【 第20回 】現状&予定( 2017/10/28 )

おはようございます。(くもり)レモンパイです。

 

去年の今頃は父ザリと母ザリがいて、今ではブルーチーズ君と玉葱ちゃんがいます。ふと思ったのですが、今抱えているザリガニ達には、脱走の心配をしたことがありません。フィルターの吸水口を伝って、水槽の上部で好機を窺うような光景も見ないです。(笑)

 

現段階での見解では、おそらく去年の私のザリガニ水槽の環境は、あまり好ましい状態ではなかったのだと考えています。床材掃除の重要性をあまり理解していなかったことや、エサやり管理が未熟だったことから、去年の子たちは違う環境を求めて脱走を試みていたのかなと思います。そうだとしたら、それは反省点ですね。

 

現状&予定( 2017/10/28 )

それでは、本題に参ります。今回は、1ヶ月半以上ぶりに “ 2017年繁殖シーズン後半戦生まれの子孫の育成/維持状況 ” について整理することにしました。

 

生まれて2ヶ月以上が経過している個体も多いので、各系統において育成についてのおおよその結果が出ている段階になります。

 

育成/維持が成功した系統

【 幹之メダカ F4 】
【 楊貴妃パンダメダカ F4 】
【 青光ダルマメダカ F4 】
【 ブラック系メダカ F1 】
【 梵天メダカ17 】

・まず、上記の5種類については、育成や維持が成功していると言えます。ある程度の選別を進めてきた上で、今回の越冬前の目標維持数である「20匹以上」を確保出来ているので、余程の災難が起きなければ絶滅はあり得ません。

 

【 梵天メダカ17 】は、梵天メダカ F1 と F2 の世代間交配によって生まれた子孫になりますが、今までの梵天系統にはなかったような体色( 茶色っぽい )を見せる個体が多いです。また、まだ背中光を確認出来ている個体がいないので、いろいろな点で将来が少し不安です。

 

育成/維持がまずまずな系統

【( 楊貴妃パンダ×アルビノ )F3 】
【 アルビノ光メダカ 】
【 レモンパイメダカ 】

・上から数えた2種類は、両者ともアルビノメダカで、力尽きている個体や体調不良の個体をよく見かける系統になります。また、成長速度の遅い子孫が多いので、越冬に耐えられない個体が一定数出てしまう可能性を考えると、育成はまずまずといったところです。

 

・アルビノの2種類では極端に体型の悪い個体を除いているだけで、まだ本格的な選別を行っていません。

 

・レモンパイメダカは、後半戦に最も多く採卵した種類の一つですが、針子サイズの個体が多過ぎます。越冬に十分耐えられそうな個体は、20匹くらいなのかなと思っています。

 

育成/維持が失敗した系統

【 オカメメダカ F3 】

・思い返してみると、 P の世代では品種改良や新種作出への私の意識が低く、 F2 の世代では絶滅の危機に瀕しました。そういう経緯があって、背骨の形や全体のシルエットの不格好な個体が、 F3 世代で多く確認されています。

( 体型のよろしくない個体は、今回は厳しく選別外にしています。 )

 

・また、理想とする両頬透明鱗の個体の出現率が低く、片頬透明鱗の個体の出現率もイマイチで、透明鱗とは関係のない個体がたくさん出現しました。

 

・現在はなんとか20匹を維持していますが、来年に納得のいくペアリングを出来るかどうかはとても疑問です。

 

その他の系統

【 魔王似メダカ F2 】
【 出目メダカ F1 】

・最後の2種類については、後半戦生まれの他の種類と同様に多めの子孫を確保したものの、子孫の形質表現( 特に体色 )がバラバラ過ぎたので、欲しかった形質の子孫の入手率が低くなってしまいました。もっと多くの採卵をするべきでした。

 

【 魔王似メダカ F2 】では、魔王メダカを復元することを目的としているものの、アルビノメダカ由来のオレンジ色っぽい体色の個体が予想以上に出現してしまいました。魔王メダカに近い体色の個体だけを選別内にしたところ、15匹だけになってしまいました。

 

【 出目メダカ F1 】では、本格的に出目形質の固定化を進めていこうと考えていたものの、出目の個体が全然見当たりませんでした。育成や維持という観点では、成功しています。

 

最後に

案の定、今年の秋も体調不良に悩まされる個体が続出しており、ある程度の大きさに育った個体でも、安定的に育てられるかどうかは分かりません。

 

針子や小さい稚魚もまだまだ多いので、彼らを越冬前までにもう少し大きく育てられるかが、今の一番の課題になります。また、現段階では、越冬をさせないで室内に連れてくる予定の室外メダカはいません。

 

本日の写真

ピュアホワイト光メダカ F3

今回の記事と全く関係ないですが、(笑) 写真はピュアホワイト光メダカ F3 です。ほぼ同じペースで累代を続けてきた、幹之や楊貴妃パンダなどの系統とは違い、今年の繁殖シーズン後半戦では累代をさせませんでした。

 

本ダルマやそれに近い体型の個体は、元々ヒレ( 特に尾びれ )の面積が小さくなりがちなので、体調不良の時と見分けを付けるのが難しいです。そういう意味では、ダルマ体型の個体の容体は、普通尺の個体より注意して見ていく必要があります。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!