【クワガタ採集⑪】初の材採集は...惨敗(2021/12/19)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。毎週日曜日は料理をしないことに決めていて、今夜は自分用のサラダボウルだけ作りました。今回の内容だと、サニーレタスとパプリカ、ブロッコリースプラウト、ロマネスコですね。先日の健康診断の結果を受けて、私は夕飯では炭水化物をあまり摂らないことに決めました。

昨日2021年12月18日は、私個人の人生において特別な一日となったのですが、それとは別に深夜に俳優の神田沙也加さんの訃報もありました。たぶんこの日のことはずっと忘れないかなと思います。

 

また偶然なことに、昨日の朝は初めて「旅サラダ」という生放送の情報バラエティ番組を観ていました。番組名だけは知っていたけど、番組内容もどなたがMCを務めているのかも知らない番組にたまたまリビングのテレビのチャンネルが合っていて、インコ達のケージのお掃除をしながら楽しませてもらいました。・・・神田正輝さんのことを思うと、察するに余りあるものがあります。

 

SNS上のいろんなコメントを見て思うのですが、「親の七光りだ」とか「いや自分だけの実力で頑張っている」とか、どう評価されるにしても常に “ 親の存在と対比 ” で語られてしまうのって物凄く辛いことなんじゃないかなと思います。例えば多くの人は就活の時に、面接官から「自分の実力で頑張ったんだね」とはわざわざ言われないですよね?

 

対象が芸能人だろうが一般人だろうが、その人だけを当たり前にフラットに見る意識って大切だなと、勝手ながら思いました。

 

初の「材採集」登山!

それでは、本題に入ります。メダカ方面では水足しぐらいしかやることがないので、3回連続での「カブクワ記事」の投稿です。今年の夏から私は本格的にクワガタ採集を始め、秋には採集目的で登山も数回行ってきました。

 

成虫の活動シーズンは終わったので来年まで採集には行くことはないかなと考えていましたが、自宅のノコギリクワガタ方面でも飼育が落ち着いてやることがなくなってきたので、再び山へクワガタ採集をしに行きたくなり、先日実際に行ってきました!その模様についてご紹介します。

 

今回は初の “ 材採集 ” 登山

私が今まで地元の雑木林や山で行ってきた採集方法は、基本的にルッキング採集になります。木の幹や枝先に成虫が付いていないか見て捕まえるというシンプルなやり方。登山時に限っては木を蹴るキッキング採集も少しやりましたね。

 

ただ12月中旬という真冬の時期ではもう活動している成虫は見つけられないので、この時期に採集しようと思ったら朽ち木から直接生体を取り出す “ 材採集 ”を行うことになります。この方法は年中可能で、活発なスズメバチの巣に遭遇してしまう危険性や作業のしやすさを考慮すると冬に適しているのかなと思いますね。また材採集だと幼虫を入手出来るメリットもあります。(^^*)

 

今回持って行った道具など

今回の材採集目的登山の為に、特別持って行ったグッズについてご紹介します。

シースナイフ

まずはシースナイフ。朽ち木を削る用に買った物。採集をするかしないかに関係なく、今後も登山時にはサバイバルグッズとして持っていくつもりです。ただ、銃刀法軽犯罪法について勉強しない/勉強したくないという方は、ナイフ類は持って行かないようにしましょう。これは真面目な話のやつです。m(_ _)m

小型の斧(手斧)

続いて今回初めて持って行ったのが、小型の斧(手斧)になります。ホーマックで2000円弱で買いました。私はヒメオオクワガタを一番採集したいと思っているのですが、彼らの幼虫の場合は朽ち木の硬い部分や中心付近にいるらしいので、シースナイフだけでは厳しいかなと思いました。こちらも軽犯罪法違反にならないよう注意が必要なグッズですね。

クワガタ捕獲時用のグッズ

そして生体採集後を想定してのお持ち帰りグッズです。100均で買った仕切りケースについて、成虫用には既にヒノキマットを詰めています。幼虫用の方は土を入れると零れやすいので、土だけ別にボトルに詰めています。登山では毎回まともに採集出来ないくせに、期待に胸を膨らませて “ 大量に採集出来た時の想定 ” は完璧にやっています。(笑) 過大な夢でも、自分を動かすには大事なものですね。

他のグッズだと、手袋とか眼鏡かな。単に視力が悪いので登山中はずっと眼鏡を着用していますが、斧を使う際に木片が目に飛んでくる可能性もあるので、目を守るゴーグルの意味(代用)としても眼鏡は必要だなと思います。

 

いざ、5度目の採集登山へ!

