こんばんは。(くもり、時々雨)レモンパイです。今夜はちらし寿司を作りました。
魚介類としてはまぐろのたたきとカツオのぶつ切りを使ったのですが、食中毒を警戒して冷蔵庫に入れて置き、個人個人が上の写真から取り分けてから魚介を盛り付けるということにしました。自宅の寿司桶は古くて衛生面が気になるので、土鍋を使っています。(笑)
【観察No.011】というメダカの一生(2022/6/22)
それでは、本題に入ります。自家繁殖の卵の中から1個を抽出し、その個体の最期までを追い記事に認めるというコンセプトの「成長観察記事」の投稿です。先日、観察対象個体が死んでしまったことからこの記事の投稿に繋がりました。
今回の主人公は【No.011】という個体です。まずは親魚の情報から。
自宅のオリジナル系統で、今まで使ってきた名前だと侵蝕目系βメダカと呼んでいます。他にもたくさん兄妹がいた中で、この1ペアだけが・・・
青い瞳を持っていました。この特徴の固定化が、向こう数年における私の目標となっています。幸いなことに彼らからの採卵は順調に続いていて、その中の1個を【No.011】として選んだのです。
まず1枚目は、2022年6月4日の採卵日に撮影した最初の写真です。前日夜に仕込んだ産卵床に付いていました。
拡大して撮るとこのような感じです。表面を覆う糸が神秘的・・・綺麗ですね。こういう写真を撮る際は昔セリアで買ったスマホ用マクロレンズを使うのですが、最近は売られているのを見ないので大事にしています。
産後9日目の6月12日。中学生の頃から使っている顕微鏡で撮ってみました。おおまかな体は出来上がっています。
生後15日目の6月18日。平均的に20℃を超えている日が多かったので、なかなか孵化するのが遅いなと思っていました。
そして生後16日目の6月19日に、孵化した姿の【No.011】を見つけました。黒色体色であることに間違いないですが、薄い黒色に育つのでしょう。この日を孵化日とし、この子専用の水槽で観察を続けていくことに。
しかし残念ながら、【No.011】の孵化日に撮影した写真が最後の写真にもなってしまいました。本日6月22日の朝、水面に現れないので詳しくチェックしてみたら、水槽底で力尽きているのを見つけたのです。藻の絡み具合などから、おそらく前日に力尽きたのだろうと推定したので死亡日は6月21日となりました。2日間の命でした。
観察個体を丁重に扱うのは当然としても、毎回長生きしてくれるわけではありません。針子の時期の脱落は珍しくないですし。
実は、いちいち記事ではお話していないのですが、ここ最近は卵の時点で脱落してしまうことが3例ありました。何で脱落が相次いだのかを考えたところ、
② 孵化が近付いたら管理容器と水槽との水合わせをこまめに行う
といったことを怠っていたからなのかなと思います。
本日の写真
今日は自宅の飼育現場にて珍しい現象を見つけたので、撮ってみました。(^^)
上に写るのは、オリジナル系統の魔禅メダカ F1 です。ざっくりご説明すると、魔王メダカと禅メダカをルーツに持っている系統です。現在彼らからの採卵を進めている中で、この抱卵メスが気になりました。
眼の発現した、それも孵化の近そうな卵を抱えていたのです。これはおそらく、母と卵とを繋ぐ糸の耐久性が強過ぎて、卵が離れないまま数日経ってしまったということなのだと思います。スポイトで卵だけ吸っても全然離れなかったので。卵胎生への進化(退化?)の過程だったら面白いなとも思いました。(笑)
せっかくなので、あのメスの持っていた卵の中から1個を選び、新たな成長観察個体としてみました。おそらく、将来正式に【No.015】と命名することになると思います。長生きしてくれますように。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!