こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜はコーヒー寒天ゼリーを作ってみました。
期限切れの粉末寒天を消費したかったのと、昔祖母と喫茶店で食べた味が懐かしくなったのとで。久々に口にしたレディーボーデンのバニラアイスが美味しい。(^^*)
過去最多4種の同時採集に成功!
それでは、本題に入ります。「クワガタ採集記事」の投稿です。憧れてから2年が経ち、メスの採集には成功しても未だに手に入れることの叶わないヒメオオクワガタのオスを求める地元採集登山の記録。今回は、東北&北関東旅行から帰ってきた2023年8月中旬某日の採集模様についてご紹介します。
今回の採集登山における懸念点は、右の股関節の違和感。症名としてはおそらく弾発股(だんぱつこ)。明瞭なポキパキ音や痛みはないですが、回す等の可動域を広げるとコリコリ音がするので決して良い状態ではないです。安静にしたり、ベターなストレッチ法の模索を優先した方がいいと分かりつつも登山を敢行するのは、ヒメオオのホットシーズンを逃したくないから。8月の中旬~下旬は間違いなくホットだと思います。
それでは当日について。最初の写真は、登山道に落ちていた何らかのクワガタの死骸【1号】です。腹部も食べられていたので判断材料が乏しいものの、上翅の照りやサイズからミヤマクワガタのメスではないかと推察。そういえば、今年2023年は野生のミヤマに遭遇していません。自宅で毎日観ていますし欲していないので構わないですけどね。
最初のおにぎり休憩。食べたのは【鶏むね南蛮&深谷ねぎ味噌】。チキン南蛮にしたのはお酢による食欲増進効果を狙ったからであり、もも肉ではなくむね肉にしたのは胃もたれリスクを軽減する為です。深谷ねぎ味噌は埼玉のSAで買った瓶もので美味しかったのですが、ネギが歯周ポケットに挟まったのか一部歯茎が荒れてしばらくストレスでした。(汗)
この日はクワガタを見つけるのが早かったです。登山道の側に横たわる広葉樹(ナラ?)の朽ち木の上を、元気に歩いているアカアシクワガタのオスを見つけました。標高 950m 程度の場所でした。
全然空腹じゃないけど2回目のおにぎり休憩です。【aveの塩鮭&バター】。写真からも分かるように、敢えて身はほぐし過ぎず大きな塊を残してみました。豚や牛の油脂に比べれば、バターはさほど重たくないなと思いました。私のおにぎりに塩鮭は欠かせないですね。
ブナ帯に入ってからまた食事休憩。旅行の際に由利本荘のスーパーで買ったお土産を食べることに。田口菓子舗の「りんごのホイル焼き」を実食。
スーパーでこれを見つけた時、トロトロ果肉のりんごがそのまま入っているのかなと思ったのですが、りんごを餡にした饅頭?なのだと知って驚きました登山中に。(笑) ホイルを剥く際のワクワク感、ホロホロ崩れる外側生地、そしてほのかな酸味を感じるりんご餡が、ほっこりする美味しさを演出していました。また秋田に行く機会があれば買おうと思います。(*^0^*)♪♪
今回のゴール地点(標高)に着いたので、最後のおにぎりです。【鶏むね南蛮&マヨ】。タルタルの自作は何となく中りそうでマヨネーズに逃げた経緯はありつつ、やはり美味しかったです。少なくとも鶏むねのチキン南蛮なら、消化器官の弱りがちな登山中でも問題なく食べられることが分かりました。
ついでにこれも。業務スーパーで見つけたMR.BROWNIEの「カラフルチョコブラウニー」を食べました。スペインからの輸入だそうで、くど過ぎずまあまあ美味しかったかなと思います。
ここまで食べ物のご紹介ばかりしているので「流石に食べ過ぎだろ!」と思われる方もいらっしゃるはずです。でも、限られた時間内で山中を動き回りクワガタを探すことはもちろん、常に一定以上の体力や気力を維持することってそれだけエネルギーを必要とするのです。特に頭は冷静な判断を下せる状態にしておかないと、遭難やら滑落やら事故に繋がりかねないですしね。命懸けなのでたくさん食べるのは当たり前です。
