こんばんは。(晴れ)レモンパイです。早速本題に入りますが、今回は、先日赤坂ACTシアターにて観劇してきた『舞台 ハリー・ポッターと呪いの子』の感想を記事に認めることにしてみました!演劇鑑賞をすること自体が人生2度目の、初心者である私の率直な感想です。(^^*)
ハリポタ舞台「呪いの子」の感想
なぜ今回「ハリポタ舞台」を観に行ったのか?
演劇鑑賞の文化の全くない私が、なぜ今回ハリポタ舞台を観に行くことにしたのかというと、第一にテレビで流れてきた広告で存在を知り、シンプルに面白そうな作品だなと思ったこと。そして、「死ぬまでに藤原竜也さんの生の演技を観てみたい!」と思ったことが一番の理由です。
学生時代に初めて友人と観に行った映画が『デスノート』で、その作品をきっかけに藤原竜也さんを存じ上げました。他の映像作品も然る事ながら、藤原さんの演技にこれまで何度も惹き付けられてきたのですが、そういえば生の演劇を観たことがなかったなと・・・それで、今回のハリポタ舞台は良い機会だなと思いチケットを取ったのです。
取得したチケットは、2022年9月25日の【18:15~】の公演分。私のリサーチが正しければ、この日が演劇初日と同じキャスト( ← HP上で確認出来るキャストに限りますが)の揃う最後の舞台ということで、作品としてより熟成されたものが観られるのかなと思い選びました。座席については、一番安くて舞台から一番遠い2階最後列の【C席】です。観劇の初心者ですし、何かおどおどすることがあって悪目立ちしてしまうかもしれないので、今回はその席で十分だなと思いました。
開演~終演までの流れ&双眼鏡について
演劇内容への感想を述べる前に、開演から終演までの全体的な情報に触れたいと思います。まず、客席はほぼ満員でした。“ ほぼ ” と表現したのは全席を見渡したわけではないという意味です。日曜日だったからか、平日でも完売しているのかは分かりませんが、やはり人気の演劇なんだなと改めて思いました。途中で帰る人はほとんどいなかったです。
公演時間は3時間40分で、途中の休憩20分を含めると全体で4時間でした。休憩時間には、上の写真にあるプログラム(パンフレット)を客席まで個別に販売しに来てくれる売り子の方が現れました。プログラムには、この舞台の歴史や関係者、キャスト、インタビュー等の情報が載っています。
今回は最後列の客席であることと、視力があまり良くないこともあって双眼鏡を持って行きました。私以外にも双眼鏡を持って来ている方は多かった印象です。最初は意識していなかったものの、時間が経つにつれて自然と
○ 人の動きの少ないシーン
○ 舞台上のキャストが少ないシーン
に双眼鏡を使い、他のシーンでは使わず全体を眺めるという観劇の仕方になりました。他のお客さんも同様だったのではないかなとも思います。
演劇を通しての感想について
まずはストーリーについて。「ホグワーツの戦い」から19年後の世界から始まり、ハリーの息子のアルバスとドラコの息子のスコーピウスの行動を中心に物語が進みます。【家族の愛(特に父子愛)】と【家族としての成長】がテーマで、多くの人々に受け入れらやすい問いが投げ掛けられていたと思います。ハリーの『大人になっても成長は難しい』といったニュアンスの発言は、私にとって耳が痛かったです。(笑)
私を含めてハリポタの原作勢や映画勢にとっては、今回のストーリーはすんなり頭に入り、人気のキャラの登場にも心がときめいたはずです。ただ、演劇中はカタカナの人物/団体名がたくさん出てくるので、ハリポタ初心者のお客さんが居たとしたら、登場人物の関係性の把握や記憶、内容理解の点で苦労したのではないかなと思いました。逆の見方をすると、世界中で愛されている認知度の高い作品を素にしているからこそ、ストーリーの入り組んだ設定や展開が出来たのだとも思いました。
続いて仕掛けについて、照明や音楽、暗部の使い方、その他にも人が入れ替わったり消えたりする演出など、細部にまで練られていてハリポタの魔法世界の体現がとても上手かったなと思いました。嘆きのマートルの女子トイレや舞台下の水槽、タイムターナーなど大道具にも小道具にも妥協のない拘りが感じられました。仕掛けは仕掛けであると分かっていても、自然な魔法のように映るのでハリポタの世界観に没入することが出来ました。(^^*)
シーンの転換時について、大道具の移動やマントを翻しての人の移動など滑らかでメリハリがありました。演劇全体を通して、舞台を完全に暗転させてしまう機会はあまりなかったのではないかと思います。ただ、移動中の階段をキャストが登るシーン等は事故が起こらないか勝手にヒヤヒヤしながら見ていました。(汗)
キャストの方々について、個々に思うところはありますが特にドラコ役の宮尾俊太郎さんが素晴らしかったです。ドラコの背負ってきた暗い運命や気難しさ、そして父親としての威厳など複雑性の高い役を見事に演じられていたと思います。そしてセドリック役の千葉一磨さん?は、セドリックとしては僅か1分程の出番だったと思いますが、花火のようにイケメンと切なさを振り撒いていて、一番印象に強く残りました。
目当てだったハリー役の藤原竜也さんについて。猫背で生きている自分が情けなくなるくらい、姿勢が誰よりも美しくて色気が漂っていました。ハリーという役はハリポタ世界では当然欠かせない存在ではあるものの、今回の舞台において藤原さんは良い意味で目立ち過ぎず、他のキャストを引き立てるような演技を意識されていたのかなと思いました。そういえば、ハリー・ポッターって特殊な運命を背負っているけど、中身は何も特別な人間ではなくて仲間と助け合いながら成長していくキャラクターだったので、自分の抱いた感想は作品側の狙い通りだったのかなと記事を書く中で思いました。
最後に
今までの人生において、何かを観に来てこんなに “ 飽きさせてくれない ” エンターテインメントは初めてだったと思います。大好きなバンドのライブでも飽きながら聴いている時間が多々あるのに、今回の観劇では飽きる余裕すら与えてくれない辛さを知ることが出来ました。 双眼鏡を通す機会が多かったですが、藤原竜也さんの生の演技や表情を目に焼き付けることが出来てとても満足です。
藤原竜也さんの出演は今月2022年9月末まで。舞台自体は来年2023年5月まで続いているので、迷われている方には是非オススメしたいと思います!(*^0^*)♪♪
本日のメダカ写真
今日は、今夏生まれの青光ダルマメダカ F9(←写っているのは普通尺体型)を撮ってみました。自宅で唯一、通常累代を続けている系統。毎年1世代のペースで累代させていて、その年に生まれた世代が私の「メダカ飼育の満○周年」を表しています。つまり、現在は飼育9周年(10年目)ということです。
こちらは本ダルマ体型の子。系統名は「青光ダルマ」としていますが、近年はダルマ体型を排除する形で累代してきたので、ちゃんとしたダルマ体型の出現率は下がっています。可愛いは可愛いけど、ダルマ体型に寄り過ぎると繁殖や育成が難儀になるので、ダルマ体型の出現率の低い方が飼育者としては助かるのです。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!