【 第27回 】現状&予定( 2018/4/11 )

こんにちは。(くもり時々雨、のち晴れ)レモンパイです。今日は天気が不安定ですね。

 

「第2回のレモンパイのプレゼント企画」について、大枠が決まりました!!具体的な内容や、いつ実施することになるのかについては、この場では中途半端に言えませんが、私の希望としては4月の下旬~5月の時期に行いたいかなと思っています。

 

ただ、今回も私にお金がないことには変わりないので、プレゼントの当選者様はとても限られてしまいそうです。(笑)

 

現状&予定( 2018/4/11 )

では、本題に入ります。およそ1ヶ月ぶりの「現状&予定記事」です。今回は、 “ 2018年の繁殖シーズン序盤戦での繁殖計画 ” について、ざっくりとまとめることにしてみました。 繁殖シーズンの ※1 序盤戦で、どの系統の通常累代または特殊交配を予定しているのか等についてお話します。

 

※1 今年の繁殖シーズンでは、去年までのように【 前半戦( 4月~7月 )】&【 後半戦( 8月~ )】と明確に分けて繁殖させるのかどうかは、まだ決めていません。繁殖や育成の状況を見ながら、柔軟に対応していこうかなと考えています。

 

また、明後日に投稿予定の、第28回の「現状&予定記事」では、反対に “ 繁殖を考えていない( 見送る )系統 ” についてお話します。

 

繁殖させる系統①:通常累代

幹之メダカ F4

青光ダルマメダカ F4

ピュアホワイト光メダカ F3

梵天メダカ F2

錦メダカ F2

元魔王メダカ F2

赤虎メダカ F1

Xメダカ F1

梵灯メダカ P

・上記の9系統は、そのまま兄妹間での通常累代をしてもらう系統になります。シンプルにペアリングをして採卵するだけですね。 Xメダカを除いては、既に1回以上の「系統記事」を投稿してきた系統でもあります。

 

幹之メダカ F4 は、越冬シーズン明けの前後で大量に脱落してしまいましたが、何とか親魚の力を借りずに累代出来そうです。ペアリングは済んでいます。

 

・自宅の梵天系統では、梵天メダカ F2 の通常累代に任せることとなりました。ただ、現在は梵天メダカ F2 の健康状態が不安定に思えるので、問題なく採卵を出来るのか心配です。

( 現段階では、「梵天メダカ17」に出番はありません。 )

 

繁殖させる系統②:異種交配

以下より、1系統ずつ詳しく記載します。

( 楊貴妃パンダ×アルビノ )F3 

× 楊貴妃パンダメダカ F3 のアルビノ個体

⇒ アルビノパンダ系メダカ(仮)

・「飼育系統数の削減」の一環による、統合交配です。この両系統を統合させようと、以前より考えていましたが、 具体的にどの世代( 親魚 or 最新子孫 )のどの組み合わせを行うかで悩んでいました。

( 今も悩んでいます。 )

 

・現段階での予定としては、元々作出したかったアルビノパンダ透明鱗メダカ( =シースルー )に最も似ている、楊貴妃パンダメダカ F3 のアルビノ個体のメスに、( 楊貴妃パンダ×アルビノ )F3 のオスを掛け合わせるつもりです。

 

・現段階での予定通りだと、親魚は1ペアしか成立しません。


 

レモンパイメダカ

×アルビノ光メダカ

「アルビノ光メダカ18」(仮)

・こちらも統合交配と言えますが、レモンパイメダカをアルビノ光メダカに吸収消滅させる交配になります。子孫には黒目とアルビノの両方が出現するはずですが、アルビノっ子だけを選んで育成していきます。

( 黒目しか出現しなければ、そのまま黒目の子を育成します。 )

 

・オスメスの組み合わせを変えた2通りのペアリングになりますが、アルビノ光メダカは1ペアしか生き残っていないですし、そのうち1匹は体が弱そうなので、繁殖が上手くいかない可能性が高いです。

 

出目メダカ F1 

× 後・灯メダカ P

出目と灯のメダカ(仮)

・こちらも統合交配になります。「飼育系統数の削減」の流れの中で、悩みに悩んでやむを得ず決めたペアリングです。出目メダカ F1 は出目形質の追求を、後・灯メダカ P は通常累代のやり直しを考えていましたが、その2つの繁殖は諦めることになりました。

 

・ただ、何となく面白そうな異種交配だなと思っています。オスメスの組み合わせを変えた2通りのペアリングになります。


 

オロチメダカ

× ブラック系メダカ F1

黒三種メダカ(仮)

・この交配だけは、統合交配ではありません。単純に、 ※2 ブラック系メダカ F1 に健康なオスがいなかったので、父親の代わりとなる黒系のメダカを探しました。そして、先月にお迎えしたのがオロチメダカのオスということです。

※2 尾ぐされ病から復帰したオスは1匹いますが、彼に出番は与えない予定です。

 

・ちなみに、 “ 黒三種 ” というのは、メダカ&小川ブラックメダカ&オロチメダカの、3種類の血が混ざっているという意味です。

 

繁殖させる系統③:その他

オカメメダカ F2 ( 通常累代 )

・最後にご紹介するのは、オカメメダカです。この系統では、通常累代をさせることになったのですが、最新世代の通常累代ではなく親魚の再繁殖になります。

 

最新世代の F3 には、累代を任せられるような納得のいく形質表現の子孫が生き残りませんでした。具体的には、頬が非透明鱗であることや、背曲がりの程度が大きいこと等が納得出来ませんでした。

 

繁殖シーズン序盤戦の留意点

実は、上記に挙げた系統( 組 )の中に、まだサイズが小さいという理由でペアリングや採卵の開始時期の遅くなる組がいくつかあります。それは、

青光ダルマメダカ F4

( 楊貴妃パンダ×アルビノ )×楊貴妃パンダメダカ

レモンパイメダカ×アルビノ光メダカ

です。

 

この3組については、準備が整い次第それぞれ採卵をすることになるのか、または3組一斉に採卵を始めることになるのかは、まだ決めていません。

 

最後に

今回の繁殖シーズンの序盤戦では、世代間交配は行わないことになりました。

 

去年の同時期の繁殖計画では、16系統の繁殖を進めていました。今回は14系統ということですが、去年以上に少しでも規模を大きくして稚魚の育成を展開する予定です。ただ、たった2系統分が減っただけでは、各系統で飼育できる稚魚の数はあまり増やせないかなとも思います。

 

本日の写真

梵灯メダカ

写真は、梵灯メダカです。( 梵天 F1 ×前・灯 )F1 のことです。写っているのは、ペアリングに選ばれた親魚の予備として「 B群のミックス水槽」で飼育している1ペアになります。

 

既にペアリングを終わらせている系統や組では、ほとんどで「 B群」に当たる個体を維持していますが、本格的に繁殖シーズンが始まって繁殖用水槽からの採卵が順調に進めば、彼ら「 B群」はすぐに選別外の扱いにする予定です。

( 飼育スペースの問題から、選別外にせざるを得ません。 )

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!