おはようございます。(雨)レモンパイです。
これは多くのブロガーの方々に共感していただける「あるある」かと思いますが、ブログを書き続けていると、日本語の熟語や動詞について少しずつ知識がたまり、詳しくなっていきます。(笑)
「こういう表現って何ていうんだっけ?」「もっと適切な言い換えはないかな?」「この言葉の使い方は合っているかな?」ということが気になる時は、一つずつ調べながら記事を書いています。今まで使ったことのなかった言葉を使えるようになるのは、地味に嬉しいですね。
メダカの掬い網について
では、本題に入ります。メダカ飼育に必要な「メダカの掬い網」についてです。地味なテーマを選んでしまったかなと思いますが、(笑) 掬い網に関する様々な情報を、テーマ記事として一度残そうと思いました。
( メダカの掬い網の関連記事 → 2017/1/4の記事:「飼育作業中における危険」 )
掬い網の選び方
まず最初に、網の選び方についてです。掬い網を選ぶポイントで一番大切なのは、網の素材です。メダカを掬い上げる時は、直にメダカの体表やヒレに網が接触することになるので、素材としては出来るだけ肌触りの良い柔らかいものを選ぶようにしましょう。
( 最近は見なくなりましたが、過去に販売されていた古いタイプのものの中には、ゴワゴワした肌触りの硬い素材で出来ている網がありました。 )
また、メダカは小さくて小回りの効く魚なので、捕まえる時のことを考えると、小さい面積のものの方が使いやすいです。形としては、丸型と四角型のものがありますが、それはどちらでも構いません。ただ、私が同じメーカーの丸型と四角型の両方を使った感想だと、なんとなく丸型の方が使いやすかったです。
掬い網自体は、100均で購入することが出来ますし、アクアショップではメダカ専用の網が販売されていることもありますね。
「稚魚」と「成魚」の掬い網
網の基本的な選び方については上述した通りですが、メダカの成長段階によって、適切な網の深さは変わってきます。
稚魚を掬う際は、浅い網が適しています。網が深いと、掬った時に稚魚が網の底の方へ行ってしまい、彼らを網から取り出すのが困難になるからです。また、稚魚は網にくっ付いてしまったり、網の縫い目に挟まってしまうこともしばしばあるので、稚魚には網を簡単にひっくり返すことの出来る浅いものが適しています。
( 網の中にメダカがいる状態で網をひっくり返す場合は、メダカを傷付けたり指で摘まんでしまったりしないよう、慎重になる必要があります。 )
若魚や成魚を掬う際は、深い網の方が適しています。メダカは成長するにつれて跳ねる力が強くなるので、網で掬い上げた後にメダカが網の外へ落ちる可能性が高くなるからです。メダカが網から地面に落ちると、体表やヒレに傷を負いやすくなりますし、救出することが困難になります。
メダカを網で捕まえるコツ
メダカを網で捕まえる時のコツとしては、メダカを挟むことです。メダカは接近してくる物体に対して、間逆の方向へ逃げることが多いです。よって、具体的にはメダカを前方から手などで軽く脅し、その手とメダカの直線上に網を配置していれば、逃げてきたメダカを簡単に捕まえることが出来ます。
メダカの警戒心が強くなっていて、水槽の底からなかなか浮上してこない場合や、飼育水が濃いグリーンウォーターになっていて、メダカが見づらい場合は、飼育水をある程度抜いてから捕まえてみましょう。
人影に慣れたメダカや、人がエサを与えてくれることを知っているメダカは、自分たちから近寄ってくれます。そのようなメダカは、とても掬いやすくなりますね。
掬い網の注意点
メダカを掬い網で掬う( 捕まえる )際は、手早く作業を済ませるようにしましょう。メダカは網で掬われることだけでなく、水中で網に追いかけ回され続けることにも強いストレスを感じてしまいます。また、水槽の壁際にメダカを追い詰めて掬おうとする際は、水槽の壁と網の枠の硬い部分でメダカを挟まないように注意しましょう。
メダカの網は、病気の感染や寄生虫の移動を予防する観点から、使う水槽を変える度に水道水で洗うことが望ましいです。
最後に
掬い網は、メダカを掬うこと以外にも用途があります。例えば、メダカ水槽内で繁殖してしまった藻に対しては、網を使って集めることで簡単に除去出来ます。また、私は飼育水の水換えの際に、飼育水を漉してゴミや大きなフンを除去したい時に、目の細かい掬い網をよく使います。
当ブログでは何度もお伝えしてきましたが、私はメダカを掬う際にはプリンカップの方を重宝しています。スワローメダカのように体の一部が傷つきやすいつくりになっている種類や、病気で弱っている個体には、プリンカップの方がメダカに優しいですね。
本日の写真
写真は、ピュアホワイト光メダカ F2 の繁殖用水槽です。理想は、彼らの中でオスメスのペアが成立していて、そのままの F3 をたくさん入手することなのですが、どうなるかまだ何とも言えません。
この種類に関しては、オスまたはメスのどちらかがいなくなっても、すぐに絶滅することはないかと思いますが、異種交配も含めたいろいろな選択肢を考えておきたいと思います。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!