「ドデカメダカ」は遠慮しておきます。(2020/1/30)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今日も昨日に続いて、半袖で過ごせるような暖かさにまで気温が上がりました。日向だと少し暑くて、日陰だとやや肌寒い感じでした。外のメダカ達からのエサの強請り具合が強かったので、彼らには2回のエサやりになりました。(^^)

挫折って、経験しない方が素敵な人生を送れるんでしょうけど、 “ 人生のどこかで大きい挫折をする運命であるのなら ” 、それは若い(早い)方が良いのかなと、最近考えています。

 

私自身だと、そもそも「挫折した」と言えるくらいに何かに打ち込んだ憶えはない(笑)ものの、振り返ると「特大」サイズの挫折「大」サイズの挫折を1回ずつ経験しています。繰り返しになりますが、 “ もしどこかで挫折をする運命なら ” 、それは早い方が良い。挫折が早ければ、修正能力が上手く働いたり、違う道を見つけようとする意欲があるからです。その点、私は早くに大きな挫折が出来て “ マシ ” だった...。

( 今後更なる挫折を経験したとしても、落ち着いて向き合えるはずです。 )

中年高齢者になってから初めて挫折してしまうと、長年の人生を全否定されたような思い絶望感も大きいのかなと思います。

 

今日は、 “ アクアショップにて大きいメダカは買いたくないや… ” という話をしようと思いました。あまり見かける機会は少ないものの、店頭でドデカメダカを見かけることがあります。体長 4cm に迫るくらいといったところでしょうか?貫禄のあり過ぎる個体のことです。

一般的に、体の大きく成長した個体は丈夫なので、単に丈夫な個体の欲しい方は、ドデカメダカを選べばいいのかなと思います。ただ、体が大きいと生命&体形維持に摂取する餌の量が増えるので、排泄物等の量も増え飼育水の水質を汚しやすくなります。

 

また、メダカの飼育には基本エアレーションは必要ないものの、ドデカメダカを過密気味に飼育すると酸欠で死んでしまう恐れもあります。ドデカメダカ自体は丈夫でも、自ら周囲の環境(飼育環境)を居心地の悪い状況に仕立てやすいので、そういう観点では買いにくいなと思います。

 

別の観点としては、自宅メダカや他のメダカと異種交配させようとペアリングをする際に、ドデカメダカとペアリング相手のメダカとのサイズが合わず、繁殖の上手く行かない場合があります。メダカのブリーダーでもない限り、一般の飼育者の下であればメダカは体長 3cm 強のサイズに落ち着くので、そういう普通サイズのメダカとはサイズが釣り合いません。

 

ペアリング相手が自分より一回り二回り小さいと、相手への威嚇虐めが起こりやすくなり、最悪の場合小さい方のメダカはストレスで脱落してしまうこともあるのです。体格差があっても問題ないカップルも存在しますが、わざわざドデカメダカを好んで購入することはないですね。

他にも、ドデカメダカは体格が大きいので飼育スペースを食いやすいとか、販売されている時点でそこそこ年老いている可能性があるとか、わざわざドデカメダカを選ぶメリットが見つかりにくいんですよね。もし私が、アクアショップ店頭でドデカメダカを買うシチュエーションがあるとすれば、

① 欲しかった品種(今の私ならマルコ等)
② 数ペア以上が販売されている(繁殖能力が不安なので複数ペア買う)
③ 体型がとても美しい
④ 抱卵しているメスがいる

といったような、厳しめの条件になるのかなと思います。ということで、やはり買いません。(笑)

 

本日の写真

ワケあり禅メダカ F1 ①

今日はワケあり禅メダカ F1 を扱っていました。1枚目は、今年の繁殖シーズンにて、元魔王メダカ F5 との異種交配で活躍してもらう予定の親魚候補たちです。通常累代はさせないので、 F1 世代までで「ワケあり禅」の看板は畳むことになります。

ワケあり禅メダカ F1 ②

普通体型の1ペア( P世代 )から光体型の兄妹も生まれはしたものの、2枚目のオスのようにあまり禅メダカっぽくないというか、ヒレのギラギラ加減の物足りない個体が多いです。

ワケあり禅メダカ F1 ③

最後3枚目は、禅メダカっぽい体色の個体です。尾びれは普通体型のそれだけど、背びれは普通体型と光体型の中間みたいな感じですね。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!