【クワガタ採集㉘】新エリア開拓登山は散々な内容に。(2022/9/30)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜はスパイスカレーを作りました。一昨日に作ったロールキャベツの汁を何となく冷蔵庫に保存していて、それを活用出来ると思い付いた時は少し興奮しました。(^^) でも今回もそうでしたが、市販のルーを使わないと何かが物足りないなと思います。

 

新規の採集スポット開拓登山に再挑戦!

それでは、本題に入ります。「クワガタ採集記事」の投稿です。 ※1 前々回※2 前回の登山では、左足の足底筋膜炎(=かかとの痛み)を軽視しての断行により、結果として炎症を悪化させてしまう事態となりました。それがようやく治ってきたので、再び登山可能となり先日行くことが叶いました。(^^*)

まずは現状を整理します。昨年よりヒメオオクワガタに取り憑いた私は、今年2022年の登山にてメス2匹を採集することが出来ました。一旦は満足したものの、ハンドメイドや標本作りの方面まで考慮するとやはりオスも確保したいということで、今月9月も地元神奈川県の某山地の山々を登ってきた・・・いや、もっとたくさん登りたかったわけです。ヒメオオ成虫の活動シーズンの終わりが近付いている中で上記の足底筋膜炎を悪化させてしまい、9月中旬~下旬前半までの美味しい期間を棒に振ってしまいました。じれったい思いに紋々としながらも、その間は下半身へのケアを見直して、より登山に向いた体作りを意識しながら過ごしてきました。

 

それでは当日のことについて。朝4時に起床し腸内を整え、昨晩の残りのルーローハンを食べて出発・・・しようとしたら、直前に左鼻から鼻血が出てしまいました。乾燥する時期は昔から同じ部位から出るので問題ないですが、幸先悪いなと。(汗)

 

公共交通機関を乗り継いで、お馴染みの登山口へ。今回の目的地には、今まで登ったことのない難易度の高い山を選んでみました。ここでいう “ 難易度の高い ” というのは、

○ 台風や落石により道が荒れているとの情報
○ 標高は特別高いわけでもないが、歩行距離が長い
○ 登った経験がないので、迷いやすいかも
○ 登山者が少ないので、緊急時に誰にも頼れないかも

といったことになります。最も気になっていたのは「歩行距離の長さ」。帰りのバスの時間を考えると、休憩を含めて山頂までのピストン時間の見積もりが結構ギリギリで、1度でも道を間違えたら登頂は難しそうだなと思っていました。だから今まで手を付けなかったわけですが、もしかしたら最高のヒメオオスポットが眠っているかもしれないということで、今回懸けてみたのです。

 

採集時間を少しでも確保する為、やや早歩きを意識しながら登山開始です。しかし、早速最初の二股の分岐で悩むことになりました。(泣) 何で迷ったのかというと、案内標識がなかったことや、諸事情によりブログ上で書けないことも含めて理由は複数あります。本来進むべき王道のルートを【A道】、マイナーで遠回りになるルートを【B道】とすると、最初は【A道】だと思って進んだら「私有地により通行禁止」の看板があって、それで看板の前で引き返して【B道】を選びました。

 

選んだ【B道】は、ひたすらにコンクリの車道坂でした。途中にもまた分岐が複数あり、事前にダウンロードしておいた登山道の画像と比較しながら、正解だと思う方を進んで、後に行き止まりだと気付いて引き返す・・・という同じようなミスを2度犯しました。そもそも、既に道を間違え【B道】の延長上に居るわけなので、手元にある【A道】の画像を参考にしたところで何の意味もなかったのですけどね(汗)

ヒメオオ採集登山①(落石

つまらないコンクリの道では、落石が多かったです。ただコナラやブナ等の倒木もちらほら見られたので、真夏に来てみたらアカアシやミヤマに出合えるかもとは思いました。ここはまだ、ヒメオオの居る標高ではないです。

 

落石の写真を撮って間もなく、この日初めて別の登山者にすれ違いました。下山途中のおじいさん2人組です。まだその時点では王道の【A道】を歩んでいる可能性を少し信じていて、そんな中で他の登山客に出合えたので「やっぱり道は間違えていなかった!(^^*)」と思いました。いや、思ってしまいました。コンクリ道を抜けると杉だらけの山肌に着いて、何かがおかしいとGPSを調べてみたら、そこでようやく最初の2股分岐地点で道を間違えていたことを確信しました。ここはどこ?(≻≺)

案内標識が未だに見つからない中、GPSで本来辿っているであろう尾根を目指して本格的な山登りを開始。幸いなことに、案内標識はなくても登山道の目印はあったので、心を乱すことなく進むことが出来ました。そしてようやく尾根筋に尽き、本来進みたかった【A道】に合流。

ヒメオオ採集登山②(山)

上の写真は、おそらく今回登頂するはずだった山です。【A道】に合流してから少し進んではみたものの、残り時間の配分や、行きで散々な目に遭っていることも考慮し引き返すことにしました。ヒメオオの推定棲息エリアにはほんの20分居れただけで採集成果は0。帰りは、またこの山へ来る時のことを考え【A道】を辿って下りることにしました。

ヒメオオ採集登山③(沢の裸足渡り)

【A道】は王道ルートなので、やはりちゃんと案内標識がぼちぼちありました。ただ、登りで通っていない【A道】上で、私はまた道を間違えることに。更に沢では橋が壊れている箇所があったので、ボロボロの足を裸にして渡ったり・・・散々な一日です。この日は登りと下りを通して、全部で1時間40分の道間違いによるロスタイムを生んでしまいました。

ヒメオオ採集登山④(バナナ実食)

無事に登山口へ戻って来れました。『バナナをアンニュイな表情で食べる私』と記事に書けと、この時の私がスマホにメモしていたのでそう書きます。(笑) もうこの山へ、ヒメオオのルッキング採集目的で年内に来ることはありませんが、今回の登山では山頂付近の植生を調査出来なかったので、冬または来年春に同じ山を登りに行きたいなと思います。今度こそ道を間違えないように。

 

本日のメダカ写真

本日撮影の写真を載せる前に、まずはこちらをご覧ください。

侵蝕目系βメダカ

上の1枚目の写真は、以前撮影した青瞳個体(=以前の呼び方に当てはめると侵蝕目βメダカ)になります。この青瞳の特徴の固定化は、近年の私の大きな飼育目標となっています。そして青瞳個体を両親に持つ今年生まれの子孫が2&3枚目になります。

2022年夏生まれの青瞳系統(=β F1)①

以前の呼び方に当てはめると侵蝕目βメダカ F1です。青瞳の固定化の為に、先祖世代において同一オス個体を中心とした父娘間による世代間交配を重ねている影響からか、脱落数が多くて成長も遅く、どこか弱々しい印象を受けます。血が濃くなり過ぎた影響でしょうかね!?

2022年夏生まれの青瞳系統(=β F1)②

現在手元にいる侵蝕目β F1 の十数匹の中に、青瞳個体は見当たりません。来年は彼らからの累代で F2 を大量に入手することを目指しますが、彼らだけでは心許ないということで、彼ら本家とは別の分家の繁殖にも今年は力を入れてきました。メダカ飼育においても保険意識は大事です。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!