇の3つの法則!」とか「〇〇しないとヤバい!?」のような、訪問者に興味を抱かせるようなタイトルの記事が上位に来やすいと思います。でも、当ブログではそれをほとんどやりません。旧ブログではやりますけどね。

当ブログの記事において、シンプルで簡素、地味なタイトルを付けているのは、毎日更新なのでいちいち練ったタイトルを付けられないことと、誤って同じ内容の記事を作ってしまわないようにする為です。

 

そのせいか、なかなか当ブログの記事が検索上位に来にくいのですが、(笑) それでも長い目で見れば、これまでのタイトルのネーミング方法は私にとっては間違っていないと思います。

 

ザリガニの体調不良

かなり久しぶりの、ザリガニテーマの記事です。私は、旧ブログを開設した頃( 2016年初夏 )から、アメリカザリガニを飼育し続けているので、その時期から数えるとザリガニの飼育歴は2年目ということになります。

( ドワーフ系を飼育していた頃も含めるともっとありますが。 )

まだまだ自分なりのザリガニの飼育方法を確立したり、観察眼を心得たとは言いづらいものの、日々の観察の中でザリガニの体調に異変があると思われる状態については、少しずつ分かるようにはなりました。今回は、そのことについてお話します。

 

体調不良①:食欲がない

ザリガニのコンディションを調べる上で、一番大切なのは食欲の有無です。ザリガニは、 ※1 絶食の状態には強い生き物だといわれていますが、エサがあるのに食べようとしない状態は、健康面に問題を抱えている可能性が高いです。

※1 飼育者が長期間の外出をしてエサを与えられない場合や、卵や稚ザリを抱えている状態のメスの場合などです。

具体的には、エサに見向きもしない状態や、エサを掴んでも少しだけ齧って手放してしまう状態のことです。

( ただし、満腹の状態であればエサを無視することが起こりますし、複数のエサが同時にある状況では、動物性のものを好んで食べることが多いので、それらの様子は食欲がないとは言いません。 )

体調不良②:うずくまっている

食欲の有無よりかは判断が難しくなりますが、ザリガニがうずくまってじっとし続けている状態も、体調不良の可能性が高いです。バーンスポット病で力尽きた小葱ちゃんの、最後の1ヶ月がそうでした。

 

具体的には、しっぽを丸く抱え込み胸脚に力がなく、胴体が底にくっ付いている状態ことです。

( しかし、健康な個体でも一時的にうずくまった格好になることはありますし、居る場所の地形によってそういう体勢になっている場合もあります。 )

体調不良③:短い期間での脱皮

3つ目に挙げるのは、体調不良とはニュアンスがやや違うのですが、大人のザリガニが短い期間に脱皮を繰り返してしまう状態す。ザリガニは大人になるにつれて、徐々に脱皮の頻度が下がっていくものですが、明らかに頻度が上がってしまった場合は注意する必要があります。

 

脱皮を促進する要因としては、 ※2 飼育環境( 水質 )の急激な変化などが挙げられますが、健康な大人ザリガニであれば、一回一回のリスクの高い脱皮の回数が増えることは考えにくいです。

※2 「飼育環境の急激な変化 → 個体の体への負担&ストレス → 健康を損なう可能性がある」ということです。

( 繁殖や産卵を控えた/終えたメスザリガニは、体を作り変える為に脱皮をしやすいという文献を見聞きすることがありますが、私にはその真偽は分かりません。 

体調不良個体への対処

実際に体調不良の個体を見つけた場合の対処については、はっきり言って特にないです。一つの水槽で複数飼育していた場合は、隔離などの措置を取ります。

 

一度体調を崩してしまった個体は、持ち直すのが難しいので、普段から体調不良や病気に繋がらないように、定期的に床( 床材 )やフィルターの掃除水替えを行い、健康的に飼育し続けることを心掛けるべきだと思います。

 

最後に

メダカと比べていて思うのは、ザリガニはメダカ以上に健康状態を把握しづらいということです。バーンスポット病など、外見に明らかな異常が見られる場合は分かりやすいですが、 ※3 常に動き回っている個体ばかりでもないので、行動面での診断が難しいです。

※3 ザリガニにも、個体ごとに性格があると考えています。

飼育水の水温が低い場合は、食欲も行動も落ち着きやすいですし、自然界だと巣穴を掘って冬眠する個体も出るくらいなので、その寒い場合の行動面では、体調不良かどうかは判断が難しくなります。

 

本日の写真

ブルーチーズ君

「稚ザリの成長シリーズ」ではなく、ザリガニテーマの記事を書かないと、なかなかブログ上で親ザリガニの写真を載せる機会が訪れないです。(笑) 写真は、ブルーチーズ君玉葱ちゃんの夫妻になります。1枚目はブルーチーズ君です。

玉葱ちゃん

そして2枚目が玉葱ちゃん。ツイッターでは、いつの間にか玉葱姫とも呼んでいます。

 

ここ2年の私には、【 春~秋 】メダカの繁殖&育成に力を入れ、【 秋~冬 】( のメダカ飼育の閑散期 )にザリガニの繁殖に取り組むという、良いサイクルがありますね。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!