ブラウニーを食べ終わってからヒメオオを探し始めて30分くらい経ったところで、この日2匹目のクワガタを見つけました!ブナの幹の上で、苔に潜ろうとしているのか樹皮を剥こうとしているのか、頭を擦り付けていた個体が居たのです。上見で脚の赤みが確認出来たので、種類はすぐに分かりました。
つまりそれは、アカアシクワガタのメスでした。アカアシのメスを捕まえるのも実物を見るのもこれが初めて。ヒメオオのメスとシルエットが似ているのは、やはり近縁種だからでしょうか。感動したのは、ヒメオオ♀とは違い質感がマット系ではなくツヤ系であると知ったこと。これにて「昨年捕まえたアカアシのオスのお嫁さんを探す」というサブミッションは達成されました。(^^) 残すはメインミッションのみ。
続いて、何らかのクワガタの死骸【2号】を発見。カラスのいる標高ではないので、いったいどんな鳥が天敵なのか気になります。鳥以外なのかも? 何の種類かは見当が尽きません。
幸いなことに、人生4匹目のヒメオオクワガタのメスもゲット。ブナ(山毛欅)ではなくケヤキ(欅)の幹に居たので、今後は欅も要チェックかな? これまで捕まえたヒメオオ4匹が全員メスであるのはたまたまなのか、もしくは探し方の問題なのか・・・ともあれ良かったです。残るはヒメオオのオス!!!
登山前より違和感を抱いていた股関節について、痛みは出なくとも「良くなりようはないだろう」という感覚のまま一日が終わりました。下山後にアブに左太ももを噛まれるハプニングがありつつ、ヒメオオのオスの採集は叶わないといういつものオチがありつつ、 “ 自分史上最高のクワガタラッシュ(=4種5匹) ”を経験することが出来ました。山の中で撮る余裕のなかった種類は以下でご紹介します。
まずは、先ほどもご紹介したアカアシクワガタのメスです。裏側はこんな感じなのでゴキブリ感がありますね。(笑) 現在、昨年捕まえたオスとペアリングさせた状態で繁殖を試みているところになります。
続いて、人生初採集種のスジクワガタのオスです。かなり小型であるが故に、大あごの特徴は消えていても上翅のスジが分かりやすくなっています。 ※1 以前平地で出合ったと勘違いした種類を、正式に捕獲することが出来ました。木の根元で歩いていたこの子を、よく見つけられたなと自分で思います。
そしてそして、今回の採集種の中で一番のサプライズとなったのは・・・
オニクワガタのメスを入手出来たことでした。勝手なイメージでオニクワは沢沿いの朽ち木にいるのかと思っていたけど、この子は普通に生きたブナの幹にくっ付いていたのです。人生9種類目の採集種は地元産のオニクワガタ。 ※2 キンオニのノウハウを活かして、早速産卵セットを組んでみました。
今回の採集登山の記録はここまでです。本命種の本命性以外は幅広く見つかる、という山の中でのもどかしい状況下において、ふともし本当に本懐を手に入れてしまったらそれは不幸なことなのかなと思いました。それでもヒメオオのオスは諦め切れないので、身体と相談しながら今期のルッキング採集は続けたいと思います。
本日のメダカ写真
今日はスズランメダカを撮ってみました。今年4匹お迎えした中で1匹だけ生き残っている親魚と、その子供たちです。飼育スペースの都合上、いちいち親世代と子世代を分けなくてはいけないのは場合によっては非効率ですし、親世代の方が理想的な形質表現だったりするので、採卵したい種類は親も子も隔てなく繁殖用水槽でまとめて飼う方針にしました。とはいえこの P 世代と F1 世代の体格差だと、まだ繁殖は難しいように思います。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!