こんにちは。(雨)レモンパイです。
台風が関東に近付いています。勢力を弱めながら移動しているみたいですが、室外水槽のメダカには細心の注意を払っています。豪雨の場合、水槽が満杯になってメダカが逃げ出してしまうことが可能性としてはあり得るので、雨を直接受ける場所に置いている水槽の水位は、台風や豪雨の前に下げるようにしています。
越冬に向けた準備
では、本日のお題に参ります。昨日の記事では越冬について少し触れたので、私が室外メダカを無事に越冬させる為に、どのような準備を行うのかについてお話します。大前提として、メダカ飼育者の住む地域がどれくらい寒くなる場所なのかに左右されることではありますが、神奈川県に住んでいる一飼育者としての、室外メダカの越冬対策について綴ります。
私が越冬の準備に為に意識しているポイントは、以下の5点です。
①、水槽を出来るだけ大きいものに変えること
②、水槽の水面を覆うこと
③、与えるエサを徐々に減らすこと
④、大掃除は秋の内に済ませること
⑤、稚魚( 針子 )は室内で飼うこと
の5点になります。
越冬準備ポイント①:水槽の大きさ
①については、大きめの水槽に多めの飼育水を張ることにより、越冬中の水温の変化を緩やかにすることや、さらに水質の劣化のスピードを遅らせることを目的とします。
※1 越冬準備ポイント②:水槽の水面
②については、水槽の水面に発泡スチロールの板や大量の浮き草など、熱の伝達を遮断するものを一面に浮かべることで、水温の急激な低下を抑えるということです。また、水面に板状のものを浮かべると、飼育水の蒸発対策にもなります。
容量が大きくて飼育水がたくさん入っている水槽なら、水面のことまで心配する必要性はあまりありませんが、容量が小さくて温度変化の大きくなるような水槽で越冬させる場合は、注意が必要です。
越冬準備ポイント③:エサやり
③については、 ※2 冬の室外メダカにエサはほとんど不要だからです。メダカは越冬の際、あまり動かず水面で泳ぐ光景も見られなくなります。エサを無駄に与えても、食べ残されて飼育水を汚すだけになってしまいます。
※2 2017/1/25追記:当記事は、今までの越冬に関する私の経験を元に作成しました。しかし、2016年~2017年にまたがる冬の時期については、暖冬の影響からかメダカが活発に動く日が例年より多く、エネルギーの不足によって痩せてきたと思われる個体が目立ったので、エサを与える機会が多くありました。
メダカに関する文献の中で、「メダカが消化不良を起こす為、冬にエサは与えない」という旨の記述を見かけることがあります。 “ メダカが消化不良を起こしている状態 ” についてはよく分からないのですが、消化器官の活動も鈍くなるであろう冬の時期にエサを与え続けることは、あう程度リスクのあることなのだろうとは思います。
( 越冬の時期でも、少し暖かい日だとメダカが水面を活発に泳いでいることがあります。その際に限っては、少量のエサを与えるようにしています。 )
越冬準備ポイント④:水槽の掃除
④については、越冬中のメダカを出来るだけそっとしておく為に行います。秋の終わりから春の訪れまで掃除は全くしないというくらいの覚悟で、水槽内に溜まったフンやゴミを徹底的に取り除きます。
( その年の寒暖程度や水槽の大きさ、飼育水の汚れ具合によっては、冬でも床掃除・水換えをしますが、出来るだけ控えます。)
越冬準備ポイント⑤:稚魚の移動
⑤については、稚魚は冬の寒さに耐えられない可能性が高いからです。どうしても成長が遅れてしまった稚魚は、いずれ室内に引越しさせることになります。
最後に
私なりの越冬準備についてお話してきましたが、室外で飼育する以上、一定割合のメダカが春までに姿を消すことは避けられません。多くのメダカが健康な状態で冬に臨めるように、日頃から大事に世話をするように意識を持つことも大切です。
本日の写真
写真は、先ほど撮った楊貴妃パンダメダカさんです。 F2 の若魚です。飼育水が段々グリーンウォーターから透明な色に変わってきました。この個体は、【背びれ&尾びれと⇔尻びれ】のコントラストが綺麗ですね。(^0^)
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!