こんばんは。(雨、のち台風)レモンパイです。
「自分はいったい何をやっているんだ?」と思われる経験が、皆様にはよくありますでしょうか?? 私の場合は、昔からずーっとあります。例えば、当ブログの運営や記事で書く内容についても、だいたいいつもそう思っています。(笑)
「みんなと同じような感性でなくておかしい!」とか「もっと真っ当なやり方や生き方があるのに何で?(笑)」など、自分のやること成すことに細かくチェックをしてしまうのです。
でも、そうやって自分自身に対して疑問を持ちながらも、ずっと変わらない自分がいることが事実で、変わらないと分かっていても自己批判したくなるのも事実です。少なくとも、私はこの状態で安定しているのだと思います。
現状&予定( 2018/8/8 )
( 過去の「現状&予定記事」は、こちらのページにまとめています。 )
それでは、本題に入ります。今回は、「今年の繁殖シーズン “ 終盤戦 ” の繁殖計画」について書いてみることにしました。
今回に繁殖してもらう予定のメダカ系統についてまとめましたが、その前に去年と今年の繁殖シーズンでのある違いについてご説明します。
去年(2017年)の繁殖シーズンの捉え方
細かい話になりますが、去年は自宅メダカの繁殖シーズンを【 前半戦 ⇔ 後半戦 】と分けて捉え、「出来るだけ2回の繁殖( 累代 )をやる!」ことを意識して繁殖計画を進めてきました。
【 前半戦(2017/4~)】: 18系統/組を繁殖
【 後半戦(2017/8~)】: 11系統/組を繁殖
2回の繁殖( 累代 )は初めから意識していたので、【 前半戦 】生まれの稚魚や若魚には、早く繁殖可能な大きさに育ってもらう為に、エサやりの量をとても多くしていました。
今年(2018年)の繁殖シーズンの捉え方
しかし、今年の場合はとりあえず【 序盤戦( 4月~ )】という言葉のみを使い、基本的に各メダカ系統の繁殖は1回までに抑えて無理をしないようにしてきました。
【 序盤戦(2018/4~)】: 14系統/組を繁殖
あまり育成を急ぎ過ぎず、その代わりに稚魚や若魚の健康面を重視することにし、後は「+α」で必要に応じて繁殖( 累代 )を進める系統は進めることに決めていました。そして今回、その「+α」というのが
【 終盤戦(2018/8~) 】: 4系統/組を繁殖の予定
というわけです。
・・・前置きが長くなりましたが、ここから終盤戦での具体的な繁殖計画についてお話します。
繁殖させる系統/組
まず、今回の繁殖シーズン終盤戦にて、現段階で繁殖を予定している組についてまとめると、
幹之メダカ F5
オカメメダカ F3
元魔王メダカ F3
アルビノパンダ系メダカ P
になります。4系統とも、今年の序盤戦にて生まれた新世代になります。
繁殖予定①:幹之メダカ F5
幹之メダカ F5 では、思いの外体型の美しくない( 背曲がり等 )個体が多く、来年まで繁殖を待ったとしても、繁殖で使いたい親魚の候補メダカが既に限られているような状況です。
また、【 背中光( 体外光 )】の表現を見極める場合は、もっと育成に時間を掛けないといけませんが、「自宅の幹之メダカ系統では鉄仮面レベルを目指したり維持しなくていいかな?」と私の考えが変わってきたので、【 背中光 】の伸びを見極める必要はなくなっています。
( 背中光は、ある程度の伸びさえあれば良いかなと考えています。 )
繁殖予定②:オカメメダカ F3
オカメメダカ F3 の場合も、上記の幹之メダカ F5 とだいたい同じ理由です。しかし、背曲がりの程度の酷い個体の割合がとても高いです。元々そういう体型に難のある系統なので、仕方のないことではあります。
あと、オカメメダカ F3 に関しては親魚世代( F2 )がメス1匹のみになってしまい、系統全体としての絶滅の恐れも高いので、今年中に累代を済ませてたくさんの子孫を確保しないといけないという事情もあります。
繁殖予定③:元魔王メダカ F3
元魔王メダカ F3 に関してですが、今年の繁殖シーズン序盤戦の繁殖時には、 “ 最も力を入れていない系統 ” でした。(笑) 親魚 F2 世代からの採卵数が、全系統の中で最下位だったのです。
なぜ力を入れていなかったかというと、系統として具体的な改良目標ややりたいことを見出せなかったからです。元々は「祖先の魔王メダカを復元する」ことを掲げていましたが、 F1 や F2 世代ではなかなか魔王メダカに似た子孫を入手出来なかった過去があります。
しかし、序盤戦に生まれた F3 世代の中に、見た目がほぼ魔王メダカの個体が1匹だけ現れたので、その個体を使って “ 今回は力を入れて ” たくさんの子孫( =F4 世代 )を入手してみようと思ったのです。
繁殖予定④:アルビノパンダ系メダカ
略して「アルパン」については、アルビノ同士の両親から生まれたことが影響してか、物凄く生存率が悪くて維持に苦労しています。序盤戦にて、有精卵は 100個以上を入手したのに、現在にまで生き残っているのはたったの7匹です。序盤戦生まれの世代の中で、一番絶滅のリスクが大きい系統になります。
ただ、アルパンを累代させるということは、再びアルビノ同士の両親による繁殖になるので、子孫( =F1 世代 )を入手出来ても、再び育成に失敗する可能性が高いように思います。
そこで、まだ確定したわけではないですが、「 “ パンダ目や頬透明鱗の普通体型メダカ ” をお迎えし、彼らとアルパンを異種交配させ、丈夫な黒目の子孫を入手する」という案も検討しているところです。
最後に
繁殖させる上記の4系統については、より細かな繁殖理由があったりしますが、ここでは書ききれないので省いています。また、もしかしたら上記の4系統以外にも、繁殖させる系統やペアリングが今後増えるかもしれません。
今回進める「繁殖シーズン終盤戦の繁殖」には注意しなければならないことがあって、親魚の繁殖や採卵が遅れれば遅れるほど、越冬時期が近づいてしまい稚魚たちの育成や維持に失敗してしまう可能性が高くなります。生き餌などを上手く活用して、終盤戦生まれの稚魚は早く育成しないといけません。
( 私は、ヒーター等によるメダカの加温飼育をしない飼育者です。 )
本日の写真
写真は、「レモンパイ18」メダカです。バックグラウンドの複雑さから、簡単に「レモンパイ」と呼んでいる系統です。見た目はほぼ東天光メダカです。今日は、彼らの全稚魚用水槽にて作業をしました。
写っている稚魚は、今日の選別で選別外になった兄妹です。極端な背曲がり個体でもない限り、もっと大きく育った状態で選別をするのが理想ですが、今回お話した終盤戦の繁殖で生まれてくる新世代メダカ達の飼育スペースを確保しないといけないので、系統によっては大胆に選別しています。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!