それでは当日のことについて。今回目指したのは、地元神奈川県にある山。初めて一回登ったことのある山を選んでみました。私は山登りについてまだまだ初心者なので、これまでは登山道から外れることを控えてきましたが、 ※1 登山道を外れないと周囲の目などが気になってまともに採集が出来ないことに気付きました。そこで今回は登山道から外れることに決めたので、安全の為に山頂まで登った経験のある山を選んだのです。

※1 山の所有者や管理者によって、登山道でない場所への立ち入りが禁止されているケースもあります。また登山道以外の場所へ足を踏み入れることは、遭難のリスクが高まることにも注意が必要です。

当日は未明に家を出て、バスと電車を乗り継いで目的の山の登山口へ着きました。冬にわざわざ山に登る経験がほとんどなかったので、普段暑がりの私でも防寒対策は強固にしました。山の中で風邪を引いて具合悪くなったら危険ですし。

山の凍っている落ち葉

これは登山を始めて間もなく撮った写真です。伝わりづらいですが、落ち葉が1枚1枚凍っています。こんな場所で沢登りをすることになったので、物凄く慎重に進みました。沢登りシーンの多い山だと、夏より冬の方が慎重に行動せざるを得ないので登山時間は長くなるはずです。

材採集登山にて撮った富士山

今回登った山の頂上から撮影した富士山です。天気はとても良かったのでくっきり見えました。(^^*) 前回同様、見晴らしはそんな良くない山です。(汗)

 

それで、肝心の材採集についてですが・・・何度か登山道を離れて朽ちた倒木や立ち枯れの木がないかを探したものの、どんな木にクワガタがいるのか全然分からなかったです。(泣①) ユーチューブでいろんな方の採集シーンについて観て勉強したつもりが、いざ自分がフィールドに立つと「どれ???」となり困惑してしまいました。心が折れました。

 

単純に登山道が整備され過ぎているせいで、クワガタのいそうな木が登山道付近になかっただけなのかもしれないですが、下山以外に使える体力があまり残っていなくて思うように探索も出来なかった(泣②)です。体力の残っていなかった原因の一つは、持ち物が多くて重過ぎたこと。遭難した時のことを考えペットボトルは4ℓ程を持っていましたが、当日 ※2 実際に消費したのは1.5ℓだったので、もっと減らせば良かったかなと思います。他の持ち物についても、今後は選別をより厳しくする必要がありそうです。

※2 今秋に同じ山に登った際は、下山までに消費したペットボトルの水分量は3ℓでした。冬でも汗で水分は当然減るだろうと思っていたものの、冬なら案外水分を持って行かなくても大丈夫なことに気付かされました。

そして私の心を折った最大の問題が、持参した斧が全然役に立たなかったことです。(泣③) 木を削れるは削れるけど、ヒメオオのいそうな硬い木を削るのは時間が掛かるわ体力が奪われるわで嫌になりました。「これならシースナイフ使うのと大して変わらないじゃん!」という感じでしたね。

( 後日ブログでご紹介する為に、写真をたくさん撮らなくてはと分かっていたものの、メンタルが弱っていたので作業光景の写真は1枚も撮れませんでした...。 )

ということで、初めての “ 材採集目的オンリー ” のクワガタ採集は惨敗という結果に終わりました。(≻≺) 良い運動をしただけでしたね。

 

今回の失敗から得た教訓

私はそもそもクワガタ採集自体を始めたのが今夏という初心者なので、今回の結果はさほど悔しくはないです。身の丈に合った内容でした。(笑) そして今回は、以下のような教訓を得ました。

【今回得た教訓!】
・硬い木を食う種類の採集では、やはり斧等が必要
・斧は柄の長いタイプでないと、非効率で気力も消耗する
採集登山では体力が何より必要
・体力温存の為にも、荷物の軽量化も重要

今更ではありますが、体力は付けるだけでなく無駄に消費しないことへの意識も必要だなと感じました。その為にも予め「標高の高い登山口(駅/バス停/駐車場)から登れる山」を選ぶという視点も、高山に棲むクワガタ採集を目指す上では大切なのかもしれませんね。

 

本日の写真

赤虎メダカ F5 ①

今日は久々にメダカ作業に取り組むことが出来ました。扱ったのは、今年生まれでオリジナル系統の赤虎メダカ F5 。例年の過去世代では、体調の万全でない個体がちらほら見られる時期に当たるものの、今回はみんな元気そうで痩せている個体もいなかったです。(^^*)

赤虎メダカ F5 ②

彼ら個々の斑表現を観察&把握するには、白い容器が一番適しています。ただ白い容器に入れて時間が経つと保護色機能でどんどん体色全体が薄くなってしまうので、長居させるともったいない感じですね。普段は黒色の色揚げ水槽で飼っています。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!