メダカ飼育におけるジレンマ

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今日から12月ですね。今日の夜は外食して、串揚げ屋さんに行ったのですが、人生で初めて “ 子持ちこんにゃく ” を串揚げの形で食べて、物凄く美味しくてびっくりしました。(*^0^*)

 

今回は、この冒頭部分から長文になりますが...

 

今日は、一昨日と昨日にお話ししたインコのモモちゃんの体を、病院へ引き取りに行きました。最期がどんな様子だったのかについて、詳細までは伺いませんでしたが、綺麗な体になっていました。おそらく、先生方が整えてくださったのだと思います。

 

個人的には、昨日モモちゃんを病院へ連れて行った際に「入院させるか?それとも持って帰るか?」でとても悩みましたが、持って帰っていたら間違いなく力尽きていたので、入院させることに決めたのです。

 

結果として、入院させたモモちゃんは2時間も持たなかったわけなのですが、後悔余計な悲しさは一切ありません。元々体の弱い子だったので、8~9歳まで生きたことは奇跡だと思いますし、やれるだけのことはやり切りました。

 

ただ、昨日と今日で先生のお話を伺う中で、小学生の頃からインコを飼ってきたのに、私にはまだまだインコのことについて、知らないことが多かったんだなと気付かされました。

 

お医者さんと自分の知識を比べて、それで無力さを感じる必要はないと思いますが、他に飼っているインコ達についてもメダカ達についても、今までとは違う視点で観察したり管理する等、飼育方法を見直してみようかなと思いました。

 

メダカ飼育におけるジレンマ

ようやく、本題に入ります。(汗) 私の中では、いつの間にか固いルールになっているのですが、毎月1日は「テーマ記事」を投稿してきたので、今回も「テーマ記事」にしました。

 

今回は、私が普段のメダカ飼育生活において「どんなジレンマを抱えながら飼育しているのか?」について、まとめてみることにしました!大まかな構図としては、「理想 vs 現実問題」ということになります。

 

ジレンマ①:飼育系統数について

【 理想 】: たくさんのメダカ系統( 種類 )数を飼い続けていたい!!
【 現実 】:飼育系統数を減らさなければならない

新種作出の為にもブログ上でご紹介するネタとしても、たくさんのメダカ系統を維持しているべきですし、そうしたいのですが、飼育スペースが限られているので難しいです。

 

・また、狭い飼育スペースという私の条件下で品種改良や新種作出を目指す為には、「飼育系統数を減らして、代わりに各系統で育成できる子孫の絶対数を増やすことが大切だと考えてきたので、( 当ブログでよく使う言葉ですが ) “ 飼育系統数の削減 ” をここ2~3年は続けてきました。

 

ジレンマ②:各系統の飼育スペースについて

【 理想 】:どんな世代でもみんな飼いたい!
【 現実 】:最新世代の子孫を優遇しなければいけない

・手元で生まれてくれたメダカ全てについては無理でも、例えば繁殖に関わってくれた親魚メダカ高齢メダカについて、全員を維持したいですし、成魚の体色表現の経年変化などを詳しく研究したいとも思いますが、最近はこれらも不可能になってきました。

 

・少しでも品種改良や新種作出に向けて有意義な選択をするのであれば、やはりほんの一握りの祖先だけを残し、残り大半の飼育スペースは全て最新世代の子孫の育成に充てなければならないのです。

 

ジレンマ③:各系統での選別について

【 理想 】:子孫はみんな大人にしたい!選別は後回しにしたい!!
【 現実 】:選別も育成も同時進行しなくてはいけない

・上述のジレンマ②を経て、たくさんの最新世代( 子孫 )を入手することに成功したとしても、飼育密度の問題から全員を成魚にしてあげることは出来ません。キツキツの飼育環境だと、病気や体調不良の原因になってしまいます。

 

何か大事な形質表現やポイントを、見落としたり見逃してしまうリスクを承知しながらも、子孫は若くて小さいうちから適宜選別をしなくてはいけないのです。

( “ 選別外的な ” 要素の明快な個体から、選別外にしていくことになります。 )

 

ジレンマ④:私のメンタル面について

【 理想 】:本当は面倒くさいので、メダカ飼育をサボりたい!!
【 現実 】:サボれない(笑)

・以前にお話したことがあったと思いますが、私自身はあまりメダカのことが好きなわけではないと思います。消去法の積み重ねの結果、最終的にメダカが手元に残ったのであって、もちろん私なりに情熱を注いできたわけですが、メダカ飼育が好きで好きでたまらないということではないのです。

 

・しかしながら、これまでの労力の積み重ねあらゆる犠牲の上に、現在のメダカの飼育状況やメダカ人生が成り立っているので、その事実を冷静に考えると完全にはサボれないですね。また、自分からメダカが抜かれると何も出来ないと思います。(笑)

 

最後に

私は、飼育するメダカの中での品種改良や新種作出を重要な目標に掲げて飼育しているので、上記のようなジレンマを抱えていることになります。観賞用に一定数の個体を飼育していたいだけなら、悩むことは健康の維持のこと等に絞られるはずです。

( 狭い飼育スペースのくせに、品種改良だの新種作出だのと欲張り過ぎなのだとは思います。 )

 

ただ、抱えるジレンマ恵まれない部分の存在が、自分のメダカ熱を維持する源になっているのかもしれないとは、冷静に思います。(^^)

 

本日の写真

「レモンパイ18」メダカ ①

写真は、今年の繁殖シーズン序盤戦( 4~7月 )生まれの「レモンパイ18」メダカになります。去年に、様々な光体型メダカをまとめて誕生したレモンパイ系統の2018年版なので、そう呼んでいます。基本的には、薄オレンジやクリームの体色です。1枚目が上見、2枚目が横見です。

「レモンパイ18」メダカ ②

2枚目に載せた個体は、兄弟の中でも最も立派なセルフィンを持つ個体です。背びれの前半分が、ささくれみたいな細さになる兄弟が多いのですが、2枚目の子の前半分には、やや厚みがあってカッコいいです。(^^) 将来世代では、もっともっとカッコいいセルフィンを追求していきたいです。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!